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炎蛹 の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2011/11/30

歌舞伎町では、外国人同士の抗争、連続放火、街娼の殺人が起こり・・・ 最初はバラバラだった事件の関連付けが上手い。 また、防疫官の甲屋、消防庁の吾妻、刑事の鮫島と立場は違えど、己の仕事に対するスタンスには共通するものがあり、共感できる。

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2011/09/22

かなり好き。 鮫島が珍しくコンビを組む。農水省防疫研究所技官(だったかな?)の甲屋さんてオジサン。ほほえましい。 ラブホ放火、街娼殺人、害虫探しの、三つの事件が重なり合う正統派警察小説。 かなりのお気に入り。

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2011/05/24

甲屋というキャラクターがユーモアがあってとても楽しいです。 シリーズ中たまにはこういう展開もアリだとは思います。 幾つかの事件が複雑に絡み合って…という手法はおもしろいですが、今作では全て甲屋というキャラクターを引き立たせているだけのようで、主人公の鮫島も事件も存在が薄かったのが...

甲屋というキャラクターがユーモアがあってとても楽しいです。 シリーズ中たまにはこういう展開もアリだとは思います。 幾つかの事件が複雑に絡み合って…という手法はおもしろいですが、今作では全て甲屋というキャラクターを引き立たせているだけのようで、主人公の鮫島も事件も存在が薄かったのがちょっと残念でした。

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2010/11/15

やっぱり大沢在昌は面白い。この小説は三つの事件がそれぞれ同時進行して、終盤でつながっている。虫の専門家、甲屋さんのキャラがいい味を出している。また、女装、オカマが登場して独特の雰囲気を出している。晶の登場が少ないのが残念だが次に期待する。

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2010/09/26

うーん、不完全燃焼かな? 幾つかの事件が同時に処理せざるを得なくて、それぞれが絡み合っててというパターンだったけど、 そもそもそこまで複雑じゃないし、一つ目が解決した後のほかの案件の処理が適当。 数ページでモノローグ形式でかたづけてしまっているし、何よりもサブタイトルにまでなって...

うーん、不完全燃焼かな? 幾つかの事件が同時に処理せざるを得なくて、それぞれが絡み合っててというパターンだったけど、 そもそもそこまで複雑じゃないし、一つ目が解決した後のほかの案件の処理が適当。 数ページでモノローグ形式でかたづけてしまっているし、何よりもサブタイトルにまでなっている炎蛹の存在が不必要。 悪役として今後登場しうる強敵な人物がでてきたけど、それもイマイチ凄さが伝わらない。

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2010/09/01

第五弾、これまた面白かったです ! 今回は一匹狼である鮫島に、相棒が登場。 鮫島の謙虚な態度が微笑ましく、またこの相棒もいいキャラでした。 (最後はハラハラしました)

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2010/10/28

今回はまた今までとは違った毛色の物語で、一見接点がなさそうな点と点が物語が展開するにつれて繋がっていく構成はとても面白く、複雑でありながら分かりやすく解かれていくので混乱することもありませんでした。 また、今作で植物防疫官という職業について知れたのも良かったです。 日本を守るのは...

今回はまた今までとは違った毛色の物語で、一見接点がなさそうな点と点が物語が展開するにつれて繋がっていく構成はとても面白く、複雑でありながら分かりやすく解かれていくので混乱することもありませんでした。 また、今作で植物防疫官という職業について知れたのも良かったです。 日本を守るのは何も犯罪者を取り締まる警察官だけではないのだなというあたりまえのことにあらためて気付き、植物防疫官の甲屋も魅力的なキャラクターで面白かったです。 新宿鮫シリーズ は物語ごとにテーマや構成、描くものなどを変えてきているので、ひとつの物語が終わるたびに次の物語はどんな物語でどんな展開なんだろうかと楽しみになります(にこにこ)。

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2010/07/01

新宿鮫の中でも、一番入り組んだ話です。放火、防疫、外国人犯罪、殺人の4つが重なり合い、それぞれがどこかでそれぞれのヒントになっている。非常に良くできています。いつものことながら、鮫島刑事を取り巻く、サブ・キャラクターがいい味を出しています。

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2010/03/07

娼婦殺人、連続ラブホテル放火、それから海外から持ち込まれてしまった害虫の行方──と独立した事件が絡み合って作中ずっと緊迫感があります。事件の被害者や加害者が他の事件の重要な情報を持っていたりするため、誰かを捕まえればいいのに誰もが隠れる、というシチュエーションがよかったです。 頑...

娼婦殺人、連続ラブホテル放火、それから海外から持ち込まれてしまった害虫の行方──と独立した事件が絡み合って作中ずっと緊迫感があります。事件の被害者や加害者が他の事件の重要な情報を持っていたりするため、誰かを捕まえればいいのに誰もが隠れる、というシチュエーションがよかったです。 頑固で、だけど独特のユーモアを持った甲屋さんが良い味出してました。

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2010/02/04

新宿鮫シリーズ、5作品目。 かなり順調に読み進めてますw 外国人マフィア同士の抗争、 ラブホテルの連続放火事件、 外国人の売春婦連続殺人、 っていう3つの事件がこんがらがったストーリー。 なんとなぁくの接点はあるけど、 別にすべての事件に関連性があるわけではない。 鮫島さ...

新宿鮫シリーズ、5作品目。 かなり順調に読み進めてますw 外国人マフィア同士の抗争、 ラブホテルの連続放火事件、 外国人の売春婦連続殺人、 っていう3つの事件がこんがらがったストーリー。 なんとなぁくの接点はあるけど、 別にすべての事件に関連性があるわけではない。 鮫島さん、大変です。 同時期に起きちゃった この3つの事件をすべて捜査するんだから。 場面がクルクル変わるから、 最初はわけわかんなくなりそうだったけど… 今回の犯人はけっこう精神冒されちゃってる系の人もいて、 心理描写がすごい上手に書かれている作品だったかな。 普段は一匹狼の鮫島が、 最初から最後までチームを組んで事件を追っていくの。 相棒は、農水省植物防疫官の甲屋… 彼は南米から持ち込まれた稲の害虫 「フラメウス・プーパ」の付着したワラ細工を探していてね、 その持ち主が、鮫島が追ってるイラン人マフィアの彼女なわけ。 甲屋さんもそうなんだけど、他の登場人物も、 今回は魅力的な人がけっこう出てくるよ。

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