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人の心はどこまでわかるか の商品レビュー

3.7

40件のお客様レビュー

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2011/06/15

今の自分にとって、ジャストタイミングで出会えたと思えた本。 「答えは問処にあり」という言葉がとてもしっくりときて、折に触れて思い出すようになりました。 そのほか、「その人にとってほんとうに幸せか」考えること、「相手が攻撃できる可能性を残すこと」、「そこにいること」、言葉と心を...

今の自分にとって、ジャストタイミングで出会えたと思えた本。 「答えは問処にあり」という言葉がとてもしっくりときて、折に触れて思い出すようになりました。 そのほか、「その人にとってほんとうに幸せか」考えること、「相手が攻撃できる可能性を残すこと」、「そこにいること」、言葉と心を一致させることなど、多くの示唆をいただきました。 また、カウンセリングは本人の心に深くコミットするものであり、連携はコミットのための便宜である、という説明は、とてもすっきりと受け取れるものでした。 これからも、きっと、読み返す機会が訪れる本だろうなと思いました。この本ができるきっかけとなった本も、ぜひ読みたいです。

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2011/05/21

心理療法家としてのあり方について、 考えさせられたり納得したりできる本です。 人の悩みをきくのに料金や時間を設定することに抵抗を感じていましたが、 そこに納得できる理由も書かれていたり。 自分にこの仕事は向いているのか、 自分にこの仕事が本当にできるのか、 何年たってもそんな...

心理療法家としてのあり方について、 考えさせられたり納得したりできる本です。 人の悩みをきくのに料金や時間を設定することに抵抗を感じていましたが、 そこに納得できる理由も書かれていたり。 自分にこの仕事は向いているのか、 自分にこの仕事が本当にできるのか、 何年たってもそんな疑問を抱きながら真摯に人と向き合う。 それこそが大切な要素であることを改めて感じました。

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2011/04/20

父性というものを学べた。親と子等家族というものの考え方が日本と欧州では背景から違い、上辺だけ見ないで深いところを知って自らに落とし込む大切さみたいなことが知れた。

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2010/10/02

[ 内容 ] 悩み、傷つく心を知ると自分も他人も見えてくる!! 人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている「心の専門家」である著者が、「人の心とは何か」に心理療法の現場から答える。 [ 目次 ] 第1章 私が「人の心」に出会ったとき 第2章 日本人の心の問題 第3章...

[ 内容 ] 悩み、傷つく心を知ると自分も他人も見えてくる!! 人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている「心の専門家」である著者が、「人の心とは何か」に心理療法の現場から答える。 [ 目次 ] 第1章 私が「人の心」に出会ったとき 第2章 日本人の心の問題 第3章 心との対話法 第4章 心がいま直面していること 第5章 心の影と闇、そして新しい発見 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/09/25

人の心がどこまでわかるか、書かれている本ではなく、心理療法家の方々の視点から心の問題を問いかける本。 自我を鍛えたい。

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2010/09/06

著者はユング派の心理療法を確立した有名な臨床心理学者。 専門的な言葉が少ないので、初心者でも読みやすいけど、単純に表があれば裏があるというような話ではないので、白黒はっきりつけたい人には無理だと思われます。 経験談は少し自慢的なところも…

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2010/07/29

正直あんまり好きになれなかった。 臨床心理士からの疑問に臨床心理士が答えるという形だが、専門的な知見や臨床経験にもとづいた回答に、憶測や思い込みのようなものをさらっと混ぜてくるように思えて危なっかしい気がした。 彼に救われた人も多いだろうけど、父性とやらで厳しい態度をとって逆に悪...

正直あんまり好きになれなかった。 臨床心理士からの疑問に臨床心理士が答えるという形だが、専門的な知見や臨床経験にもとづいた回答に、憶測や思い込みのようなものをさらっと混ぜてくるように思えて危なっかしい気がした。 彼に救われた人も多いだろうけど、父性とやらで厳しい態度をとって逆に悪化した人も多いのではと想像してしまった。経験によりさじ加減が分かってくるとは言う一方で、心理士は慢心してはいけないと諭しているのは救いだけれど。 個人的にはあまりこういう人に相談したくはない。

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2010/07/13

学校の職員文庫の片隅にあったのを拝読。 河合さんの経験に基づく考えや思いが詰まった本で、 しかも、語り口が柔らかいので、とてもわかりやすく読み進めることができた。 この本を読んで、内容を理解し、そのことを実践できるのであれば、 学校教育の質ももっとアップするだろうなぁと思いつ...

学校の職員文庫の片隅にあったのを拝読。 河合さんの経験に基づく考えや思いが詰まった本で、 しかも、語り口が柔らかいので、とてもわかりやすく読み進めることができた。 この本を読んで、内容を理解し、そのことを実践できるのであれば、 学校教育の質ももっとアップするだろうなぁと思いつつ… この本に限らず、河合さんに触れたことのある先生は、 子どもに対する見方が柔らかいなぁと感じることが多いので、 学校の先生であれば、河合さんにぜひ触れてほしいなと思う。

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2010/06/07

現場で活躍する心理療法家たちのさまざまな質問に答えるかたちで出来上がった本である。気軽には読めるが、読むほどに人と人のかかわりについて胸にしみるような言葉が多かった。 現場で苦労する心理療法家たちの真剣な質問に、著者も熱心に語り、小冊子ながら奥行きと幅のある、良質な本になってい...

現場で活躍する心理療法家たちのさまざまな質問に答えるかたちで出来上がった本である。気軽には読めるが、読むほどに人と人のかかわりについて胸にしみるような言葉が多かった。 現場で苦労する心理療法家たちの真剣な質問に、著者も熱心に語り、小冊子ながら奥行きと幅のある、良質な本になっている。著者が、来談者にかかわる姿勢が、じかに感じられる。 深いところにどんと安定して来談者にどこまでも付き添っていく限りない包容性。それでいてちょっとした言葉の端はしに、こちらがハッとするような細やかな指摘があったりして、じつに参考になる。 心理療法について語りながら、人間と人間との関係についてのもっとも深いところに平易な言葉で触れていく、魅力的な本だ。

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2010/05/17

心理療法家が主なテーマだけれど、 それ以外の仕事に対する情熱みたいなものの大切さも気づかせてくれました。しかもすんなりと。 絶え間ない勉強勉強。

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