センセイの鞄 の商品レビュー

川上弘美(著者)

2009/10/04

映画化もされたんですよね。
川上さんの小説に出てくる食べ物は、どれもすごくおいしそうです。
センセイとツキコさんとのかけあいもナイス。

2009/10/04

柄本明、小泉今日子主演でドラマ化された長編。

　卒業後、何十年もたつのにツキコはセンセイと呼ぶ。居酒屋でそれぞれのお酒とそれぞれの肴を頼んで、カウンターで一献。ひょうひょうとしたセンセイのキャラクターが、とても愛らしい。はた目にはちぐはぐな２人だと思う。でも、小さなことでいさかいをしたり、やきもちをやいたり、恋愛の定石はきちんと踏んでいるように感じられた。

　この作品も、お酒のシーンがたくさん出てくる。登場人物がグラスなり猪口を傾けると、自分までほろ酔いのような気分になってくるから不思議。

2009/10/04

鞄の中には何がある？　「センセイ」は私の高校時代の古文の先生。１０数年ぶりに再会したセンセイとわたしが、過ごした、あわあわと、そして色濃く流れゆく日々。長篇恋愛小説。

【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50068497.html

2009/10/04

川上弘美の作品で一番好きです。二人の関係は微妙で、恋とは言えないような、でもその脆さと曖昧さは恋としか呼べないような…大事なのは一人と一人で酒を飲むだけで良かった二人が一緒にいようとすること。最後のシーンといい、好きの一言です。

2009/10/04

もう何度も何度も読み返してしまった作品。すごく好き。もう・・・なんていうの？月子さんがすごく好き。二人の様子がね、どうしようもなく。ほほえましいというかなんと言うか。というか私は川上弘美は全て好きです。いいよね。文体がなんか、すっごくあったかい。ああ、また久しぶりに読み返したいな。

2009/10/04

３７歳のツキコさんと、高校の時の国語の先生（７０代）が織りなす、浮遊感あふれる恋。一杯呑み屋でのふたりの会話が、とてもこころに伝わってくる。

2009/10/04

"センセイ"じゃなくてもし"先生"だったら、またこの物語は少し違った感じになったと思います。日本語って素敵。

2009/10/04

やっと読みました本編
この人はどうしてこう食べ物をおいしそうに表現できるんでしょう…その描写が二人の心情を表すのにうまく一役買っているところがまた素晴らしい

2009/10/04

文庫待ちをしている時に、幸運にも古本屋で１００円のワンコインラッキープライスにて購入。居酒屋でこういう飲みかたしたいと思う本。

2009/10/04

この作品でこの作者にどっぷりつかった。あまりに独特な雰囲気と流れのある作品で、さくさくとはいかなくても、作品に入る込むことはできた。