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壬生義士伝(下) の商品レビュー

4.7

52件のお客様レビュー

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2026/03/09

吉村貫一郎の愛と義の物語。 様々な語り手が吉村貫一郎の生き様について話すのだが、どの語り手も非常に魅力的な話し方で引き込まれました。

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2026/01/03

君主に対する『忠義』とは違い、 吉村貫一郎は家族を守るために『決して死なないこと』を己の義としました。 吉村にとっての君主は朝廷でも幕府でもなく『妻・しづと家族』でした。

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2025/11/17

貧しさから脱藩した壬生浪と呼ばれた新選組にあって義を貫いた吉村貫一郎の非業の生涯。幕末・明治・大正の日本人の心の有り様、生き方がこの時代にはあった。将に浅田文学の金字塔!!決して新選組の興味だけの本ではない。松平容保公が、なにゆえあの時代に京都守護職に任ぜられたか、会津の力が強か...

貧しさから脱藩した壬生浪と呼ばれた新選組にあって義を貫いた吉村貫一郎の非業の生涯。幕末・明治・大正の日本人の心の有り様、生き方がこの時代にはあった。将に浅田文学の金字塔!!決して新選組の興味だけの本ではない。松平容保公が、なにゆえあの時代に京都守護職に任ぜられたか、会津の力が強かったからではない。諸大名中最も勤王の志厚い殿様じゃからよ。の説もある。沖田は肺痛で死に、近藤は流山で官軍に捕らえられて斬られた。原田は上野の山の彰義隊に加わって死んだ。御一新を無事に生き永らえたのは、永倉と斉藤だけだ。御一新ののち、会津藩は下北半島さいはての地、斗南へと国替えになった。23万石からわずか3万石への転封は、国替えとは名ばかりの流罪に等しかった。何をもって朝敵とするか、京都守護職として長州藩を弾圧した会津藩、江戸薩摩邸を焼討ちした庄内藩、新政府軍と激しい戦をした長岡藩、二本松藩、そして盟約を守って最後まで戦ったいくつかの藩である。

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2025/05/28

魂が震えて仕方ない作品。 男性として、こんな格好良さもあるのかと。 漢文は一切読めない、だが最後の漢文が読めてしまう。初めての経験だった。 出会えた事に感謝しかない、ありがとう!

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2023/08/24

泣かせの次郎に泣かされた。 わかっていて泣くのだから、 良い汗かいたようなものかしらん。 もう何年かしたら、また泣かせてもらいに ページを開く、そんな気がする。

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2022/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!月並みだが構成が上手い。 「吉村貫一郎」という人間のことを、その人を知ってる人間に聞き回って教えてもらう、という形式で、話の中で出てきた人を伝っていきどんどん話を聞いていく中でその人柄やエピソード、出世、人間関係、そして本人や子供達の最期を知ることが出来るという作りがよく出来ているなと感じた。 特に最後の末の息子と預け先の人にあてて書いてもらった手紙は、今までの話を読んでいると不思議とすらすら読めて、まるで自分がそれを実際にその場で読んでいるかのような錯覚に陥って、本を閉じた時の読了感があって良かった。バラバラで寄り道も多いそれぞれの話の全てがちゃんと繋がっていて見事でした。 文章も回りくどくなくすっきりと読めたのも良かった。

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2022/01/30

いやぁー参りました。感動で涙が出そうになるが、グッとこらえる自分が不思議でした。 「義」とは「武士道」とはなんなのか、何のために、誰のために生きているのか、人々の愛やふるさとへの愛、全てに感動いたしました。 うまく感想を書けませんが、ただ読み終わって「良かった」と想える一冊でした...

いやぁー参りました。感動で涙が出そうになるが、グッとこらえる自分が不思議でした。 「義」とは「武士道」とはなんなのか、何のために、誰のために生きているのか、人々の愛やふるさとへの愛、全てに感動いたしました。 うまく感想を書けませんが、ただ読み終わって「良かった」と想える一冊でした。

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2021/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なかなか切腹しない貫一郎が、朦朧とする意識の中妻からの声を聞き、やっと死ぬことができると喜ぶところが泣けてしょうがなかった。 貫一郎にとって、忠義を尽くしているのは家族だった。 そして息子たちの父への想い。 兄弟それぞれ違う道で、父と祖国のために尽力する姿。 号泣でした。よかった

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2017/12/17

人情の機微を丁寧に描く浅田次郎の傑作。 分量が多く、読むのに時間がかかるけど、その時間以上の価値がある。 主人公自身の回想と、主人公と関わりのある人物の回想を章ごとに交えて、主人公の生き様が明らかになっていくストーリー。 男は主君の為でなく、妻子のために忠義を尽くす、という主人公...

人情の機微を丁寧に描く浅田次郎の傑作。 分量が多く、読むのに時間がかかるけど、その時間以上の価値がある。 主人公自身の回想と、主人公と関わりのある人物の回想を章ごとに交えて、主人公の生き様が明らかになっていくストーリー。 男は主君の為でなく、妻子のために忠義を尽くす、という主人公の言葉に心打たれた。

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2017/06/18

上下巻を通勤電車3日間で読み、最後は涙が浮かびました。浅田さん、うまいなぁ。『輪違屋糸里』を先に読んでいて、浅田作品で壬生者の時代背景や人物設定を理解していたことで、より人物の心の動きを感じ取ることができました。 同時代を生きる作家がなぜそのテーマを選ぶのか、そうした作家への興...

上下巻を通勤電車3日間で読み、最後は涙が浮かびました。浅田さん、うまいなぁ。『輪違屋糸里』を先に読んでいて、浅田作品で壬生者の時代背景や人物設定を理解していたことで、より人物の心の動きを感じ取ることができました。 同時代を生きる作家がなぜそのテーマを選ぶのか、そうした作家への興味や作品にかける意義を感じ取りながら読むこともできる面白さを知りました。現代の日本小説に向き合うきっかけをありがとう。浅田さん!

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