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青春ピカソ の商品レビュー

4.2

36件のお客様レビュー

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2009/10/16

名だけ知っていた岡本太郎。 読み終わった頃には、大好きになっていた。 飽くなき挑戦心と、まっさらな情熱と、はっとさせられる清涼な心。 藝術にまっこうから挑む男が、絶賛するピカソ。 岡本太郎の言葉を追っていたからこそ、最後の岡本太郎とピカソとの対話に胸打たれた。 人生として何か...

名だけ知っていた岡本太郎。 読み終わった頃には、大好きになっていた。 飽くなき挑戦心と、まっさらな情熱と、はっとさせられる清涼な心。 藝術にまっこうから挑む男が、絶賛するピカソ。 岡本太郎の言葉を追っていたからこそ、最後の岡本太郎とピカソとの対話に胸打たれた。 人生として何かに挑む人の、残したことばってのは、どうしてこうも偉大かなぁ。

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2009/10/04

岡本太郎vsピカソ っていう構図の宣戦布告。 非常に高いテンションで書かれててよいです。すごい昔の著書のわりに読み易く書いてくれているし。彼の宣戦布告の他にも、ピカソ芸術の彼なりの詳しい分析もあり、非常に楽しめる本。なるほど、破壊しないと新しい創造は生まれない。ピカソが目紛し...

岡本太郎vsピカソ っていう構図の宣戦布告。 非常に高いテンションで書かれててよいです。すごい昔の著書のわりに読み易く書いてくれているし。彼の宣戦布告の他にも、ピカソ芸術の彼なりの詳しい分析もあり、非常に楽しめる本。なるほど、破壊しないと新しい創造は生まれない。ピカソが目紛しく変貌を遂げたように。 ただ、著書の時代が古かった。いまの時代にピカソのようなスーパーヒーローはもういない。こういうフラットな時代に破壊の対象を探るのは骨が折れそう。

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2018/09/16

2009年4冊目。 学校の美術史の課題でピカソを扱うことになり、その瞬間岡本太郎がぱっと頭に浮かんだ。 本屋に行ったら、まさかドンピシャの本があるとは・・・ 美術については全くの素人であったが、この本には引き込まれた。 自己啓発本的な色合いも強く、分野を問わずおすすめしたい。 ...

2009年4冊目。 学校の美術史の課題でピカソを扱うことになり、その瞬間岡本太郎がぱっと頭に浮かんだ。 本屋に行ったら、まさかドンピシャの本があるとは・・・ 美術については全くの素人であったが、この本には引き込まれた。 自己啓発本的な色合いも強く、分野を問わずおすすめしたい。 神格化したピカソを神の座から引きずり落とし挑む岡本太郎。 彼の乱暴なまでの闘争心、自分含め今の若い世代は見習うべき部分もあるだろうと思う。 もう一度言います、おすすめ。

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2009/10/04

「完成の否定」創り続けることがまさに芸術だという言葉は岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」という言葉を良く説明してくれる言葉だと感じました。

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2009/10/04

ピカソに燃えたいときはぜひ。 「我は王者なり。我は王者なり。」(P120)に惚れた。ものごっつピカソに惚れた。 で、実際に最終章で岡本太郎がピカソが逢いに行っているというのがとてもいい。そこで描かれているピカソにまた惚れる。手に印象の残る、お茶目なおじいちゃん。

Posted byブクログ

2009/10/04

二十世紀の巨匠・ピカソに、日本を代表する天才・岡本太郎が挑む!フランス留学時におけるピカソ絵画との衝撃的な出会いを冒頭に、スペイン時代から青の時代、キュービスム、そして「ゲルニカ」に到る、作品的変遷を辿りながら、その芸術の本質に迫る。さらに南仏ヴァロリスのアトリエを訪ね、ピカソ本...

二十世紀の巨匠・ピカソに、日本を代表する天才・岡本太郎が挑む!フランス留学時におけるピカソ絵画との衝撃的な出会いを冒頭に、スペイン時代から青の時代、キュービスム、そして「ゲルニカ」に到る、作品的変遷を辿りながら、その芸術の本質に迫る。さらに南仏ヴァロリスのアトリエを訪ね、ピカソ本人と創作について語り合う。熱い愛を込めてピカソを超える、戦う芸術論。

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