魔法飛行 の商品レビュー
同じ作者である「ななつの子」の続編です。 僕はこの本がシリーズものと知らず、この本から読みました。 この本から読んでも、物語は大変面白く、前作と同様、短編が積み重なって一つの物語になっていく形式です。 この本に出会ったことで、同じミステリーでも違った雰囲気の作品がある事をしり...
同じ作者である「ななつの子」の続編です。 僕はこの本がシリーズものと知らず、この本から読みました。 この本から読んでも、物語は大変面白く、前作と同様、短編が積み重なって一つの物語になっていく形式です。 この本に出会ったことで、同じミステリーでも違った雰囲気の作品がある事をしりました。
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妙な振る舞いをする女の子、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの大事件……文章修業を始めた駒子が近況報告のように綴る物語は、謎めいた雰囲気に満ちている。ややあって届く返信には、物語が投げかける謎に対する明快な答えが!
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瀬尾さんと駒子のシリーズ2作目。安定して楽しめます。UFO好きの青年と現実主義の幼馴染の女子大生の話が特に面白かったです。
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『ななつの子』続編。 相変わらずほんわかした雰囲気の4つの日常ミステリィな短編。今回は4つ全ての話が最後の話で繋がっている。お話的には前作より読ませる感じがうまいけど、瀬尾さんと駒子のつながりが前作より薄く、ちょっと寂しい。 間に「?」的な手紙が入ってるんだけど、その意味も最後の...
『ななつの子』続編。 相変わらずほんわかした雰囲気の4つの日常ミステリィな短編。今回は4つ全ての話が最後の話で繋がっている。お話的には前作より読ませる感じがうまいけど、瀬尾さんと駒子のつながりが前作より薄く、ちょっと寂しい。 間に「?」的な手紙が入ってるんだけど、その意味も最後の話をよんで納得。 野枝がペンライトを携えてるらへんがすごく好きだなぁ。 『通信を送っていたのよ。U・F・Oを呼び寄せるための、ね』
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「ななつのこ」の続編。うーーん、「ななつのこ」もなんだかなぁって思ってたけど、やっぱり中途半端感は拭えない。というか、無理矢理なんだよね。日常の何気ない謎をひも解くってパターンなのだけど、日常故に謎が全て解かれるということは、ないのではなかいかと私は思う。それにしても、装丁とイ...
「ななつのこ」の続編。うーーん、「ななつのこ」もなんだかなぁって思ってたけど、やっぱり中途半端感は拭えない。というか、無理矢理なんだよね。日常の何気ない謎をひも解くってパターンなのだけど、日常故に謎が全て解かれるということは、ないのではなかいかと私は思う。それにしても、装丁とイラストで相当徳してると思うよ。 あ、でも、ななつのこ、よりはいい。上手くなっていってる感じがある。
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駒子シリーズ第2作目。今回は駒子さんは自ら筆とるのですね。 前回に似て非なるスタイルでストーリーは進み、瀬尾さんからの 回答編の後に謎の手紙が挿入されています。 この手紙が全く意味不明で最初の戸惑いはハンパなかったです。 とはいえ、ここがこの作品のミステリーである所以。 最終話で...
駒子シリーズ第2作目。今回は駒子さんは自ら筆とるのですね。 前回に似て非なるスタイルでストーリーは進み、瀬尾さんからの 回答編の後に謎の手紙が挿入されています。 この手紙が全く意味不明で最初の戸惑いはハンパなかったです。 とはいえ、ここがこの作品のミステリーである所以。 最終話で全ての謎が一気に、そして優しく導いてくれる。 やはり、いいなぁー。 解説の有栖川氏の言葉にもまがい物なく、今作への愛情や 感動が伝わってくるし、書かされてる感ゼロなのも素敵です。 この解説を読んだからではないですが...始終読みながら 頭の中ではPILOTの「Magic」が鳴りっぱなしなのです。
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5年ほど前に古本屋で購入。 続き物だったため積み書入りしてたのですが、先日「ななつのこ」を読みおわったためついに出番が(笑) だんだんと駒子さんに愛着が・・・・
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以前読んだ「ななつのこ」の続編。 今度も物語の中と現実の話とが入り組んだような作り方で でも最後はすっきりとしていて、面白いです。 読まずに放置している間にさらに続編が出ちゃったようなので、あわてて読みました。 さあ、次も買うか!
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好きな作家さんがまた一人増えた。 『ななつのこ』の続編。4つのエピソード全てを読むと話がつながる。 本の最後にある、有栖川有栖の文章もすごくいい。 あえてなのかわからないけど「解説」って題名をつけてないところとか。
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「ななつのこ」と同じ主人公のお話。 手紙のやりとりをしながら物語をすすめる、という点では前作と一緒だが、そこにもう一つの謎の手紙を取り入れ、また新しい試みをしている。 最初こそ「登場人物の書く小説」というイメージが邪魔をして読みづらい印象を受けたが、慣れてしまえば何ともない。 ...
「ななつのこ」と同じ主人公のお話。 手紙のやりとりをしながら物語をすすめる、という点では前作と一緒だが、そこにもう一つの謎の手紙を取り入れ、また新しい試みをしている。 最初こそ「登場人物の書く小説」というイメージが邪魔をして読みづらい印象を受けたが、慣れてしまえば何ともない。 謎解きも前回より複雑になっている。 とはいえ加納さんらしさがいっぱいの日常的な切り口なので、安心して読める。
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