天帝妖狐 の商品レビュー
他のモノよりダークな感じが薄く、人物描写に力が入っているような気がしないでもない。そんなコメント出来るほど僕わかってないですが。
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私はホラーとかグロテスクな作品は苦手なのだけれど、何故か乙一の作品は好き。表題作、すごく血なまぐさくて怖いんだけど、ラストでは泣いてしまう。
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『A MASKED BALL』人気のないトイレに書かれた、”ラクガキスルベカラズ”から始まる、パソコンではなくて、トイレの落書きチャット。最初はただのやりとりだったのが、次第に怪奇じみてきて・・・。 トイレで、という発想が面白かった!けど、最後の犯人がもう少し分かっても良かったん...
『A MASKED BALL』人気のないトイレに書かれた、”ラクガキスルベカラズ”から始まる、パソコンではなくて、トイレの落書きチャット。最初はただのやりとりだったのが、次第に怪奇じみてきて・・・。 トイレで、という発想が面白かった!けど、最後の犯人がもう少し分かっても良かったんじゃないかな〜と思ってしまったた。 『天帝妖孤』少年時代に狐狗狸さんをやって、人間の体を失うはめになった夜木と、道で倒れていた夜木を助けた杏子の二人の視点からなるお話。永遠を孤独で生きなければならない夜木の苦悩が、杏子と出逢って少しの間でも和らいだ所がとても切なくて良かった。 2007.9.23〜24。
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「A MASKED BALL」と「天帝妖狐」が収録されてある。 「A MASKED BALL」はトイレの落書きでの匿名コミュニケーションにカタカナで書き込むサイコさんが混じって事件を起こすという話。 「天帝妖狐」は子供の時にコックリさんをしていた時に「早苗」という霊的存在と交流を...
「A MASKED BALL」と「天帝妖狐」が収録されてある。 「A MASKED BALL」はトイレの落書きでの匿名コミュニケーションにカタカナで書き込むサイコさんが混じって事件を起こすという話。 「天帝妖狐」は子供の時にコックリさんをしていた時に「早苗」という霊的存在と交流を持ち、永遠の命を契約した事から怪我をするたびに新しい化け物の体が現れる事になり、包帯で自分の姿を隠し放浪していた夜木が杏子と出会い、つかの間の普通の人間的生活を味わうという話。
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乙一さんて恐そうなイメージでしたが、此れはそうでもなかったです。 ミステリアスで、うるっとたものもありました。
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切ない。やるせない。胸が痛くて涙が出ました。乙一さんの心理描写は本当に手に汗かきます。また読み返したいので、4つ。
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悲しく優しいホラー。人間ではないものになっていく終わりのない絶望の中に生きる夜木が、人間の暖かさというものに触れたとき、悲しみの中にも少しの救いを感じました。初めて読んだ乙一の作品です。淡々とした文章がバックにいろいろなものを思わせるので、読み手側次第で物語が何倍にも膨らんでいく...
悲しく優しいホラー。人間ではないものになっていく終わりのない絶望の中に生きる夜木が、人間の暖かさというものに触れたとき、悲しみの中にも少しの救いを感じました。初めて読んだ乙一の作品です。淡々とした文章がバックにいろいろなものを思わせるので、読み手側次第で物語が何倍にも膨らんでいくと思う。読み終わった後には、消失感と寂寥感が残りました。
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泣けました。なんというか…泣けます!という件で読んでいるわけではないのに、最終的に泣いてしまった、という本です。 命の大切さと言うよりも、生きるという選択肢においていかに生きるということが辛く、しかし幸せかを感じさせられました。
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天帝妖狐は優しいのに辛い、死にたくないって気持ちは分かるけど永遠の命もいらない。あと壁の落書きは結構面白かったです。
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トイレの落書きにはどきどきした。夜木さんは本当はすごい、良い人だと思う。きっといつまでも苦しんで苦しんで、生きるんだろうな。
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