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風にのってきたメアリー・ポピンズ の商品レビュー

4.1

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/03/02

ディズニーのメアリー·ポピンズ観たことなかったけど、観てみたいと思うぐらい面白かった。笑 夢あるな~。

Posted byブクログ

2024/02/09

子どもの頃にドリトル先生と同じように親しんだつもりだったがあまり覚えてなかったのがショックでした。メアリーのエキセントリックさと、この町のメアリーの一味に驚かされる。 "大人にも読めるたいへん含蓄ある物語" なのでした。 しかし高校生の頃に大好きだった古い...

子どもの頃にドリトル先生と同じように親しんだつもりだったがあまり覚えてなかったのがショックでした。メアリーのエキセントリックさと、この町のメアリーの一味に驚かされる。 "大人にも読めるたいへん含蓄ある物語" なのでした。 しかし高校生の頃に大好きだった古いミュージカル映画、つまりハリウッドとディズニーにすっかり毒されていた自分にがっかり&考えさせられました。 映画の中のジェインとマイケルが歌う 新聞広告の歌が大好きだったのに、そんなシーンどこにもありませんでした。新聞社に手紙を書いていたのはバンクス夫人。映画はもっとブーム提督のことを描くべきだし、素敵な絵描きさんは煙突掃除夫じゃない! トラヴァースさんと映画サイドが揉めたのも無理はない… ともかく、木のオランダ人形みたいなメアリー・ポピンズは、じゅうたんのバッグを提げてやって来ました。 …じゅうたん?!え、じゅうたんなの?と 原書まで持ってきて調べたところ、はい、しっかりと〖carpet〗とありました。 なるほどぉ、そうなると魔法のじゅうたんを思い浮かべれば、あの空っぽのバッグから次々といろんなものが出てくるのも納得。 メアリーとの日々が始まります。 この巻でいちばんの問題作は「わるい火曜日 」でしょうか。 マイケルの反抗期っぷりからはじまり、 小さな光る磁石のような円盤で世界を回ります。 人種問題に触れていますね、白人至上主義にもとれるし、それを揶揄しているようにも。。 ほろりとさせられちゃうのは「ジョンとバーバラの物語」 ムクドリとのおしゃべりが大好きな賢い双子たち。いつか自分の言葉が分からなくなるんだとムクドリにからかわれても、自分たちはそうはならないと言い張ります。。旅に出たムクドリが帰ってくると…。せつないけれど、素敵なお話。 メアリーは去っていきますが、なんとなく最後はにおわせて… いる。

Posted byブクログ

2024/01/25

有名な児童書のひとつ。ある日突然やってきたメアリー・ポピンズは、意外とツンケンしていてぶっきらぼう。バンクスさん一家の乳母として働きはじめる。彼女の周りにはいつも不思議なことが巻き起こる。 笑いガスという発想が良い。子どもが絶対に喜ぶシチュエーションだ。その後、何事もなかったよう...

有名な児童書のひとつ。ある日突然やってきたメアリー・ポピンズは、意外とツンケンしていてぶっきらぼう。バンクスさん一家の乳母として働きはじめる。彼女の周りにはいつも不思議なことが巻き起こる。 笑いガスという発想が良い。子どもが絶対に喜ぶシチュエーションだ。その後、何事もなかったように誤魔化して怒るメアリーと子どもたちの様子が面白い。「ぎろんしないほうがいいことを、ふたりとも、よく知っていたからです。」 メアリーの扱い方を熟知しているあたり、子どもたちの方が上手だ。 今さら読む作品だったが、楽しく読んで行くことができた。

Posted byブクログ

2024/01/04

東風の吹く日にこうもり傘でやってきた メアリー·ポピンズ バンクス家で子供達の世話をすることになる 子供達とメアリー·ポピンズの不思議な世界 1度幼い頃に画像で観たメアリー·ポピンズ 本で読むとイメージが違った メアリー·ポピンズは無愛想でどこかせっかち 子供が好きなのかがわ...

