夏の庭 の商品レビュー

湯本香樹実(著者)

2009/10/04

死を見たがる少年達。夏の香りがする。この時間は有限なんだよねって感じ。もっと、しっかり生きようって気になる。

2009/10/04

少年3人とおじいさんの話し。死と生を少年の目線で考えさせられます。あったかい童話のような話しではなく、リアルな視点で描かれています。

2009/10/04

世界の十数カ国で話題を呼んだ作品。児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、ボストン・グローブ＝ホーン・ブック賞、ミルドレッド・バチェルダー賞等受賞。

2009/10/04

小学生や中学生の読書感想文の課題本に、これほどふさわしい作品はないのではないでしょうか？　もちろん、大人が読んでも十分に感動できます。眩しいくらいの夏の１ページを切り取った、感動作品だと言えるでしょう。読みやすい上に胸一杯の感動が味わえる作品です。残念ながら映画は見たことがないのですが、機会があったらぜひ見てみたいと思いました。過ぎ去った日々を懐かしく思い出したい方、お勧めです。

2010/05/25

「あのじじいの死ぬ所、見ようぜ！」という子供の好奇心から始まるストーリー。
このじいさん、うちの死んだガンコじじいにそっくりなんだよ。涙。
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企画のために再読。
この作品、15年前に映画化されてるんだけど、大好きなお話なのでぜひドラマ化したい！
通りますように。

2009/10/07

≪十二歳の少年たちの忘れがたい夏を描き､
　世界の十数カ国で話題を呼んだ作品。
　児童文学者協会新人賞､児童文芸新人賞､
　ボストン・グローブ＝ホーン・ブック賞、
　ミルドレッド・バチェルダー文学賞等受賞。(見返しより)≫

おばあさんのお葬式から帰ってきた友人の話を聞いて、死んだ人を見てみたいと思った少年たち。
ちょうど近所に住んでいる「もうじき死ぬんじゃないか」と噂されているひとり暮らしのおじいさんを見張ることにしたのだった。
興味本位で見張りはじめた少年たちと、面白半分に見張られているおじいさん。双方の気持ちの動きがじわりじわりと移り変わってゆく様がじんとさせる。
おじいさんの庭での彼らのひと夏は、彼らの血となり肉となっていつまでも彼ら自身を形づくることになるのだろう。

2009/10/04

今まで読んだ本の中で一番好きな作品。暇さえあれば読み返すくらい、あたしはこの話の虜です。こんな友情を、小学生の時に体験したかったな。