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テンペスト の商品レビュー

3.8

34件のお客様レビュー

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2018/01/13

1年半ぶりに再読。前は小田島訳だつた。 より細かく読めた。ロマンス劇の中では一番の出来ではないか。気に入っている。 解説で植民地主義、奴隷隷属のバックグラウンドを知る。シェイクスピアは色々な解釈が提示されるので奥深い。

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2017/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろかった。バーミューダのことや、ピガフェッタの史料にもとづくところがあって、中米・南米のこともシャイクスピアは知っていたんだなと思う。著者単独では最後の作とのこと。

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2016/05/02

文字で読んでいるだけでは あまりこの作品の良さは分からないなぁ・・・ すごく浅い内容に感じてしまう。シェイクスピア最後の作品(単独では)らしいし、 もう戯曲家からは引退するということも暗示される部分があるらしいのですが・・・・う~む。

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2019/11/29

ヘレン・ミレンの映画も見た、BBCのテレビ映画も見た。大学の教養の授業でも少し読んだ。でも、通しては読んでない。ということで「あらし」です。シェイクスピア単独で執筆された最後の作品ですね。 簡単に言っちゃえば、12年前にミラノを追われた元大公が、魔術で妖精を使って嵐を起こし、ミラ...

ヘレン・ミレンの映画も見た、BBCのテレビ映画も見た。大学の教養の授業でも少し読んだ。でも、通しては読んでない。ということで「あらし」です。シェイクスピア単独で執筆された最後の作品ですね。 簡単に言っちゃえば、12年前にミラノを追われた元大公が、魔術で妖精を使って嵐を起こし、ミラノを簒奪した弟やナポリ王親子等の一行を島に難破させ、長年の恨みを晴らし、娘とナポリ王子とを結婚させ、ミラノ大公としてイタリアに戻っていくというお話です。まぁ、話としても極めて有名だし、元大公プロスペローを中心とした登場人物もすごく有名だし、今さらと思われるかもしれないけど、これが実に面白い。 プロスペローをどのように位置づけるかによって、色んな読み方ができます。赦しも物語としても読めるし、島の簒奪者としても読める。支配者としての面もあるし、狡猾な人物としても読める。人によって様々な読みが可能です。 舞台のエピローグ、プロスペローが魔法の杖を置く姿は、シェイクスピアが筆をおく姿と重なり、とても深い感動を覚えます。 痛めつけて恨みを晴らす劇だけど、誰も死なないし傷つかない。やっぱり「赦し」の劇なんだなぁ。 原書名:The Tempest 著者:ウィリアム・シェイクスピア(Shakespeare, William, 1564-1616、イングランド、劇作家) 訳者:松岡和子(1942-、中国・長春、翻訳家) 解説:河合祥一郎(1960-、福井県、英文学者) 年表:扇田昭彦(1940-、東京、演劇評論家)

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2014/12/29

シェークスピア作。台詞のみなのに、情景が鮮やかに浮かぶのは、さすが。観客に問いかける最後の台詞も面白い。ちなみにこの本、息子の本棚にあったのだが、、、どこへ向かう気だ?息子よ。

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2013/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弟であるアントーニオに王座を奪われ娘のミランダと共に孤島に流されたミラノ公国の元君主プロスペロー。魔術を身につけナポリ王アロンゾーとアントーニオの乗る船を沈没させ自分の島に誘い込む。空気の精エアリアルの協力。ナポリ王の息子ファーディナントとミランダの恋。

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2013/05/06

ごめんなさい 絶園のテンペストながれで読みました 厨二です 400年前にかかれた脚本としてたのしめた もと演劇部としては 読んでるだけで立ち位置とかイメージできるし また、導入にわかりやすい説明ゼリフがあってまさに古典の脚本だね ハムレット然り 身内ごろしとかが普通にス...

ごめんなさい 絶園のテンペストながれで読みました 厨二です 400年前にかかれた脚本としてたのしめた もと演劇部としては 読んでるだけで立ち位置とかイメージできるし また、導入にわかりやすい説明ゼリフがあってまさに古典の脚本だね ハムレット然り 身内ごろしとかが普通にストーリーの中にあってローマ帝国からすでにあるヨーロッパ的文化を感じるネェ、、、

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2013/04/09

「絶園のテンペスト」のファンなので、その影響で手を出しました。 しっかし...なかなか流れの掴みにくい本でした。 同じ「絶園のテンペスト」で引用された、「ハムレット」の方がまだ流れがつかみやすかったですね。 いや、面白くない訳ではないのですが、理解が進みにくかった印象です。 プロ...

「絶園のテンペスト」のファンなので、その影響で手を出しました。 しっかし...なかなか流れの掴みにくい本でした。 同じ「絶園のテンペスト」で引用された、「ハムレット」の方がまだ流れがつかみやすかったですね。 いや、面白くない訳ではないのですが、理解が進みにくかった印象です。 プロスペローやファーディナンドへの感情移入がなかなか難しかったですね。 そうそう、解説にて書かれている「プロスペローとシェイクスピア自身が重なる」という考え方は、言われてみて気づきました。

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2013/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(ネタばれ有) 「魔術は果て、罪は赦される」 アニメ「絶縁のテンペスト」がきっかけで読破。皆が幸せになる復讐劇との紹介通りの物語だった。解説にある「赦しと再生の物語」という言葉から、憎しみや恨みの感情をプラスにするエッセンスが何かを教わったように思う。

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2013/03/30

ひょんなことから手に取った本ですが、やはり何か惹き付けるものがあります。 シェイクスピアは初めてでしたが、さらっと読めました。

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