東風の吹く日にこうもり傘でやってきた メアリー·ポピンズ バンクス家で子供達の世話をすることになる 子供達とメアリー·ポピンズの不思議な世界 1度幼い頃に画像で観たメアリー·ポピンズ 本で読むとイメージが違った メアリー·ポピンズは無愛想でどこかせっかち 子供が好きなのかがわからない 子供達の母も怒ってばかり たまに見せる優しさが人間らしい 人間と違うのはメアリー·ポピンズは 子供達を不思議で愉快な世界に連れて行ってくれる 紙の星の場面はワクワクして 凄く好きな場面

Posted byブクログ

2024/05/22

「ばあやがいなくなって大混乱のバンクス家。そこに東風にのってやってきたのがメアリー・ポピンズです。空っぽのカバンから、白いエプロン、香水ビン、折り畳み式のイスと、せき止めシロップを取り出して、さあ、ゆかいな日常へようこそ!」 「東風に乗って空からやってきたメアリー・ポピンズ。バ...

「ばあやがいなくなって大混乱のバンクス家。そこに東風にのってやってきたのがメアリー・ポピンズです。空っぽのカバンから、白いエプロン、香水ビン、折り畳み式のイスと、せき止めシロップを取り出して、さあ、ゆかいな日常へようこそ!」 「東風に乗って空からやってきたメアリー・ポピンズ。バンクス家の子どもたちを不思議な冒険の世界へ連れて行く、わくわくするお話。原作と同じ画家による挿絵が、上手に空想の世界へと誘ってくれる。」 (『小学生の考える力を伸ばす「国算社理」の1000冊』小学館 より)

Posted byブクログ

2023/07/23

そ、想像してたのと違う…!私が1番心を奪われたのは磁石と絵の世界とそれに双子の話と…1番を決めようとして全部の話を候補にあげたくなる、善人でも魔法使いでもない、ただメアリーという複雑な魅力が各話の味の決め手

Posted byブクログ

2023/06/16

映画版はミュージカルだったそうだが、そのイメージで読むと、意表を突かれるかもしれない。 意外と言ったら失礼なのだろうが、現実を忘れられる夢のようなファンタジーというよりは、ファンタジー要素すら、現実なのかもしれないと言わしめるような、超現実的なお話だと、私には思われた。 桜町通...

映画版はミュージカルだったそうだが、そのイメージで読むと、意表を突かれるかもしれない。 意外と言ったら失礼なのだろうが、現実を忘れられる夢のようなファンタジーというよりは、ファンタジー要素すら、現実なのかもしれないと言わしめるような、超現実的なお話だと、私には思われた。 桜町通り十七番地に住む、バンクス一家の子どもたち(ジェイン、マイケル、双子の赤ん坊ジョンとバーバラ)の世話をするためにやって来た、「メアリー・ポピンズ」だが、私の第一印象は「愛想の無い人」だった。 まず、子どもたちの世話をするという、それは仕事としてお給料を貰うわけだから、子どもたちの前でも平気で、きつい顔や目を見せたり、忙しいときや不機嫌なときはフフンと鼻をならしたり、ましてや、子どもたち自身に、「よっぽど気をつけていないと、どんなことにでもすぐ気を悪くする」と気を遣われるようでは、さずかに駄目なのではないかと思った。 しかし、物語を読んでいく内に、そんな私の印象は少しずつ変わっていき、機嫌が悪いように思われる場面が多い中でも、彼女の人間性はそれだけではなく、嬉しいときには「うわあ、すてき!」と言ったり、お店のショーウィンドーに映る自分の姿に惚れ惚れとする、オシャレ好きな一面や、クリスマスのあの場面では「まさかの涙!?」なんてこともあったりと様々で、時に、魔法のような奇跡を起こしてみせるメアリー・ポピンズも、他の人となんら変わる事のない、この星の一部であることを実感させられた事で、序盤に登場した、この台詞が、より鮮明に私の脳裏を過るのだった。 『だれだって、じぶんだけのおとぎの国があるんですよ!』 さすがに物語の終盤に来ると、私もメアリー・ポピンズは反面教師なのではないかと思うようになったが、もしかしたら、それすら間違っていたのかもしれないと今では実感し、それは反面教師では無く、ただ単に、子どもと大人の関係というより、子どもだろうが大人だろうが、同じ星に生まれてきたものとして、対等な関係を築こうとしていただけなのではないかと。 私は、ここまでの文章に於いて、二度、星を使った表現をしたが、序盤に書いた「超現実的なお話」というのが、実はこの『星』と繫がっており、思わず、以前読んだ、芳賀八恵さんの「星の子」に記載されていた、『私たちの身体は、星でできているらしい』を思い出した。 ただ、ここでいう『私たち』というのは、人間だけでなく、当然、太陽も月も海も大地も植物も動物も含まれている。 この物語では、超現実的なと書きつつ、夢のようなファンタジーのような現象もたくさん登場する。 しかし、そこで問い掛けられているのは、うわあ、素敵で楽しい事だねと思える一方で、普段見ている世界とは正反対であったり、あべこべであったり、逆さまであったりと、どれも似たようなものだが、要するに、『世の中に「絶対」なんてものが存在すると思い込むのは、この世界で生きているのが人間だけだと思っているから』なのではないかということである。 それは、ラークおばさんが可愛さのあまりに服を着せている、犬のアンドリューにも自分の意志があることから、生まれてきたばかりの赤ん坊の頃だけ、周りの自然や動物たちの言葉を理解出来るのは、生まれてきた原初の地が同じだからという、そんな切なさの極みのようなことまでと、様々で、メアリー・ポピンズが、子どもたちに質問の答えを簡単に言わないのも、子どもたち自身に、そんな二度と戻れない最果ての、この星に生まれてきたばかりの頃の、真っ新な気持ちで、あらゆる物事を考えて欲しかったからではないかと、私は思うのである。 そして、そんな素敵な体験を重ねることで、身体というよりも、心が大きく成長した子どもたちの様子からは、たとえ、メアリー・ポピンズがどんなにブスッとした顔をしていようが、その内面を慮り、ちょっとした仕種だけで、彼女の素の一面を見出す事が出来るくらいの信頼を寄せるようになったからこそ、最後の場面は子どもたちにとって、非常に辛いものがあったと思う。 しかし、メアリー・ポピンズの更なる一面として、『彼女がすると言ったことは、必ずする』ことを、その時、マイケルは思い出した。 そして、「オー・ルヴォアール」という言葉には、『さようなら』という意味の他に、 『また会いましょう』という意味もあることを。

