辺境・近境 の商品レビュー
旅というもの、に対する村上春樹氏の距離感が伝わってくる。日本だったり海外だったり、どこへ行っても誰と一緒でも、彼はまるでたった一人で旅をしているような調子で、この文章を書いている気がしてならない。その背景には、数え切れない人たちが息づいている。 たくさんある本の中から、なんだ...
旅というもの、に対する村上春樹氏の距離感が伝わってくる。日本だったり海外だったり、どこへ行っても誰と一緒でも、彼はまるでたった一人で旅をしているような調子で、この文章を書いている気がしてならない。その背景には、数え切れない人たちが息づいている。 たくさんある本の中から、なんだってわざわざこれを手にとってしまったのか。 おかげで、また旅に出たくなってしまいました。
Posted by
ときどき「ぷっ」と吹き出してしまうほどおかしかったり、物語のように読ませたり、今すぐにでもうどんを食べたい気分にさせられたり。ノモンハンのところは恐かった。ものすごーく、ひどい目にあったりしていても、相変わらず淡々と素朴に語っていて、人柄が窺い知れて、楽しく読んだ。 2006/0...
ときどき「ぷっ」と吹き出してしまうほどおかしかったり、物語のように読ませたり、今すぐにでもうどんを食べたい気分にさせられたり。ノモンハンのところは恐かった。ものすごーく、ひどい目にあったりしていても、相変わらず淡々と素朴に語っていて、人柄が窺い知れて、楽しく読んだ。 2006/08/09読了
Posted by
読むと必ず旅に出たくなる本なので、これを手に取るときはたいていストレスの溜まっている時が多い。世界に旅立つ時に背中を押してくれる本
Posted by
この中の一篇「神戸まで歩く」を読んで自分も無性にやりたくなり、西宮から神戸まで歩くのは何回かやってみました。あと、讃岐うどんも食べに行きました。さすがにノモンハンは行ってないけれど・・・
Posted by
村上春樹氏の旅行記。特にまだ讃岐うどんブームがやってくる前(だったと思う)の「讃岐・超ディープうどん紀行」が最高!あ〜。食いに行きたい!!
Posted by
以下のページへどうぞ。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/2009208.html
Posted by
やっぱりステキ。でもこの本を読んで旅したいとは思わないけど、だって結構散々な目にあってるんだもん村上さん。 村上さんの口調だから、散々な目は散々としては書かれてないけど、一般の人だったらこれは結構ですよ、結構。
Posted by
雑多な紀行文集。重い旅もあり、軽い旅もあるが、それぞれ面白い。文章、考え方のスタイルが一貫しているので、香川もノモンハンも同じように読める。
Posted by
淡々と語ってらっしゃるけど、大変だったんだろうなぁ…と。写真も一緒に入ってるので、同じ目線に立ててよいです。
Posted by