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炎蛹 の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/28

鮫5弾。 3つの事件が重なっている今回は、少々場面の切り替わりがバタバタと忙しい。 でもさすが大沢せんせ。 そのあたりはさらっと上手く書き分けていると思う。 それと気に入ったのは今回は鮫にパートナーがいること。 甲屋さんと一緒に行動しなければならないという制限が、そういうのに慣...

鮫5弾。 3つの事件が重なっている今回は、少々場面の切り替わりがバタバタと忙しい。 でもさすが大沢せんせ。 そのあたりはさらっと上手く書き分けていると思う。 それと気に入ったのは今回は鮫にパートナーがいること。 甲屋さんと一緒に行動しなければならないという制限が、そういうのに慣れていない鮫の新たな一面を垣間見せてくれていて、ファンとしてはとても楽しかった。 けれど、3つの事件が錯綜してこちらの精神状態もハイになってはくるものの、特別最後に大波となってドーン! という感じではなくて残念。 鮫の疲弊具合はいつになく凄いので(笑)、「今回は大変だなあ。最後どうなる?どうなる?」とか思っていると、あれ、なんか簡単に終わっちゃったなー……というか……。 晶との絡みも少ないし、少し物足りなかったかな。 それとイラン人と台湾人の抗争の背景も見えづらかった。 そういった難はあるものの、それでも抜群の安定感があり、読書時間が思ったように取れなかったのだけれど、期間があいてしまってもとても楽しませてもらいました。 何よりも一番のファンである桃井がいつも以上に格好良かったので、ちょうごちそうさまだった。(不純)

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2011/09/17

新宿鮫シリーズの中で今のところ一番楽しめた本。あの「甲屋さん」のおかげでいつもの一匹狼がほっこり和んだ感じで珍しかったのかも。物語はいつも通り緻密でさまざまな事件が絡み合う息詰まる展開で読んでいて非常にひきこまれる。

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2009/10/07

むーん。地味だなぁ。過去4作比較し、鮫シリーズで最も地味かも。いくつもの事件が平行して錯綜しているけどそれぞれの必然性に説得力がないんだよなぁ。なぜ放火に至ったのか?なぜイラン人と台湾人が対立するのか? そして何より今までの作品での吸引力のひとつであった鮫島の怒りの希薄なところが...

むーん。地味だなぁ。過去4作比較し、鮫シリーズで最も地味かも。いくつもの事件が平行して錯綜しているけどそれぞれの必然性に説得力がないんだよなぁ。なぜ放火に至ったのか?なぜイラン人と台湾人が対立するのか? そして何より今までの作品での吸引力のひとつであった鮫島の怒りの希薄なところがドキドキ感を奪っているような気がする。警察、消防、防疫所、みんな鮫島を助ける。対立が鮫のおもしろいところなのだが... とはいえ二日くらいで読了したので、おもしろいといえばおもしろい。ムラカミは今後も現れるのでしょうか??

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2009/10/04

放火犯に海外から持ち込まれた危険な虫の幼虫探しに娼婦殺し.3つの事件が一つにつながるまで,サクサク読める. 個人的に晶とのからみが少ない気が.晶との絡みはかなり赤面ものだと思う.ハードボイルドだから許せる設定ダナ.

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2009/10/04

3つの事件が同時に進行していき、それぞれが絡み合っていくんだけど、どれに焦点を当てればよいのか、イマイチはっきりしなかった。タイトルにもなっている炎蛹(フラメウス・プーパ)も、最後に割りとあっさり処理されちゃうし。これまでの作品の中では、一番盛り上がりに欠けてたというのが正直なと...

3つの事件が同時に進行していき、それぞれが絡み合っていくんだけど、どれに焦点を当てればよいのか、イマイチはっきりしなかった。タイトルにもなっている炎蛹(フラメウス・プーパ)も、最後に割りとあっさり処理されちゃうし。これまでの作品の中では、一番盛り上がりに欠けてたというのが正直なところか。

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2009/10/07

新宿鮫シリーズ第5弾。面白かったです。あんまりハラハラドキドキはなかったけど、はずれがないので安心して読めます。甲屋さんはこれからも出てくるのだろうか?なかなか面白いキャラでした。鮫島は相変わらずかっこいいし、桃井課長も渋いし、次巻の活躍が楽しみです。

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2009/10/04

・まぁ所謂ひとつの非合法でアングラな活動をするイラン人と台湾人の対立・抗争というのが一つの事件。・娼婦に性病をうつされた事で人生がメチャクチャになったと 思い込み、その娼婦を殺してやろうと躍起になる男の事件が二つ目の事件。・ラブホテル連続放火が三つ目の事件。・コロンビアから出稼...

・まぁ所謂ひとつの非合法でアングラな活動をするイラン人と台湾人の対立・抗争というのが一つの事件。・娼婦に性病をうつされた事で人生がメチャクチャになったと 思い込み、その娼婦を殺してやろうと躍起になる男の事件が二つ目の事件。・ラブホテル連続放火が三つ目の事件。・コロンビアから出稼ぎにやって来た娼婦と共に日本に持ち込まれてしまったイネ科の害虫の卵を追うというのが四つ目。これらの4つの事件が複雑に(都合よく?)絡み合い、事件は終結を迎える。一つ一つの事件は割と小粒ではあるけれど、それを巧みに繋ぎ合わせて一つの小説に仕上げてしまう作者の 力量は正直なところ凄いと思いました。本当の事を言ってしまうと、この『新宿鮫』シリーズ、新鮮味やスリルといった部分が自分の中では回を追う毎に徐々に薄れてきた様に思えたのですが、こうして全体のプロットなんかを冷静に見てみると結構毎回凄い事やってるんだなと、改めて感じました。まぁ、純粋にエンターテイメント作品として見るなら、単純にドキドキやワクワクする部分を提供してくれるのが一番なんですけどね。

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2009/10/04

放火犯に海外から持ち込まれた危険な虫の幼虫探しに娼婦殺し.3つの事件が一つにつながるまで,サクサク読める. 個人的に晶とのからみが少ない気が.晶との絡みはかなり赤面ものだと思う.ハードボイルドだから許せる設定ダナ.

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2009/10/04

長編。シリーズ第五弾!! 海外から持ち込まれた蛹。これがもし羽化すれば、日本の農作物は全て食べ尽くされてしまう。この蛹を処分すべく、鮫島は蛹の行方を追う!! あれ?今回はあんまり盛り上がりもなく、始終淡々と物語は展開していきました。これといった見所や緊張感もなく、また、意外...

長編。シリーズ第五弾!! 海外から持ち込まれた蛹。これがもし羽化すれば、日本の農作物は全て食べ尽くされてしまう。この蛹を処分すべく、鮫島は蛹の行方を追う!! あれ?今回はあんまり盛り上がりもなく、始終淡々と物語は展開していきました。これといった見所や緊張感もなく、また、意外性もなくどんでん返しもなし。なんだかいまいちスッキリしない。鮫シリーズ読んだ後のいつもの爽快感がなく、隔靴掻痒の感が否めません。 それでも読ませる大沢先生はすごい(笑)あれよあれよという間に400ページ超ある長編を読み終わってしまいました★

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2009/10/04

第五作目のテーマは虫。ただの虫ではない。日本には生息していない外来種の害虫が持ち込まれるというところから物語りは始まる。農水省の検疫官が相棒として出てきます。虫を持ち込んだのはコロンビアマフィア。鮫島はコロンビアマフィアを追い、検疫官は虫を追いかけます。これもお薦め。

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