プロカウンセラーの聞く技術 の商品レビュー
【まとめ】 素直に誠実に「聞く」 相槌もバリエーション豊富に。 評論家にならないこと。 共感すること=役者になること。 沈黙と間。
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聞き上手になるための極意が多く書かれており、大変参考になりました。以下、印象に残った箇所です。 聞き上手は話さない。 相槌を打つ。相槌はタイミングが大切。 愚痴を聞いてあげる人がそばにいると、誰でも大きなストレスを防げます。自分に愚痴を積極的に落としてもらう。そして自分に溜め込まずそのまま地中へと吸収させるのです。聞き手は避雷針になるのです。 自分の話をしないというのは聞き手の大原則。 解決するのはあくまで自分。他者ができることは心のケア。ひたすら聞いてあげることなのです。聞くことが最大のケアになるような聞き方をするのです 相手がしてほしいと思うタイミングでケアしてあげる。相手の心がその気ではない時にケアしようと思ってもムダな事が多いのです 聞き手は、話し手の質問には話し手の立場に立った答えを言うよう心がけます。本当の答えを言って聞き役の立場を放棄しないように。質問していない時に答えてはだめ。 人生において正答のある質問はほとんどない。心の問題は原因を一つに絞っても意味がない。答えられない質問には答えないで相手の心を聞く事が聞き上手のコツです 情報以外の助言は無効 教えるより教えてもらう態度で。人の心はその人にしかわからないのです。 素直に聞くのか極意。話し手は気持ちを聞いてほしいだけであなたの意見を聞きたいと思っているわけではないのです。 オープンな心でいる。オープンな人は自分を飾らない。全てを受け入れることが大切です。 相手の話は相手のことと思いながら、共感的に聞くこと。相手と自分を混同しない。自分の立場や意見を主張しない。評論家にならない。 共感とは芝居上手 話し手の波に乗る Listen せよAskするな 聞きだそうとしない 沈黙と間を活用する 以上です。心がけて聞き上手になりたいと思いました。
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聞く技術について31のポイントにまとめてあるが、それぞれのポイントが同じことを多方面から重層的に伝えているように感じられた。頭で理解する以上に経験が必要な技術であるだけに、この伝え方はかなり有効だと思う。 一冊読み終えた後に「要するに、聞く技術とはなんなのか」を心の中に留めるには...
聞く技術について31のポイントにまとめてあるが、それぞれのポイントが同じことを多方面から重層的に伝えているように感じられた。頭で理解する以上に経験が必要な技術であるだけに、この伝え方はかなり有効だと思う。 一冊読み終えた後に「要するに、聞く技術とはなんなのか」を心の中に留めるには、これくらい何度も同じことを書かないと伝わらないのかもしれない。
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同じ作者の別作品も読んだ事があり、とても興味深かった。今回はその上に難解なテクニックが書かれていて一度読むだけじゃ正直理解できない。 聞き手と話し手を区別して話を聞くというのは非常に難しそう。カウンセリングを受けたことはないけれど、確かに聞き役に徹することが職業として成り立つのも...
同じ作者の別作品も読んだ事があり、とても興味深かった。今回はその上に難解なテクニックが書かれていて一度読むだけじゃ正直理解できない。 聞き手と話し手を区別して話を聞くというのは非常に難しそう。カウンセリングを受けたことはないけれど、確かに聞き役に徹することが職業として成り立つのもわかる気がする。
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冒頭から「聞く技術」の正論が展開されているが、 最後の20ページは特にすばらしい内容であった。 「沈黙」「間」の使い方に「これでいいんだ!」という 納得感。 しかしながら、同時にそれは聞き手としてもっとも 難しく、一朝一夕にマスターできるものではない。 100人いれば100人...
