白旗の少女 の商品レビュー
沖縄戦の状況が、正に手に取るようにわかる一冊です。 わずか、6歳の女の子が経験するにはあまりに過酷で残酷すぎる事態が次から次に起こる戦争の現実。子供向けの本とはいえ、あっという間に読み切ってしまいました。 その中、女の子は生きる為に、異常なまでのスピードで様々な知識を身につけ...
沖縄戦の状況が、正に手に取るようにわかる一冊です。 わずか、6歳の女の子が経験するにはあまりに過酷で残酷すぎる事態が次から次に起こる戦争の現実。子供向けの本とはいえ、あっという間に読み切ってしまいました。 その中、女の子は生きる為に、異常なまでのスピードで様々な知識を身につけて成長していきます(本来であれば、まだまだ周囲に甘えていられる年齢であるにもかかわらず)。それが、また悲しい気持ちにさせます。 ガマの中で偶然出会うおじいさんとおばあさんは、正に地獄に仏。そんな奇跡みたいなことが本当にあるんだな、と思いました。この方々のその後の消息が不明なのが、またこの奇跡の神秘さを増しています。 この女の子は、お父さんやお兄さんに助けてもらったのだなと、何の根拠もありませんが、確信に近いものがあります。それと女の子本人の生きる強い意志が重なって、こういう奇跡的なことが稀に起きる。 この一冊を読んだあと写真を見ると、また色々違って見えるのは私だけでしょうか。 不思議です。
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・とにかく信じられない、衝撃の連続でした。 ・ほんの6,7歳の少女が、たったひとりで?本当にひとりで?こんな過酷な状況野中で、3ヶ月ものあいだ、こんな生活やこんな立ち回りをしていたの? ・戦争を直接知らない私達からすると、信じられないようなエピソードが次から次に押し寄せてくる。で...
・とにかく信じられない、衝撃の連続でした。 ・ほんの6,7歳の少女が、たったひとりで?本当にひとりで?こんな過酷な状況野中で、3ヶ月ものあいだ、こんな生活やこんな立ち回りをしていたの? ・戦争を直接知らない私達からすると、信じられないようなエピソードが次から次に押し寄せてくる。でも写真が教えてくれる、紛れもない現実であり、事実であるのだと。 ・この写真の少女、見たこともない武器で攻撃打たれると思って、だからこそそれに向けて笑顔で手を降るこの少女に、思いを馳せてしまう。自分だったら、大人の自分だとしても、そんなことぜったいにできない。 ・どのエピソードも衝撃を受けるのだけど、やはりおじいさんおばあさんの白旗づくりの場面は、フィクションでも書けない鬼気迫る緊迫感がある。 ・そして、2025年9月現在、著者の方がまだまだご健在であるということも、衝撃に拍車をかける事実なのである。 ・多くの人に、長く、読みつがれてほしい本でした。
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今年は戦後80年ということで各テレビ局で太平洋戦争に関する特集が普段よりも多く組まれており、そのなにかの番組の中で知り得た一冊。こんなにも鮮明に白旗をあげている少女が撮影されていることなんてあるのだろうかとその写真の衝撃に思わずAmazonでぽちり。 本の内容については唯一の本土...
今年は戦後80年ということで各テレビ局で太平洋戦争に関する特集が普段よりも多く組まれており、そのなにかの番組の中で知り得た一冊。こんなにも鮮明に白旗をあげている少女が撮影されていることなんてあるのだろうかとその写真の衝撃に思わずAmazonでぽちり。 本の内容については唯一の本土決戦の場となった沖縄の悲惨な状況が鮮明に書かれている。わずか6,7歳の子がこんなにも悲惨な経験をしてこんなにも鮮明に覚えていることができるのかというくらいリアルに書かれている。あまりにも衝撃的な経験だからこそここまで鮮明に覚えていられたのだろうか。 とにもかくにも戦争には1つもいいことはない。いまも世界では紛争をしている地域があるので、そこでの紛争が1秒でも早く収まることを願ってやまない。
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当時7歳だった著者が体験した沖縄戦における実話。冒頭で、米軍が上陸する前のエピーソードで兵隊さんが著者に年齢を尋ねるシーンがあったが、7歳になったばかりだったので間違えて6歳と答えてしまった話が載っていたが、今で言えば幼稚園から小学1年生になった位の少女が、地上戦を一人で当てもな...
