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青春ピカソ の商品レビュー

4.2

36件のお客様レビュー

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日本を代表する芸術家…

日本を代表する芸術家、岡本太郎氏の、元気の出る言葉が収録されています。ぜひ、若い人に。

文庫OFF

2024/06/14

無知なもんでピカソってもっと昔の人だと思っていた 実際に2人が対面していたなんて そんなピカソに陶酔した岡本太郎の手記

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2024/08/10

冒頭30ページのピカソの絵を見た感想を綴った文章が非常に良い。 岡本太郎のあの奇抜な作品はこういった才能や努力の上に成り立っていると痛感した。 この人は生きているだけで強い。まばゆいばかりのエネルギーを作品から感じた

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2023/07/22

天才が天才を褒め称える本。岡本太郎は「芸術センスに全振りの人」という印象だったけど文章に品があって読みやすし読んでて気分がいい。 ピカソのエピソードもかっこよくてしびれる。

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2023/05/05

岡本太郎が書いた書物を初めて読んだ。テレビに映る「変なおじさん」のイメージが強かったが、稀代の知識人で、素晴らしいピカソ評論家だったことが分かる。美術を知らない一般人にも分かる入門書だ。 それにしてもピカソと同時代を生きたことが岡本太郎にとって良かったことなのか不幸だったのかは分...

岡本太郎が書いた書物を初めて読んだ。テレビに映る「変なおじさん」のイメージが強かったが、稀代の知識人で、素晴らしいピカソ評論家だったことが分かる。美術を知らない一般人にも分かる入門書だ。 それにしてもピカソと同時代を生きたことが岡本太郎にとって良かったことなのか不幸だったのかは分からない。

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2023/03/22

絵画に触れてきてないけど、オードリー若林さんが岡本太郎さんについて話すのを聞いて、興味が出てよんだ。

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2023/02/26

冒頭30ページの太郎青年の感動を伝える文章が刺さります。 真に心揺さぶられるものに出会ったときに、自ら謙り、迎合せずに、尊敬するがゆえ、それを否定し、創造者として己を乗り越えることに挑戦していく。 岡本太郎青年がパリの画商でピカソの静物画を見たときに、涙し、全身がこれだ!と叫...

冒頭30ページの太郎青年の感動を伝える文章が刺さります。 真に心揺さぶられるものに出会ったときに、自ら謙り、迎合せずに、尊敬するがゆえ、それを否定し、創造者として己を乗り越えることに挑戦していく。 岡本太郎青年がパリの画商でピカソの静物画を見たときに、涙し、全身がこれだ!と叫んだほどに心が動いた。そのピカソを乗り越え、己を乗り越えることを人生の創造者として課題に据え、生を全うした岡本太郎の熱い生きざまとピカソに対する思いがちりばめられた著書です。 生の強さを感じさせる太郎のメッセージに圧倒されました。「芸術において、社会的に最悪な条件こそ飛躍の契機となると信じる」という言葉は、背中をバシっと激励を込めて叩かれた思いです。精一杯、自分の地平線を創造しながら生きていこうと思います。

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2023/02/17

岡本太郎展鑑賞後の物販にて発見し購入。 岡本太郎というフィルターを通してピカソを知ることができる熱量高めな1冊です。 すごく面白かった。 実際にピカソと会った時のことや握手をした時の感動の様子も事細かに記載されていて興味深いです。

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2023/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書の紹介文から。 「二十世紀の巨匠・ピカソに、日本を代表する天才・岡本太郎が挑む! フランス留学時代におけるピカソ絵画との衝撃的な出会いを冒頭に、スペイン時代からの青の時代、キュービズム、そして『ゲルニカ』に到る、作品的変遷を辿りながら、その芸術の本質に迫る。さらに南仏ヴァロリスのアトリエを訪ね、ピカソ本人と創作について語り合う。熱い愛を込めてピカソを超える、戦う芸術論。」 面白かった。爆発していた。 本書が昭和二十八年の刊行とは思えないほど、本書の芸術論は今の時代にあっても非常に新鮮に感じた。というより、なにか芸術というものが型にはまりつつあるように感じる昨今において、型にはまらない、自由を追求した、あるいは枠をぶち壊そうとしたピカソと、それを讃嘆し、その存在を超えたいとすら望んだ著者・岡本太郎の語りは、むしろ今のほうが新鮮さを増しているのかもしれない。 岡本太郎は、感性で爆発する人というイメージを持っていたが、本書の理性的な文章を読んで、その感性には、説明できるだけの深く明確な根拠があるのだなと思った。ただしその深く明確な根拠に到れるかどうかは、凡人か天才かで違いがあるのだろうなと思う。 それまで何かに感動して涙を流すようなことがなかった岡本太郎が、ピカソの作品をみて無意識に涙が込み上げてきて止まらなかったという。そういうところが凡人には計り知れない、天才が天才に遭遇した瞬間にしか味わえない感動なのだろう。 岡本氏が語るピカソ像は、情熱の塊のような人物だ。その時の情熱がその時の作品を作り、それが後に「青青の時代」とか「桃色の時代」だとか「黒の時代」だとか解釈がなされているようにも思う。ただピカソを語るには言葉での表現には限界があるようだ。 後半は、岡本氏がピカソのアトリエを訪れた際の訪問記である。ハッキリ言って、岡本氏は爆発どころではなく、大巨匠の前での緊張感がビリビリ伝わってくる。天才のフィルターを通してみるからこそ、大天才の存在は、とてつもなくデカいのだろうなと思った。 一方、気が向かなければ求められても会うことを拒絶するピカソが、岡本氏を自然体で受け入れている。会話が弾んでいる。ピカソのフィルターを通して、岡本氏の存在が非常に興味深かったのかもしれない。 岡本太郎ナビのピカソ入門書。岡本太郎がナビしているからこそ、面白く読める。

Posted byブクログ

2022/12/09

西洋美術館のピカソ展、すきだったので ピカソのように自己破壊を繰り返して生きていきたい 岡本太郎の文章、迫力がある

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