ウランバーナの森 の商品レビュー
かなり下品だが、最後…
かなり下品だが、最後は少し感動のファンタジー。直木賞作家とは思えないバカげたデビュー作。
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ビートルズ世代ではな…
ビートルズ世代ではないので、最初全く気付きませんでした。(笑)主人公はジョンレノンなんですね。作者の初期作品だけに、まだまだという感じは否めないです。(随所に奥田的な部分は垣間見られますが)最後はある意味スカッとしましたが。作者の成長の跡を辿りたい方にはお勧めかも。
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家族からの愛に飢えた…
家族からの愛に飢えた幼少期を過ごしたジョン、突っ張っているが実は小心者のジョン、結婚し子供が出来てから考えが一変したジョン、などなど。5年間で作風ががらりと変わった期間=浄化の期間をファンタジックにうまくまとめたなぁと思いました。
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後に出る「最悪」とか…
後に出る「最悪」とか「邪魔」とは全然傾向の異なったコミカルなお話。
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最初はなんか面白くな…
最初はなんか面白くないなあ、という精神的な病気の話ばかりだったがラストはほっとした。
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作者の仕掛けは早い段…
作者の仕掛けは早い段階で予期できるけど、後の直木賞作家を予期させる物語のまとめ方に、少し、癒される。
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他の本とは、全然感じ…
他の本とは、全然感じが違うので驚きました。ファンタジー、読んだ後楽しくなりました。
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便秘に悩むジョンの姿…
便秘に悩むジョンの姿が笑えます。あのジョンを彷彿とさせますが違います。昔の悪夢に苦しむジョンが日本行事の「盆」を通じて克服していこうとするプロセスは結構グッときました。
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沁みる
著者の処女作。笑える要素もいっぱい詰まったこの本だけど……生きていくって、大人になるって、どういうことだろう。そんなことも思う。主人公、そして彼が出会う人たち(幽霊も含む)の言葉が、静かに沁みる。
yama
やっぱりビートルズジョンレノンの話だった! 軽井沢で数年過ごしてたのは知らなかった。 リアルタイムでのビートルズは知らないけど、オノヨーコや薄ーくはビートルズの事を知っている。 その知識でも読んでいたら、これって?となり後書き読んでなるほど!と。 著者の作品はインザプールを初読み...
やっぱりビートルズジョンレノンの話だった! 軽井沢で数年過ごしてたのは知らなかった。 リアルタイムでのビートルズは知らないけど、オノヨーコや薄ーくはビートルズの事を知っている。 その知識でも読んでいたら、これって?となり後書き読んでなるほど!と。 著者の作品はインザプールを初読みし好きだったので、初作品をと思い手に取った。 ジョンのトラウマ的な話で、やっぱり精神的な物語で。便秘に関しては本当に実際どれ位の日数便が出ない人がいるのかしら、と調べてみたり。 お盆は正式には 盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、サンスクリット語で苦しみという意味のウランバーナからきているという箇所を読み、ここでなるほど、ジョンのトラウマがたくさん詰まった苦しみの森なんだなぁって。 不思議と温かい世界を感じながら読みました。 ビートルズに詳しければもっと楽しめて読めたのかも。
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