行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙 の商品レビュー
全ページ手書きのイラストと、雑然としたタイプライターの文字、さらにそれに重ねられた手書きの文字ということで、まずこれを翻訳して出版したのがすごい。相当手間がかかっただろう。 冒険譚も荒唐無稽な部分はあるものの、おじさんのややふざけた語り口がうまいのと、相棒の亀犬ジャクスンがいい味...
全ページ手書きのイラストと、雑然としたタイプライターの文字、さらにそれに重ねられた手書きの文字ということで、まずこれを翻訳して出版したのがすごい。相当手間がかかっただろう。 冒険譚も荒唐無稽な部分はあるものの、おじさんのややふざけた語り口がうまいのと、相棒の亀犬ジャクスンがいい味を出していて、先を楽しみにしながら読める。特別な仕掛けやどんでん返しがある類の物語ではない。ただ冒険譚の続きを心待ちにして、ワクワクしながら読む甥っ子を疑似体験できるという感じ。
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絵が最高です。(特にジャクスン) 。こんな本こそもし原文で読めたら..!意味だけでなくニュアンスまで読み取れたらどんなに楽しいのでしょう...と悔しくなりました(笑)。
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長い間行方不明だった変わり者の伯父さんから「ボク」に手紙が届きます。 探検家の伯父さんは、「亀犬」ジャクスンを連れて、極地を旅しています。その目的は「白いライオン」の追跡。何度も死ぬような目に会いながら、ライオンへの憧れは、伯父さんを惹きつけて止みません。どうした風の吹き回しか、...
長い間行方不明だった変わり者の伯父さんから「ボク」に手紙が届きます。 探検家の伯父さんは、「亀犬」ジャクスンを連れて、極地を旅しています。その目的は「白いライオン」の追跡。何度も死ぬような目に会いながら、ライオンへの憧れは、伯父さんを惹きつけて止みません。どうした風の吹き回しか、伯父さんはその顛末を甥っ子に教える気になったのです。 おんぼろのタイプライターで打った文字と、伯父さんの手書きの絵からなる手紙です。タイプライターの「と」や「は」や「な」は字が濃く出過ぎてしまうし、「お」や「に」は薄すぎます。どじなジャクスンはときどき、肉汁やコーヒーを手紙にこぼし、伯父さんはそのたび「あぶらくそっ!」と叫んでは、でもその手紙をそのまま「ボク」に送ってくるのです。 どこか不思議な世界で伯父さんが繰り広げる冒険は、手に汗握る悲愴感が漂うというよりは、とぼけたユーモラスな雰囲気です。 「木いちごのように小さい邪悪な眼」を持つシロクマとの闘いが最高。 ちょっと偏屈で辛辣な伯父さんと、とんまで愚鈍なジャクスンの凸凹コンビは、伯父さんが何といおうとすてきな組み合わせだ、と私は思います。 *鉛筆画だと思うのですが、挿絵がすばらしい。原画が見られたらいいのになぁと思います。 *巻末の解説によれば、著者は「ゴーメンガースト」三部作で知られるそう(創元推理文庫より刊行)。こちらはまたがらりと違う雰囲気で、ゴシックと超現実とグロテスクと不条理が混じり合ったもののようです。大作のようなので、こちらはご縁があればということで。
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とにかく素敵な本。 マーヴィンピークの画家としての魅力。 小説家としての魅力。両方が詰まった1冊。
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長いあいだ行方不明だった変わり者の伯父さんから、ある日突然、甥のところに手紙が届きます―手紙は古いタイプライターで打たれていて、誤字脱字だらけ、おまけに絵がふんだんに入っています。そして、そこで語られるのは、探検家の伯父さんとその家来である「亀犬」ジャクスンの脱線コンビが「白いラ...
長いあいだ行方不明だった変わり者の伯父さんから、ある日突然、甥のところに手紙が届きます―手紙は古いタイプライターで打たれていて、誤字脱字だらけ、おまけに絵がふんだんに入っています。そして、そこで語られるのは、探検家の伯父さんとその家来である「亀犬」ジャクスンの脱線コンビが「白いライオン」を追跡して北極を舞台に繰り広げる、ほらふき男爵も顔負けの奇妙奇天烈、奇想天外な冒険譚にほかなりません。
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長いあいだ行方不明だった変わり者の伯父さんから届いた、誤字脱字 だらけでたくさんの絵の入った手紙。そこには探険家の伯父さんと 亀犬・ジャクスンが繰り広げる奇想天外な物語が…。大人から子供 まで楽しめる奇妙な絵物語
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