管理される心 の商品レビュー
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翻訳書で、非常に読みづらかった。が、感情が経済活動の中で商品的に扱われるようになったことを記述し、その問題点をあらわしたということでは画期的なのだと思う。 感情労働のリスクについては書かれていたが、そのリスクを下げていくための処方箋については、具体案はあまりなかった。そこは残念だ...
翻訳書で、非常に読みづらかった。が、感情が経済活動の中で商品的に扱われるようになったことを記述し、その問題点をあらわしたということでは画期的なのだと思う。 感情労働のリスクについては書かれていたが、そのリスクを下げていくための処方箋については、具体案はあまりなかった。そこは残念だが、もともと本書のスコープではないのだろう。 心身の健康を保つには、セルフマネジメント的に、自己の感情やコンディションを俯瞰するということがポイントだと思うので、実践はそこにつながっていくのだと思う。
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感情労働という概念は知ってており、つまみ読みはしていたが、それを明示した本書をやっと読み通せた。 個人的には以下の点が学びになった。 •シャドーワークと感情労働(特に家事や育児を巡る) •ジェンダーと感情労働(女性への「感情教育」のあり方、そして「感情政治」とのつながり) •有...
感情労働という概念は知ってており、つまみ読みはしていたが、それを明示した本書をやっと読み通せた。 個人的には以下の点が学びになった。 •シャドーワークと感情労働(特に家事や育児を巡る) •ジェンダーと感情労働(女性への「感情教育」のあり方、そして「感情政治」とのつながり) •有機体論と相互作用論の2つを踏まえての感情労働論
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論文の体裁に近い学術書であり、あまり読みやすくはない。 ただ、だからこそ、調査対象を客室乗務員にほぼ限定し、彼女たちが抱えさせられる感情労働とストレス性に深く切り込んでいったことが、問題をより明確にし、またジェンダー格差の背景まで迫ることを可能にしたのだと感じた。
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読んでいて、飲食店経営や○バクロを思い出した。○バクロというと僕は○タゴニアもセットで浮かんでくるのだが。フォーディズムVer.21というか。資本主義の問題と騒がれるものは大抵、フォーディズムの問題だろうと思うのだが、、、この場合、ダメなのは、私たちの態度だったりするんで、突けな...
読んでいて、飲食店経営や○バクロを思い出した。○バクロというと僕は○タゴニアもセットで浮かんでくるのだが。フォーディズムVer.21というか。資本主義の問題と騒がれるものは大抵、フォーディズムの問題だろうと思うのだが、、、この場合、ダメなのは、私たちの態度だったりするんで、突けないのかなと思う。スケジューリングとかもすごいでしょ。自由業でもそう。一点に向かって、一本道。プランBとか丸むし。こういう態度を受け継いでいてはいけないと思うし、こういう挙動が経営になれば、そりゃそうなるよと、、、
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客室乗務員の仕事をすることで、彼女は感情労働の社会的制御に対してより無防備になっていき、感情労働を自分自身で制御する能力が衰えていく。 感情規則 ”私が感じること”と”私が感じるべきこと” 私たちすべてが感情規則を同定する時の様々な仕方 自分がその感情規則に同調していないことに...
客室乗務員の仕事をすることで、彼女は感情労働の社会的制御に対してより無防備になっていき、感情労働を自分自身で制御する能力が衰えていく。 感情規則 ”私が感じること”と”私が感じるべきこと” 私たちすべてが感情規則を同定する時の様々な仕方 自分がその感情規則に同調していないことに気づくときの仕方 ”あるべき感情”は、”実際の感情”と戦っている。 自分の感情がどの程度”妥当”なのかについて。 「彼女は単に自分が感じたことが気に入らなかった」−もっと違うように感じたかったのだ。
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医療系職種の労働と同じく、介護労働は様々なアスペクトの複合体といえる。介護離職ならぬ介護「職」離職が話題にのぼることがある昨今、介護労働における感情労働の側面について、法人役員や管理職は認識を新たにする必要があるだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感情社会学という領域を新たに切り開いたともいえる著作。 原著は1983年出版だが、もう立派な古典といえるのではないだろうか。 アメリカの最大手航空会社デルタ航空の客室乗務員を主とした聞き取り調査によって、感情が商品となっていく「感情労働」の実態を描き出している。理論的な裏付けにはC・ライト・ミルズやゴフマンが用いられ、ただのルポルタージュにとどまらない厚みを加えている。 会社にも社交にも縛られていない、ほんとうの、自然の感情を私たちがこれほどまでに求める理由は何であろうか。それは、自分にとってそうした感情があまりに珍しいものとなってしまったからだ。日常は表層、深層の両極でしつらえられた感情ですっかり覆われてしまい、ほんものの感情を追いかける道筋はどこにつながっているとも知れない。 ゴフマンが言うような「裏極域」などもはや想像することも困難な時代に生きる自分にとって、強く迫り来る一冊だった。ハードカバーではあるが200ページちょっとなうえ、文体もとても読みやすい好著。
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目 次 まえがき vii 謝 辞 x 第一部 私的生活 1 第1章 管理される心の探究 3 第2章 手がかりとしての感情 25 第3章 感情を管理する 39 第4章 感情規則 64 第5章 感情による敬意表明│贈り物の交換 87 第二部 公的生活 101 第6章 感...
目 次 まえがき vii 謝 辞 x 第一部 私的生活 1 第1章 管理される心の探究 3 第2章 手がかりとしての感情 25 第3章 感情を管理する 39 第4章 感情規則 64 第5章 感情による敬意表明│贈り物の交換 87 第二部 公的生活 101 第6章 感情管理│私的な利用から商業的利用へ 103 第7章 両極の間で│職業と感情労働 158 第8章 ジェンダー、地位、感情 186 第9章 本来性の探究 212 付 録 227 A 感情モデル│ダーウィンからゴフマンまで 228 B 感情の命名法 253 C 仕事と感情労働 264 D 地位と個人に関するコントロールシステム 270 注 271 訳者あとがき 296 参考文献 319 索 引 323
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