月の影 影の海(上) の商品レビュー
20年ぶり位の期間を空けて再読。 ほとんど覚えてなくて、初読くらいの勢いで読みました。 面白さは色褪せないですね。 先を読みたくて目が文章を追いかけるスピードが、読んで理解するスピードを追い越して数行戻ってきたりしました。 陽子が可哀想すぎて、高校生がこんな目に遭ったら、果た...
20年ぶり位の期間を空けて再読。 ほとんど覚えてなくて、初読くらいの勢いで読みました。 面白さは色褪せないですね。 先を読みたくて目が文章を追いかけるスピードが、読んで理解するスピードを追い越して数行戻ってきたりしました。 陽子が可哀想すぎて、高校生がこんな目に遭ったら、果たして自我を保てるのか?なんて思いつつ、あらすじはうっすら覚えてるから、納得しつつ。 久しぶりに読むからこその面白さもありました。 小野不由美さんの文章は少しかためな印象で、難読漢字やら初めて知るような単語が出てきたりで、ファンタジー小説なのに、一冊読み終えると少し頭が良くなったような気がします。 中毒性があります。
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最初の方が読みづらい。主役が不憫で読み進めない?もう騙されへんぞ、このネズミ!ってなったけど、彼にこそ救われる。
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どうなっているのか、どうなるのか、気になり、スラスラと読め、特に共感すること感動することなく、進みます。
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普通の女子高生がある日突然異界に入ってしまいそこで新しい自分を見つける、と言うとよくある転生もののような設定だが、そこから紆余曲折を経て成長していく過程がリアルとファンタジーの間のバランスでとても引き込まれた。上巻はただひたすら辛く時にイライラさせられるが、下巻で一気に面白くなる...
普通の女子高生がある日突然異界に入ってしまいそこで新しい自分を見つける、と言うとよくある転生もののような設定だが、そこから紆余曲折を経て成長していく過程がリアルとファンタジーの間のバランスでとても引き込まれた。上巻はただひたすら辛く時にイライラさせられるが、下巻で一気に面白くなるので挫折せず読んで欲しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ケイキという謎の金髪ロン毛に異世界に連れて行かれた陽子のハードモードな人生の始まり。異世界は妖魔が跋扈する。ケイキが陽子に憑依させたジョウユウの剣技と不思議な回復の球のおかげで生き延びる陽子だが、何度も死にかけ、何度も裏切られるまま上巻が終わる。 最初は流されるだけ、泣くだけだった陽子が、だんだん強くなって諦めなくなる姿が印象的で、でも読んでいて辛かった。
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別世界に迷い込んだ陽子に待ち受ける試練、裏切りなどの困難に読んでいて辛くなった。 あまりにも純粋すぎる陽子だったが高校生ならこんなものかと納得もするような気もする。 これからどうなっていくのか読み進めていきたい。
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おそらく20年ぶりくらいに読む十二国記シリーズ。講談社文庫版は初。難しい漢字が多いな、というのと地名や名称をきちんと把握するのに少し苦労するが話自体は読みやすく、先が気になるのもあってすいすいと読めた。
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アニメから入った口。原作は同じく海客として流れてきた同級生はいない。そのおかげで、より一層陽子に視点が置かれて、人を信じたくても信じられず、自分の無力さに打ちひしがれる辛い場面が続く。「下巻まで耐えろ」という誰かの言葉と、先を知ってるからこそ「持ち堪えてくれ…!」と応援しながら読...
アニメから入った口。原作は同じく海客として流れてきた同級生はいない。そのおかげで、より一層陽子に視点が置かれて、人を信じたくても信じられず、自分の無力さに打ちひしがれる辛い場面が続く。「下巻まで耐えろ」という誰かの言葉と、先を知ってるからこそ「持ち堪えてくれ…!」と応援しながら読みきった。 陽子はまだ幼い。かつての自分もそうだったと重ねつつ、まだその幼さがハッキリと今の自分にも残っていることに気づかされる。
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続きが気になる。 今のところは最高!!というところまでは行っていない。 なんでケイキが助けに来ないのかも分からない。 続きを読む。
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新刊を読みたいが、既刊のストーリーをすっかり忘れており、慌てて何回目かの再読をしている。 元々ファンタジーはあまり読まない。 名作と言われる「鹿の王」シリーズも、結局途中で投げてしまった。なぜか読み進められないのである。 異世界が舞台ゆえに、共感できないせいだろうか。 ところが、...
新刊を読みたいが、既刊のストーリーをすっかり忘れており、慌てて何回目かの再読をしている。 元々ファンタジーはあまり読まない。 名作と言われる「鹿の王」シリーズも、結局途中で投げてしまった。なぜか読み進められないのである。 異世界が舞台ゆえに、共感できないせいだろうか。 ところが、このシリーズは、みるみる世界観に引き込まれるから不思議だ。 まあそれくらいに気に入っている本なのだが、いかんせん、新刊がなかなか出ない。そうしていざ発刊されれば、「前の話、なんだっけ…」(笑) まあ読み直しておかないと、細かな登場人物をすっかり忘れ切っているから仕方ない。 ああ、しかし過ぎた時間はかなり無情だ。 中国風な名前の読み方をすぐに忘れるわ、読むうちに肩は凝るわ目が疲れるわ、それでも頑張って読書中できることはある意味幸福でもあるのだが。
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