当時7歳だった著者が体験した沖縄戦における実話。冒頭で、米軍が上陸する前のエピーソードで兵隊さんが著者に年齢を尋ねるシーンがあったが、7歳になったばかりだったので間違えて6歳と答えてしまった話が載っていたが、今で言えば幼稚園から小学1年生になった位の少女が、地上戦を一人で当てもなく逃げ、幾度となく死にそうになりながらも生き抜いた話である。
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戦後22年経った1977年、コザ市(現沖縄市)の洋書店で見つけた写真集の白旗を持った少女の写真。それは、沖縄戦終戦の日の自分だった。 この写真を撮ってくれたのは誰なのか。さらに11年後の1988年、撮影者であるカメラマンを探すため、プラカードを持って、ニューヨークの平和行進に加わ...
戦後22年経った1977年、コザ市(現沖縄市)の洋書店で見つけた写真集の白旗を持った少女の写真。それは、沖縄戦終戦の日の自分だった。 この写真を撮ってくれたのは誰なのか。さらに11年後の1988年、撮影者であるカメラマンを探すため、プラカードを持って、ニューヨークの平和行進に加わったという話から、この記録は始まる。 「あのときわたしを撮ってくださったカメラマンは、いまどうしているだろう。もし、元気でいるのならお会いして、ひとこと感謝の言葉をつたえたい。」(p13) それは、どんな「感謝」だったのだろうか。 少女が持っていた白旗は、沖縄戦の最後、ガマで自分を匿ってくれたおじいさんとおばあさんが、必死の思いで作ってくれたものだった。しかし、その白旗は、この写真が撮られた直後、日本人の男の人によってとりあげられてしまう。 あの一枚の写真は、苦しい戦争の最中に、自分を助けてくれたおじいさんとおばあさんが、たしかにいて、二人が作ってくれた白旗が、たしかにあったことの唯一の証明だったのではないかと思った。だから、あの写真は、「撮ってくださった」ものなのだと思った。 「ところが、しばらくすると白旗の少女について、いろいろな想像でえがかれたり、推測で物語られたり、真実とはちがう話が、一般につたわるようになりました。このままでは、あのおじいさんとおばあさんの愛が失われてしまう。」(p13) この記録は、一枚の写真の白旗に込められた、体の不自由な老夫婦がくれた愛を失わせないために書かれたものである。 「物」を通じた、人の記憶や気持ちの大切さを伝える物語だと、ぼくは思った。
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あの沖縄戦を一人生き抜き、最後は姉と再会出来たのは、彼女にどんなにか救いをもたらしたか、計り知れません。素晴らしい本ですね。
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戦争について知らなくてはいけない と小さい頃から思い本や映画やテレビを見て「知ること」を繰り返してきた。 体験していないからこそ知識として叩き込み、想像力で補うしかない。 昔からタイトルは知っていたのに、なぜか白旗の少女は未読だった。 まだまだ知らなければ!と思った。 二度と戦...
戦争について知らなくてはいけない と小さい頃から思い本や映画やテレビを見て「知ること」を繰り返してきた。 体験していないからこそ知識として叩き込み、想像力で補うしかない。 昔からタイトルは知っていたのに、なぜか白旗の少女は未読だった。 まだまだ知らなければ!と思った。 二度と戦争をおこしてはならない。 ジョン・レノンの「イマジン」で歌われる世界ば作れないものだろうか。
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恥ずかしながらこの本の存在を知ったのは最近のこと。戦争は人間を信じられないほど狂わせてしまう、著者の言葉通りの恐ろしさと悲しみがこの本の中にあった。生き続けられるだけ生きる、そうありたい。
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#白旗の少女 #青い鳥文庫 #比嘉富子 #沖縄戦 沖縄戦のことを知ると、本当に胸が苦しくなります。沖縄の平和資料館も苦しかった。でも戦争とはどんなにむごいことか、知らないと、繰り返されてしまう。6歳だった比嘉さんがたった一人で生き抜き、見た光景を教えてくれます。
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今の時代からは考えられないほど過酷な状況を、小さな女の子が生き抜いた。そういう現実を、同じ国で生きる人として忘れてはいけないと思った。
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