堕落論 の商品レビュー
坂口安吾の中でも一番好きな短編集。 誤解されそうだけど、書いてあることはすごくまっとうだと思うんですけど・・・。
Posted by
学生の頃、とっても文学が好きな友人と、本の話で喧嘩をした…そんな思い出深い(笑)一冊。彼女は言った【安吾の中では駄作よね?】…果てしなく落ちる…。彼女は物書きになった…私は、相変わらず落ちている(笑)
Posted by
賛否両論がありすぎる本ですが。 こんな主題を力いっぱい綴る坂口さんが好きです。 健全と正論が苦手な方の逃げ道。
Posted by
ムダのない一級の文体だ。内容は題名に反して、楽観的な人生賛美。 確かに堕落について論じているのだが、意味するところは人間とは堕落しようといくら努力しようとしてもタカが知れているのであって、堕ちるだけ堕ちれば人間の本性とか品性というのは回復する運命にあり、堕落したと思っても絶望する...
ムダのない一級の文体だ。内容は題名に反して、楽観的な人生賛美。 確かに堕落について論じているのだが、意味するところは人間とは堕落しようといくら努力しようとしてもタカが知れているのであって、堕ちるだけ堕ちれば人間の本性とか品性というのは回復する運命にあり、堕落したと思っても絶望するほどのことはないという坂口の励ましだ。
Posted by
借り物の知識や流行からではなく、自分の頭や身体をフルに使って生み出された思考は、旧くならないという見本。日本という存在を冷静に分析する手腕に脱帽。終戦直後に発表されたこの本に、日本中が衝撃を受けた。
Posted by
人間臭いと思いました。気取ってない。飾ってない。同意する同意しないは別として泥臭く彼の魂に染み付いた思想だと思う。
Posted by
人はみな堕落する 聖人なんていう存在は夢の中だけの産物で、牧師やシスターも堕落する しかし、堕落しきった後に救いはあるのだ、と作者は語る 自殺後の太宰治について語っているのが興味深い
Posted by
「さいきんオチ気味。。」「なんかわかんない。」「オチちゃって。。」「とことんオチちぇえ。。」「そしたら上がるだけだもんね。」の、堕チルではないのだ。
Posted by
R25によると最近流行ってるらしいです。流行る前に読んだ事を強調しておきます。堕落どころかカッコイイです。
Posted by
確かに軽いが、力強い。 「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。」
Posted by