沈まぬ太陽(3) の商品レビュー

山崎豊子【著】

2009/10/04

本当に衝撃的な内容でした。
御巣鷹山の日航機墜落事故についての話ですが、あまりの事故の凄惨さ、遺族の悲しみ、苦しみ、現場社員や捜索に関わる警察官や自衛隊員、医師や社員の苦しみや葛藤。。
想像もできないくらいの地獄を垣間見ることができた作品です。
日々の何気ない生活って本当に幸せなんだなと考えさせられました。

2009/10/04

１，２巻読まずにこれから読んでしまいました。
･･･が、意外と読めます。

前後共に速く読みたくなりました。

2009/10/04

衝撃的な本だった。
小説、みたいだけどかなりの事実を元にして作られてる。
さすが、新聞記者（だっけ）。
私が生まれる前の航空機の大事故。
こんなに悲惨だったとは。こんなに悲劇があったとは。
こんなに会社の体質がひどかったとは。
こんなに事故の原因が不明であるとは。
こんなにも人間はばらばらにちってしまうのか。
こんなにも人間の命ははかないのか。

いろいろと考えた。というか、涙が何度もでかけたし。
大切な人が３０分の恐怖にさらされたうえ、
腕一本、あし一本しか見つからないとかどんなにつらいか。
でも、あし一本でも見つけてしまう夫婦の愛とかにもぐっときた。
忘れてはいけない大事な事件。

2009/10/07

私の飛行機嫌いの原点である事件

4巻5巻を読まなければ分からないが
恩地氏の存在感も薄く、企業体質を描くためといえ
この事件をここまで描かねばならなかったのか
若干の疑問。

2009/10/04

クライマーズ・ハイも壮絶だったが、これは現場のレポに近い。
実名も出てくるし、地獄のような状況があまりにも・・・
言葉にもならないし、読んでいるだけで恐怖と悲しみで震えそうになる。
何度泣いたか。
リアルにこの事件をよく知らないので（ニュースとしては知っていたけど、正直なところ、ここまでとはまさか思っていなかった）サリン事件と同じく、知らないことの怖さを感じる。しかも、現存する大企業である。非常に怖い。

2009/10/04

なぜ飛行機は落ちたのか、
その時そこにいた人は、何を思い、何を感じ、
何をし、そしてどうなったのか･･･

人の感情をあまりにもリアルに描写していながらも、
同時に、事の詳細をとても丁寧に書き出している、
まさにノンフィクションの醍醐味、という感じの
内容でした。
「日航の腐敗」が、全巻を通してのテーマでありながらも、やはりこの「御巣鷹山篇」では、
墜落事故の詳細の描写が、あまりにも胸に迫り、
余りにも悲しく、読みながら涙が止まりませんでした。

事故の原因についても、
直接的原因、間接的原因ともに、とても詳細に書かれており、おそらくこれが真実なんだろうと思わせられました。

後世に残すべき、作品だと思います。

2009/10/04

１巻〜５巻ある中でこの３巻が一番すごいですね。
なんといってもあの日航ジャンボ機墜落事故を元にしていますから！
細かすぎます！読んでいるだけで映像が流れている訳ではないのに
つい目をそむけたくなる文章です。
でも決して逃げてはいけない内容。
勉強にもなり、読み応えたっぷりの一冊。

2009/10/07

「歴史は繰り返すんだ、だから歴史を学ばなければならない」
中学時代の恩師の言葉を思い出した。
歴史を繰り返さないために、知らなければならないこともあるんだ。たとえそれが目を背けたいものであっても

2009/10/04

矢野提供本。

私の大好きな山崎豊子さんの本です。
文章にひきこまれ、日本語の言葉の美しさに魅了されます！
ぜひぜひ読んでみてくださいっ。

2009/10/04

やばいっしょー。描写がリアルすぎて気が萎える。
航空事故の生々しさをここまで感じられるとは思ってなかった。

ストーリーとは別だけども、問題の全てが凝縮されてる。