Posted byブクログ

2023/01/31

凛としたスーパーレディ、メアリー・ポピンズ。お洒落で、素敵な友達が沢山いて、憧れています。今も大好き!

Posted byブクログ

2022/03/28

メアリー・ポピンズ。 私はこの本について、これまで「傘で空から降りてくる家庭教師」という知識しかなかった。 今度ミュージカルを見る予定なので、予習のつもりで読んでみました(私はストーリーが頭に入っていないと舞台を楽しめないたちであると、最近気付いた)。 メアリー・ポピンズに子ど...

メアリー・ポピンズ。 私はこの本について、これまで「傘で空から降りてくる家庭教師」という知識しかなかった。 今度ミュージカルを見る予定なので、予習のつもりで読んでみました(私はストーリーが頭に入っていないと舞台を楽しめないたちであると、最近気付いた)。 メアリー・ポピンズに子どもたちがなついているということから、私はてっきり、メアリー・ポピンズってすごく優しい人なんだろうな~と思っていた。 でもその認識は間違い!本を読む限り、メアリーは子どもたちが質問しても答えない、しらんぷり、ツンケンして冷たいような、イケズな印象を受ける。そして、自分が映ったショーウィンドウを見ているのが大好きな自惚れ屋でもある。 でも、彼女と一緒にいる子どもたちには不思議なことが次々起こる。 笑いガスに満たされた部屋で宙に浮いてのお茶会。 磁石を使って世界一周旅行。 満月の夜、動物園で動物たちが人間のように振る舞うメアリーの誕生日会。 クリスマスショッピングで出会う星座の女の子。 子どもって、「優しい人が好き」「甘やかしてくれる人がすき」なのではないんだったなぁ、おもしろいことを体験させてくれる人が好きなんだなぁ。 マイケルが「世界中で、メアリー・ポピンズだけいれば良いんだ」と言うほどに。特に男の子はそうかもしれない。子どもの冒険心を満たしてくれる存在、それがメアリー・ポピンズ。 メアリーの前では双子の赤ちゃんが大人みたいに会話しているシーン。 「赤ちゃんがこんなふうに考えていたら、話していたら面白いよね」って妄想を一度はしたことがあるであろう、多くの親たちに。 メアリーは大人の想像力だって満たしてくれる。 メアリーが去ったときのジェインとマイケルの絶望感、私もその気持ちを共有した。 そして「オー・ルヴォアール(また会う日まで、という意味らしい)」。 これは舞台が楽しみだ。 映像化作品も見てみたい。

Posted byブクログ

2021/06/05

内容を知らずに読み始めて、イメージしていたメアリーポピンズではなくて驚きました。 優しくてユーモアのある人物だと思っていたけど、そっけなくて気むづかしいタイプでした。それでも子どもたちに慕われる魅力のある人物なのでしょう。

Posted byブクログ