月の影 影の海(上) の商品レビュー
読書感想文のためにしか本を読まないような人間だった私を読書の世界にひきずりこんだ十二国記シリーズの第一作目。異世界ファンタジー&中国王朝風大河作品といった感じ。世界観に一気に引きずり込まれます。普通の女子高生がいきなり異世界の一国の王になる、というの話ですがシンデレラストーリーで...
読書感想文のためにしか本を読まないような人間だった私を読書の世界にひきずりこんだ十二国記シリーズの第一作目。異世界ファンタジー&中国王朝風大河作品といった感じ。世界観に一気に引きずり込まれます。普通の女子高生がいきなり異世界の一国の王になる、というの話ですがシンデレラストーリーではありません。深読みがいくらでもできるような面白さがあります。
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ただただ”いい子”でいようとした陽子の元へ謎の男”ケイキ”が現れる・・・。十二国記シリーズの第一弾。私は女性作家があまり得意じゃないのですが、小野不由美氏の文体はとても厳しく甘さが一切無いところが逆に物語りの世界にすっと入ってゆける。ついつい続きを読みたくなる。
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これまた手術の養生中に読みなさ〜いと全巻(出版されているところまで)貸してもらいました。(YO子さん、だんけ!)。私ね〜〜ファンタジーとか近未来やSFはあんまり好きじゃないんだよね〜〜、と豪語しておりました。いや、知らずに「魔性の子」を読んだ時点で私の運命は決まっていたのかもしれ...
これまた手術の養生中に読みなさ〜いと全巻(出版されているところまで)貸してもらいました。(YO子さん、だんけ!)。私ね〜〜ファンタジーとか近未来やSFはあんまり好きじゃないんだよね〜〜、と豪語しておりました。いや、知らずに「魔性の子」を読んだ時点で私の運命は決まっていたのかもしれません。 とうとう読んじゃいましたよ〜〜ん! めちゃ、面白かった〜〜!!(笑) 考えみたら、私、「三国志」が好きなんです。設定がちょっと似ているのよね。いんや〜凄いとマジで思うよ、小野氏。よく言葉とか設定を考えたよなぁ〜と感服!ま、十二国ありますからね〜、じっくり長期戦でいってもらおうじゃないですか。前置きがかなり長くなりましたが、本書ではこの世界から間違って流されてしまった陽子が国に戻りますが、迎えにきたケイキとはぐれてしまいます。どこをどうやって行くのか、目的地さえも知らず、旅する陽子。そして少しずつ強くなっていくんですね〜。途中で騙されたり、いい人や獣に出会ったり。もうあっという間に読めますから、全シリーズ。やっぱシリーズ物は最初から読まないといけません。この十二国記、今のところ7巻までですから、まだ間に合います!「クイーンサーガ」とかみたいになっちゃったら、手が出なくなりますもんね。みなさん、お早めにどうぞ!
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私が持ってるのはホワイトハート版なんだけど、こっちの方が幅広い人に読んでもらえそうなので講談社文庫版を入れておきます。正直出すならもっと早く講談社文庫版にして欲しかった…売れてる本だ、という認識はあったんだけど、ホワイトハートだからなぁ…と手を出さないでいた時間が長かった。何も読...
私が持ってるのはホワイトハート版なんだけど、こっちの方が幅広い人に読んでもらえそうなので講談社文庫版を入れておきます。正直出すならもっと早く講談社文庫版にして欲しかった…売れてる本だ、という認識はあったんだけど、ホワイトハートだからなぁ…と手を出さないでいた時間が長かった。何も読む本がなくなった時があって、平積みになってるこのシリーズを見て「まだ売れてるなら本当におもしろいのかな」と試しに買ったらすっかりはまってしまった。普通の女子高生が突然異世界に連れて行かれて…というあらすじなんか書いちゃうと、よくある話なんだけど、やっぱり売れるには理由があるのですね。大人にも子供にも読んで欲しいな。
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いつだったか、NHK教育テレビでやっていた「泰麒」の物語。これが原作第1巻なのですね。 買って読んでみた感想は、楽しい。まだ1巻目で序盤という感じだけど、アニメで見てしまったところもあるけれど、楽しかった。 続けて読んで、全シリーズ読破したいな〜。
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異国に投げ出された少女の話です. 話の筋と世界観にはまりました. 寝るのを忘れた覚えのある本です.
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学校での授業中、目の前に金色の長い髪を持つ男が現れた。名はケイキ。巨鳥に襲われ事態の把握が出来ないうちに陽子は海に映る月の光を潜り抜け、巧国にたどり着いた。 初めて見る国に一人取り残された陽子。毎夜現れる蒼猿の言葉や時折刀身に現れる懐かしい光景に苦しめられ、そして人の裏切りに幾度...
学校での授業中、目の前に金色の長い髪を持つ男が現れた。名はケイキ。巨鳥に襲われ事態の把握が出来ないうちに陽子は海に映る月の光を潜り抜け、巧国にたどり着いた。 初めて見る国に一人取り残された陽子。毎夜現れる蒼猿の言葉や時折刀身に現れる懐かしい光景に苦しめられ、そして人の裏切りに幾度となくあう陽子の心はすさんで行く。 ケイキを探し自分の居た世界に帰るだけの為に生き続けて行く陽子は半獣の楽俊と出会い雁国へ渡った。延王に謁見した陽子は何故、この世界にやって来ることになったのかを明かされるのだった―――――――――。 まず、思ったのが……主人公なのに苦労すること(笑) 異世界へ主人公が迷い込んだ場合、大抵はあまり苦労せず異世界の仲間に守られ助けられながら、その道を突き進むってのが王道なのだが、この主人公・陽子はかなり孤独で試練が過酷。上巻は殆どその話で終わっちゃう。どうなることか……と思ったが、下巻に入って読者を安心させてくれたのでよし。 しかしながらこの世界観というか設定が綿密だ。作者の頭の中がどうなってるのか知りたいぐらいだ。ここまできちんと設定のあるこーゆージャンルを読むのは久しぶりかも。 なかなかオイシイ処で終わってるので続きが早く読みたい!!
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