新インナーゲーム の商品レビュー
ここに書かれていることと、韓氏意拳で学んでいることことがあまりにリンクするので少し驚いた。 武術の稽古とは、スポーツとはもちろん違うのであるが、人が自分の身体を運用して何かを達成しようとするときというのは、いかにその持てる力を発揮させるかという点において、スポーツの場面にも十分に...
ここに書かれていることと、韓氏意拳で学んでいることことがあまりにリンクするので少し驚いた。 武術の稽古とは、スポーツとはもちろん違うのであるが、人が自分の身体を運用して何かを達成しようとするときというのは、いかにその持てる力を発揮させるかという点において、スポーツの場面にも十分に応用できるということがわかった。 個人的には、第9章「競技の意味」がたいへんにおもしろかった。今後の部活動の指導にも、ぜひ生かしていきたい。
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テニスの本ではあるが、自己啓発?やコーチングにも関係する要素として読んだ。 読み終わって「自分は頭で考えすぎているな」ということを痛感した。 セルフ1にかなり支配されている。 セルフ2に活躍してもらうように変えていこう。
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セルフ1黙らせるセルフ2自然習得促す 視覚イメージ 感覚イメージ いまここで 視覚的フォーカス 聴覚的フォーカス 対戦相手は、価値ある障害であると考える。
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インナーテニスと同じガルウェイさんの本。 このシリーズでは3冊目に読んだので、内容に少し飽きました。 このシリーズを読んだことないなら、良い内容かもしれません。
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本書では、スポーツなどにおいて自身の能力を最大限に発揮するためのメンタルコントロールについて述べられている。最大限の力を発揮するためには、精神を集中させ、「考えず」に無意識に体が動く状態が理想と述べている。(「調子がいい」ときや「ゾーンに入っている」ときなどはこの状態)。そしてそ...
本書では、スポーツなどにおいて自身の能力を最大限に発揮するためのメンタルコントロールについて述べられている。最大限の力を発揮するためには、精神を集中させ、「考えず」に無意識に体が動く状態が理想と述べている。(「調子がいい」ときや「ゾーンに入っている」ときなどはこの状態)。そしてその状態を維持するためには、プレーのありのままの結果のみを感じ、それに対する評価は行わないことである。 自身の筋肉や神経回路、またその他運動を行うために必要とされる機能の集合体を指す「セルフ2」のことを、自分自身のプレーの評価をする「セルフ1」が信頼していないからだと述べている。このため、「セルフ2」がプレーをするたびに、失敗した自分を責め、改善点を強く意識してしまうことで、力んでしまいうまくいかないという悪循環となる。(逆に成功を意識してしまっても、そのプレーを再現しようと意識することで、力んでしまい上手くいかなくなる)。 重要なのは、「セルフ2」に理想の「結果」のイメージを伝えること、また行ったプレーの評価はせずにありのままの起こった事象を注意深く感じることにある。「セルフ2」である体は映像やイメージから正しいフォーム、プレーを無意識的に再現する力は持っているのだが、「セルフ1」が「セルフ2」を信用していないために、評価を行ってしまい、意識し、力み、失敗する。逆に「セルフ1」が「セルフ2」を信頼した状態(これが「自信のついた」状態)は、簡単に維持することができないが、そのために単純なこと(ボールのバウンドやボールの模様、自身の呼吸)に強く集中することが一つの方法だと述べている。 ゾーンに入っていると感じるときは、プレー自体は鮮明に覚えていて、かつそれを無意識にやっているというのはよく感じていたが、その状態をコントロールするための方法はもっと難しいものだと思っていた。またいままで自分の中で具体的に言葉にできずにもどかしい思いをしていたこともあり、自分がゾーンに入った状態、逆にプレーがうまくいかない状態について、なぜそうなるのかの理由が非常に納得できた。常に「セルフ1」をコントロールできるようになれば、スポーツ以外の仕事などの場面で(特に失敗した後の)気分のあがりさがりが無くなり、常に満足に近いパフォーマンスを維持できると感じた。焦ってしまうのも、それは「セルフ1」からのプレッシャーが原因となっているのならば、改善が望めるかもしれないと感じた。
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何かと口を出したがる「セルフ1」と、見たまま感じたまま体を動かす「セルフ2」という2つの自分をコントロールすること、具体的には、セルフ1を黙らせてセルフ2を信頼することが「インナーゲーム」の真髄である。 自分の経験でも、事細かにいろいろ考えながらやるよりも、上手い人を観察して見...
何かと口を出したがる「セルフ1」と、見たまま感じたまま体を動かす「セルフ2」という2つの自分をコントロールすること、具体的には、セルフ1を黙らせてセルフ2を信頼することが「インナーゲーム」の真髄である。 自分の経験でも、事細かにいろいろ考えながらやるよりも、上手い人を観察して見たままをイメージしながらやるほうが良い結果になることがよくあった。 インナーゲームにおいて「競争」とは、相手を打ち負かすことではなく、セルフ2を奮い立たせるための「協働関係」であるという点も興味深いと思った。
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The inner game of tennis ― http://ai.nikkansports.com/archives/2004/08/post_46.html
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テニスという分野に特化した内容ではなく、幅広い分野で活用できる本。 題材としてテニスですが、ビジネス書の観点が多いかも。 メンタルを鍛えるためのトレーニングガイド。 テニスを志すには、一回読んどいたほうがいいかな。
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2013/01/31読了。テニス上達法をモチーフにしながら、真の自分を解放することを説いている。 文中に出てくるセルフ1とセルフ2は、顕在意識と潜在意識と言ってもいいかも。仕事にもその他人生の色々な場面でも活かせる内容。
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テニスを題材にして、ゲーム、スポーツ全般、さらには人生を楽しむための心の持ちようを説いた本。 メッセージとしては 1)自分自身をセルフ1(命令者たる自分)とセルフ2(実行者たる自分)に分類し、セルフ2を自由に発揮することが大事 2)障害となる外部の存在を自分を成長させてくれるも...
テニスを題材にして、ゲーム、スポーツ全般、さらには人生を楽しむための心の持ちようを説いた本。 メッセージとしては 1)自分自身をセルフ1(命令者たる自分)とセルフ2(実行者たる自分)に分類し、セルフ2を自由に発揮することが大事 2)障害となる外部の存在を自分を成長させてくれるものと認識することで、外部との関わりを変えられる。 これらは単なるポジティブ思考とはことなることを説いています。 ちょっと心に余裕を持つ、きっかけになる本でした。 余談ですが、初版が1970年代でマイケルチャンやカプリアティというい往年の名選手の名前が出てくるのが非常に懐かしかった。
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