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夏の庭 の商品レビュー

4.4

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

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2011/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 面白かった。心温まる話。私は涙腺がゆるい。ラストはぼろぼろ泣いてしまった。勢いであとがきも泣きながらよんだ。 児童文学、いい話が多いですね。安心して読めます。こんなじじい、最近いるんだろうか?ぜひ、いてほしいです。

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2009/10/04

人の死ぬ所を見たい、と、近所の死にそうなおじいさんの見張りを続ける少年たち。 見張りを続けていると正体がばれ、一緒に過ごすうちにおじいさんは元気になっていく。 人の死。 知ってる人の誰かが死ぬってことは怖いことじゃないけど、その人がいなくなるのは怖いことなんだなぁ。 私みたい...

人の死ぬ所を見たい、と、近所の死にそうなおじいさんの見張りを続ける少年たち。 見張りを続けていると正体がばれ、一緒に過ごすうちにおじいさんは元気になっていく。 人の死。 知ってる人の誰かが死ぬってことは怖いことじゃないけど、その人がいなくなるのは怖いことなんだなぁ。 私みたいに生きてる人は「死=怖い」みたいな概念に囚われがちだけど、その当人にとってみれば特になんも思ってないのかも。 安らかな顔をしてれば、「あぁ、幸せそうだ」って感じで。 周りの人は、「死=怖い」じゃなくて、「死=その人と過ごせなくなる=怖い」だってことを、知っているべきじゃないですかね。

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2009/10/04

描写力が素晴らしい。 (その点では☆5つ) でも、最後に何かもっと、 ぐっとくるような出来事とかセリフとか、 登場人物の変化とか、そういったものがほしかったなぁ。 (結末が完全に読めてしまったということで、☆3つ)

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2009/10/04

学校で本を読んでて初めて泣いた本だったから印象に残っている。多分、今見ても泣けると思う。余韻に浸れる本だと思う。

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2009/10/04

死に直面した老人と子どもというモチーフ。3人の少年は人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。

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2009/10/04

このところよくこの本のことを思い出す。小学校の時に読書感想文のための推薦図書から選んだ。映画も良かったと思う。印象的。

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2009/10/07

12歳の夏、ぼくたちは「死」について知りたいと思った。そして、もうすぐ死ぬんじゃないかと噂される、一人暮らしのおじいさんを見張り始めて…? 三人の少年と孤独な老人のかけがえのない夏を描き、世界十数ヵ国で出版され、映画化もされた話題作。児童文学者協会新人賞 児童文芸新人賞 ボストン...

12歳の夏、ぼくたちは「死」について知りたいと思った。そして、もうすぐ死ぬんじゃないかと噂される、一人暮らしのおじいさんを見張り始めて…? 三人の少年と孤独な老人のかけがえのない夏を描き、世界十数ヵ国で出版され、映画化もされた話題作。児童文学者協会新人賞 児童文芸新人賞 ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞他受賞多数

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2009/10/04

どことなく「スタンド・バイ・ミー」を思わせる雰囲気漂う、少年3人の物語。 この本のカテゴリは「児童書」ですが、大人が読んでも充分な手ごたえがあります。 というか、真に良質な児童書は子供にとっても大人にとっても良質なものなのですよね。 登場する少年はそれぞれにどこか満たされない...

どことなく「スタンド・バイ・ミー」を思わせる雰囲気漂う、少年3人の物語。 この本のカテゴリは「児童書」ですが、大人が読んでも充分な手ごたえがあります。 というか、真に良質な児童書は子供にとっても大人にとっても良質なものなのですよね。 登場する少年はそれぞれにどこか満たされないものを感じていて、家庭環境もそれぞれに異なる問題を抱えています。 そんな彼らがある日、「もうすぐ死ぬかもしれないおじいさん」を「観察」して、ひとの死ぬところを見てみたい といった残酷な興味を持ちます。 制約だらけで生気の無い毎日の捌け口として「おじいさんの観察」を始める少年たちは、奇妙な成り行きでこの「1人暮らしのおじいさん」と関わっていくことに・・・。 子供は生まれてくる場所を自分で選べない。それ自体がこの世の不条理だと感じる子供は少なくないと思う。子供が純真で無垢だなんて嘘。小学生だって幸せで楽しい時間ばかりじゃない。子供の世界も生きていくのはそれぞれにキビしいのです。 世界は広いのに閉塞している・・・そう感じたことのある子供やかつて子供だった人々にとって、ここに広がる「夏の庭」は「それでも、この世界で生きていくのもそんなに悪くない」という気持ちにさせてくれます。 時々読み返したくなるのは、それでかもしれません。       

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2009/10/04

「死」って何なんだろう? 素朴な子供の疑問から生まれた物語。 いいですねぇ。楽しかった思い出、 悲しかった思い出、いろいろあるけど 全部いい思い出なんですよ。 大人になっても絶対忘れないと思うなぁ。

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2009/10/07

子供の無邪気が残酷に見えた話。おじいさんが死ぬところを見よう、と。けどおじいさんと仲良くなっていく過程など良かったです。

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