冒頭から「聞く技術」の正論が展開されているが、 最後の20ページは特にすばらしい内容であった。 「沈黙」「間」の使い方に「これでいいんだ!」という 納得感。 しかしながら、同時にそれは聞き手としてもっとも 難しく、一朝一夕にマスターできるものではない。 100人いれば100人違う反応を示すわけで、 違和感のない流れのカウンセリングを行なうには、 よほど経験を積まないことにはプロであっても 難しいということであろう。 「聴く」ではなく、あえて「聞く」の漢字を 使ったのも意図的かもしれない。
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精神療法の基本は「傾聴」です。 どうやって聞き、どうやって相手を洞察に導くかなど基本的に「聞く」技術です。 いろんな精神療法の本がありますが、たいていはこのことを延々述べています。 先輩の先生にすすめられて買って読んだこともあるけど、いまいちなー。なんかキライ、って本が大半...
精神療法の基本は「傾聴」です。 どうやって聞き、どうやって相手を洞察に導くかなど基本的に「聞く」技術です。 いろんな精神療法の本がありますが、たいていはこのことを延々述べています。 先輩の先生にすすめられて買って読んだこともあるけど、いまいちなー。なんかキライ、って本が大半でした(理由はなんとなく想像ついているけど…)。 まぁ、そうはいっても何か読んでおきたい、と思った私はたまたまこの本を古本屋で手に取りました。 で、たまたま開いたページに「小道具が大切」と一見「傾聴」とは関係ないことが書いてあったので気に入って買いました(←ダメ医者w)。 部屋中に置かれている小物をふくむ、部屋の雰囲気によって、話しやすさが変わるという内容でした。 「小道具の中に火があれば最高です」。 「土と水も大切です。心理療法室の中には箱庭療法があり(中略)砂が入っています。(中略)水があると人間は昔に帰れます。」 この先生は心理療法士なので、スタンスは精神科医と若干違うし、現実的に診察室にそれらの小道具を置くのは無理なのですが…結構、感覚的にはしっくりくるものがあるのです。 で、むかしから散々ファンタジーやSFに親しんだ人間からすれば、「火」「水」「土」ときたら、あとは「風」でしょう(笑) 家の中で、この4つをコンプリート出来る小物はないかな〜と考え… あった!アロマポット ヽ(゚∀゚)ノ! しかも、電気じゃなくて、水を使って、キャンドル炊く方! ポットは陶器製だし(土)、キャンドル(火)で対流起こるし(風)、上のお皿は水(水)入っているし、完璧!コンプリート! これで、お気に入りのエッセンシャルオイル使えばOK! 「匂い」というのは五感の中でもかなり原始的な感覚で、*ダイレクトに脳に届くといわれています。視覚や聴覚に比べ、再現性が難しく、スポットが当たりにくいですが、匂いの及ぼすインパクトはかなり強いと思います。 いろんなアロマテラピーの本では、ラベンダーが万能薬的に書かれています。 が、ラベンダー自体、日本人にはなじみの薄いハーブなので、はじめては柑橘系(レモン、オレンジ)や木(ティーツリーやヒノキ)の方が馴染むんじゃないかと思います。 おおお、今日はオチがないでござる。
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●聞き上手になる為には「うなづく」、「素直に話を聞く」、「自分の話はしない」の3点がポイントである。 ●前半は非常に為になったが、後半が以外と期待はずれであった。よって、★3つ。
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聞くことってめっちゃ大事。 正論を言いたい人は痛みを人に押し付けているだけだ。 今、すっきりしたいなら話せ。 10分、すっきりしたいなら聞け。
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カウンセリングという場面において聞き上手となるための技術だけでなく、日常生活において如何に相手の話を聞ききるかという姿勢についても学ぶことができた。 特に印象に残っているのは、聞くとは"ASK"ではなく"LISTEN"だということ。聞き手...
カウンセリングという場面において聞き上手となるための技術だけでなく、日常生活において如何に相手の話を聞ききるかという姿勢についても学ぶことができた。 特に印象に残っているのは、聞くとは"ASK"ではなく"LISTEN"だということ。聞き手である自分の意図を含めた質問を繰り返すのではなく、相手の立場に立って(共感して)相手から出る話をひたすらに受け止めていくことが大切なのだということに気づいた。 当然、"ASK"が必要となる場面も多くあると思うが、そのタイミングや方法についても、自分なりに工夫して取り組みたいと思えた。
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昔からの本を久しぶりに読んだ。営業の仕事だったら、役に立つこと多い。本当に真剣に営業できる、会社があれば、行きたいな。
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