人狼城の恐怖(第1部) の商品レビュー
シリーズ最長編の第一…
シリーズ最長編の第一部。ハーメルンの笛吹き男や狼男を冒頭に持ってきて読者のイメージをかき立てている。古城を舞台にした不可解な密室殺人連発で期待が高まる。
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ドイツの人狼城でおき…
ドイツの人狼城でおきる殺人事件。問題編なので解決はしませんが、その分厚さには圧倒されます。
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ドイツの人狼城での大…
ドイツの人狼城での大量殺人。第一部なので解決はしないが、それが逆に恐怖となる。
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前半部・中盤部はいわ…
前半部・中盤部はいわゆるホラー・ミステリーの典型的パターンですが、終盤の展開には驚かされました。二つの城でのそれぞれのお話が、1部と2部で楽しめるようになっています。
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全四巻の超大作。ドイ…
全四巻の超大作。ドイツの人狼城で起こる猟奇殺人事件。果して犯人は誰なのか。城の秘密とは?
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本格ミステリ・ベスト…
本格ミステリ・ベスト10で1位を獲得した作品。全4巻の大作で読み応えアリ。
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ー 「このヨーロッパに、太古から二つの勢力が相まみえていると考えてみたまえ。一つは実存に基づいた勢力。もう一つは神秘に基づいた勢力だ。あるいは単純に、神の勢力と悪魔の勢力と換言することができるものどもだ。 この二つの勢力の超大な力はほとんど拮抗しており、闇の世界の中で、有史以来...
ー 「このヨーロッパに、太古から二つの勢力が相まみえていると考えてみたまえ。一つは実存に基づいた勢力。もう一つは神秘に基づいた勢力だ。あるいは単純に、神の勢力と悪魔の勢力と換言することができるものどもだ。 この二つの勢力の超大な力はほとんど拮抗しており、闇の世界の中で、有史以来、ずっと熾烈な抗争を繰り広げてきている。彼女が、そのどちらかの一派に付く下っ端であることは充分に考えられることだな。 若い君らも、あのアドルフ・ヒトラーがオカルトの信奉者だったのは知っておるだろう。そもそも、ヒトラーのドイツ労働者党が、トゥーレというオカルト秘密結社を母胎としておることは有名な話だ。アンダルーシアは、そのトゥーレの儀式に深くかかわっておった。私が聞いた話では、アンダルーシアは、戦時中にヒトラーに拘束され、星気体による軍隊を整備するよう命令された人員の一人だった。これが成功していれば、当時、たいへんなことになっただろう。何故なら、この軍隊は実体がなく、ほとんど不死身なのだからな。戦争の結果に、間違いなく多大な影響が出ておっただろう」 テオドールは、すっかりオカルトじみた教授の話に、完全に面食らった。 ー 1970年のドイツを舞台とした第一部。 長い長編小説としてギネスにも登録された作品。 300ページまで事件が起きないなんて、さすが。 フランスとドイツの国境の渓谷を隔てて屹立する双子の城を舞台に繰り広げられる事件。ミステリーの宝石箱のような作品。 早くフランス編も読みたいなぁ(@ ̄ρ ̄@)
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蘭子シリーズなのにすごく読みやすい、と思ったらまだ蘭子が出てきてませんでした。人狼城は双子のお城。第一部ではドイツ側の「銀の狼城」に招かれた十人の客と城主夫人と使用人たちの間で話が進みます。閉じ込められた彼ら、連続殺人、見え隠れする不気味な影。再読なのに全く覚えていないので展開が...
蘭子シリーズなのにすごく読みやすい、と思ったらまだ蘭子が出てきてませんでした。人狼城は双子のお城。第一部ではドイツ側の「銀の狼城」に招かれた十人の客と城主夫人と使用人たちの間で話が進みます。閉じ込められた彼ら、連続殺人、見え隠れする不気味な影。再読なのに全く覚えていないので展開が変わるたびにドキドキします。さて、次はフランス側、双子のもう一つのお城です。いざ!
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世界最長の推理物で、ギネス登録されているそうです。あらすじに「身の毛もよだつ殺人事件が起きた」とありますが、かなりグロテスクな殺人が、しかも次々起こります。背景設定の効果で、そこに閉塞感と重圧感が加わって鳥肌物でした。ただ、舞台となる人狼城が旅行の最終目的地で、その2日位前から始...
世界最長の推理物で、ギネス登録されているそうです。あらすじに「身の毛もよだつ殺人事件が起きた」とありますが、かなりグロテスクな殺人が、しかも次々起こります。背景設定の効果で、そこに閉塞感と重圧感が加わって鳥肌物でした。ただ、舞台となる人狼城が旅行の最終目的地で、その2日位前から始まります。戦争や歴史や伝説や登場人物の生い立ちまでもりだくさん。ちょっと辟易してきます。個人的にはハーメルンの笛吹きは必要だったの?という感じでした。
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世界最長の本格推理小説。隔世の立地、密室、大量殺人、王道を行く作品です。 とりあえず第1巻完読。 長いが案外読みやすくどんどん進められます。 長いだけあって、情景や登場人物が丁寧に描かれるため、後半の無差別殺人の恐怖感がより一層引き立ちます。大量の謎をばらまいていった第1巻ですが...
世界最長の本格推理小説。隔世の立地、密室、大量殺人、王道を行く作品です。 とりあえず第1巻完読。 長いが案外読みやすくどんどん進められます。 長いだけあって、情景や登場人物が丁寧に描かれるため、後半の無差別殺人の恐怖感がより一層引き立ちます。大量の謎をばらまいていった第1巻ですが、本格推理小説として、トリックと動機はきちんと回収できるのかな?ラスト人狼出てきちゃってオカルト系?嫌な予感はしてますが2巻以降も読み進めてみたい。
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