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ハンニバル(上) の商品レビュー

3.9

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2009/10/04

おう!このレクター博士シリーズは、映画が好きだったので、本を読んでいても、レクター博士をアンソニー・ホプキンスでしか思い浮かべることができません。そして、ますます魅かれていきます。誰よりもエグいことをしているはずなのに、彼の考えていることは、ちっともわからないのに、まるで悪役レス...

おう!このレクター博士シリーズは、映画が好きだったので、本を読んでいても、レクター博士をアンソニー・ホプキンスでしか思い浮かべることができません。そして、ますます魅かれていきます。誰よりもエグいことをしているはずなのに、彼の考えていることは、ちっともわからないのに、まるで悪役レスラーの如く、魅了されます。

Posted byブクログ

2009/10/04

「羊たちの沈黙」がおもしろかったから、その延長で図書館で借りてきた。今回はレクター博士が話の中心。彼が活躍するというおもしろさはあるものの、それは前作の、あの不気味な博士がイメージにあるからおもしろいのであって、作品としては前作の方が上だと思う。とはいえ、引き込まれるおもしろさは...

「羊たちの沈黙」がおもしろかったから、その延長で図書館で借りてきた。今回はレクター博士が話の中心。彼が活躍するというおもしろさはあるものの、それは前作の、あの不気味な博士がイメージにあるからおもしろいのであって、作品としては前作の方が上だと思う。とはいえ、引き込まれるおもしろさはもちろん持っている作品。

Posted byブクログ

2020/07/15

出だし、前回にも増して引き込まれて、物語の先が気になってしかたなかった。 クレンドラーやメイソンという、ハンニバルに劣らないアクの強いキャラクターが登場したのも面白かった。 フィレンツェという舞台も良い。そういえば、前作ではハンニバルが、自分の記憶だけにもとづいてフィレンツェの風...

出だし、前回にも増して引き込まれて、物語の先が気になってしかたなかった。 クレンドラーやメイソンという、ハンニバルに劣らないアクの強いキャラクターが登場したのも面白かった。 フィレンツェという舞台も良い。そういえば、前作ではハンニバルが、自分の記憶だけにもとづいてフィレンツェの風景をスケッチしたシーンがあり、その時点で既に今作の伏線が出来ていたのかと驚いた。 フィレンツェまではハンニバルの凄みが充分に発揮されていて、とてもスリリングだったのだけれども、なぜか、アメリカに戻ってから突然精彩を欠いてしまったのが残念。 あれほど周到だったハンニバルの行動が、なぜか杜撰になり、あっけなく捕らえられてしまう。クラリスと再会した後の紳士ぶりも意味不明だし、終わり方も納得はいかなかった。ハンニバルには、凄みを持ったまま、物語の終わりまで通してほしかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

羊たちの沈黙の続編..逃げ切れたレクターのその後 クラリスのFBIでの状況 そしてメイスンの復讐。裏切り.憎しみ嫉妬が交差し 予想外の結末へと向かう。この作品はいろんな意味での猟奇殺人集になっていると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

前作よりもレクター博士が怪物っぷりを発揮。博士のバックグラウンドも少し明らかにされ、興味深い。ラストは、意見の分かれるところだろうが、個人的には納得。

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2009/10/04

これは凄いです、ほんま好きです。クラリスが凛として素敵、ジョディ・フォスターを思いながら読むのがお薦め。

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2009/10/04

類をもれず「羊達の沈黙」でのアンソニー・ホプキンス氏のレクター博士の演技の素晴らしさを観て、映画から入った。もう直ぐこの映画が公開されると聞き、慌てて買いに行き読みふけったなー。 映画とは違う展開が好き。レクター博士とクラレスのやりとりが知と知の戦いみたいで私は好き。ラストも納得...

類をもれず「羊達の沈黙」でのアンソニー・ホプキンス氏のレクター博士の演技の素晴らしさを観て、映画から入った。もう直ぐこの映画が公開されると聞き、慌てて買いに行き読みふけったなー。 映画とは違う展開が好き。レクター博士とクラレスのやりとりが知と知の戦いみたいで私は好き。ラストも納得。映画ではこれを読んだ後は物足りなくなるかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

「羊たちの沈黙」から7年後の世界における天才博士にて殺人狂であるレクター博士の物語の続編である.「羊たちの沈黙」もそうだったが,このシリーズは完全懲悪ではない.FBIがレクター博士を捕まえて,はい終わり,というわけにはいかないのである.特にハンニバルではFBIは完全に脇役になって...

「羊たちの沈黙」から7年後の世界における天才博士にて殺人狂であるレクター博士の物語の続編である.「羊たちの沈黙」もそうだったが,このシリーズは完全懲悪ではない.FBIがレクター博士を捕まえて,はい終わり,というわけにはいかないのである.特にハンニバルではFBIは完全に脇役になっていて,巨悪同士の争いの物語になっている.それでも巨悪の代表たるレクター博士につい肩入れしてしまうのは,本書で明らかにされたようにレクター博士が非常に人間的な一面を持っているからだろうか.

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2009/10/04

彼が怪物となったエピソードが徐々に紐解かれていくのはかなり見逃せないです!! レクター博士が何を見て何を経験し、何を考え何を求め何処に行き着こうとしているのか。 そしてクラリスとレクター博士の特異な関係はどのような変化または発展が行われるのだろうか。 人間の欲望や心理。 旧...

彼が怪物となったエピソードが徐々に紐解かれていくのはかなり見逃せないです!! レクター博士が何を見て何を経験し、何を考え何を求め何処に行き着こうとしているのか。 そしてクラリスとレクター博士の特異な関係はどのような変化または発展が行われるのだろうか。 人間の欲望や心理。 旧世の話や聖書をもとに語られ綴られているレクター博士の気持ちも少なからず共感してしまうと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

何度読んでも素晴らしい。文章でここまで想像力が刺激されるのもスゴイ。読んでいても目の前で場面が繰り広げられてるように頭の中にシーンが浮かびます。ハンニバルレクター博士の頭の中はすごい〜。

Posted byブクログ