レーニンをミイラにした男 の商品レビュー
ベトナムに行った時、ホーチミン廟で初めて見たのが読むきっかけになった。共産国の政治的な思惑と、科学を駆使して死体の永久保存ができるという点に興味が湧く。
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レーニンが死の間際まで怖れたスターリンとトロツキーによる後継争いと党内分裂。しかしスターリンはその遺体の防腐処理による永久保存を主張し、ライバルであるトロツキーを分派活動のかどで追い落とし、個人崇拝の手段としてレーニンを死後も利用した。レーニンの遺体を巡る話なのだが、暗殺、謀略、...
レーニンが死の間際まで怖れたスターリンとトロツキーによる後継争いと党内分裂。しかしスターリンはその遺体の防腐処理による永久保存を主張し、ライバルであるトロツキーを分派活動のかどで追い落とし、個人崇拝の手段としてレーニンを死後も利用した。レーニンの遺体を巡る話なのだが、暗殺、謀略、粛清、専制の限りを尽くすスターリンという人間が心底怖い。フルシチョフによる秘密報告までの9年間は彼の遺体もレーニンと伴にあった。同様の遺体処理はベトナムのホーチミンや北朝鮮の金日成にも施された。それに携わった化学者の驚愕の手記。
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モスクワにレーニンのミイラがある、というのは知っていた。でもなぜ?と思って読んでみた。この本では、遺体の保存を手掛けた親子の物語と、保存技術について、そして当時のロシアの様子が描かれており、私にとっては全くと言っていい程馴染みのなかった国を、少しではあるが知ることが出来たと思う。...
モスクワにレーニンのミイラがある、というのは知っていた。でもなぜ?と思って読んでみた。この本では、遺体の保存を手掛けた親子の物語と、保存技術について、そして当時のロシアの様子が描かれており、私にとっては全くと言っていい程馴染みのなかった国を、少しではあるが知ることが出来たと思う。現在、この遺体保存技術がビジネスとして成立しているという章には驚いた。
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