ジャンプ の商品レビュー
非常に読みやすく、結末が気になってサクサクと。 人生って、こういうことの繰り返しなのかも。 自分も周りの人から見ればミステリーな行動してると思うけど、 そこには確かに自分の意志がはたらいてるのだ。
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-リンゴを買って5分で戻ってくる- そういってコンビに出かけた彼女はそっれきり僕の前から姿を消した。 もしもあの時~していれば・・あるいは、しなかったら・・ 誰しも一度や二度となくそんな風に思ったことがあるはずです。私などしょっちゅうですが。 現状に不満があるとき、いや無い...
-リンゴを買って5分で戻ってくる- そういってコンビに出かけた彼女はそっれきり僕の前から姿を消した。 もしもあの時~していれば・・あるいは、しなかったら・・ 誰しも一度や二度となくそんな風に思ったことがあるはずです。私などしょっちゅうですが。 現状に不満があるとき、いや無い時でさえ、ふと振り返ってみてもし違う道を選んでいたなら・・と想像してみたり。たとえそれがどんな些細なことであっても結果が大きく変わってしまったかもしれない。戻れないとは分かっていてもついついそんな風に思わずにはいられません。 いったい彼女の身に何が起きたのか? 彼女の行動をなぞるうちに見えてくるハプニングの連続。一つ一つは些細なことがドミノ倒しのように続いていき、予想とは全然別の方向へと押されてしまう。 五分のはずが一晩帰れない事態に。携帯は電池切れで連絡がとれない。酷く酔っていた彼の方も、翌朝彼女の不在に気付きちょっとした理由で帰れなかったんだろう(その通りではあったけど)とそのまま出張に出かけてしまう。そんなのありなの?う~ん、ありなのか・・そもそも大事な出張で遅刻できないから彼女の家に泊まりに行った訳で、すぐ連絡がつくと(無理やりにでも)思って出かける・・確かに薄情ではあるが仕方のない一面も。 彼女の方もそのまま(ショックだったにせよ)連絡を絶ってしまうし、彼も別の女と会ってたりするし・・変わった人たちだ。 結局、五年後に再会して、ようやく彼女の行動の理由が明かされるわけだけど、ちょっと肩すかし。やっぱり理解できない。彼女にも彼にも感情移入できない。 ただただ、人生の選択は些細なことなのかもしれない・・ そんな澱が胸に沈むような作品でした。
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面白かったこれ。このネタで一体どこまで続くの?って初めはまどろっこしく感じたけど普通に毎日は続いていくしなんか現実に起こってもおかしくないリアル感があった。
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失踪した恋人のあとを追う。 特に大胆な展開がある訳でもなく、結末もあっけない。 日が経てば忘れていく。 描写も好きじゃない。たんたんと書きすぎ&会話が多くて長すぎる。
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とても面白かった。彼女の失踪の理由は、そういうことかい、やっぱりなあと思う。彼女が失踪したら、普通、仕事に行くかあ?三谷君、君の優柔不断さが招いた結果ということか、佐藤正午の小説の主人公は、みんなこういう奴で嫌だと思うよ、自分を見ているようで。でもなあ、悔やまれるな、でもいいのか...
とても面白かった。彼女の失踪の理由は、そういうことかい、やっぱりなあと思う。彼女が失踪したら、普通、仕事に行くかあ?三谷君、君の優柔不断さが招いた結果ということか、佐藤正午の小説の主人公は、みんなこういう奴で嫌だと思うよ、自分を見ているようで。でもなあ、悔やまれるな、でもいいのかな、得たものは、三谷君にはもったいないものだったのかもね。とても心に残る本でした。
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「本の雑誌」が選ぶ2000年のベスト1。 こういうのに滅法弱い自分です・・・(笑) ある晩、りんごを買ってくると家を出た彼女がそのまま失踪。 さぁ、この後の展開は是非自分で体感してください!
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その夜、「僕」は奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し...
その夜、「僕」は奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し始めた。 この方の本は初めてです♪ 彼女は事件に巻き込まれたのか?と ハラハラドキドキしたけどそういうミステリーではなく。 女心として「あーなんとなくわかるかも」というそんなオチでした。 原田泰三さんで映像化もされてるんですね。ちょっと見てみたいかも。
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ふむ。こういう展開か〜。別に読む必要もないように感じた。ような。そうでもないような。失踪の理由は気になったけど、私は旅が出来るタイプではないから共感はできなかった。妻になる子はスゴイな、そこまでは出来ないな。07.11読了。
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ジャンプというタイトルにどうつながるのか、わからなかったけれど、それを除けば満足した作品でした。佐藤さんの作品は初めて読みましたが、またほかの作品も読んでみようと思いました。
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「フォローミー」という古い映画を思い出した。ミア・ファーローという女優が主演でバックで流れる音楽が印象的だった。 失踪した恋人の行方を探す話。酔いつぶれた主人公のためにリンゴを買いに行った恋人が朝になったも戻らなかった。男は気にかけながらも朝一の飛行機での出張に出かける。帰って...
「フォローミー」という古い映画を思い出した。ミア・ファーローという女優が主演でバックで流れる音楽が印象的だった。 失踪した恋人の行方を探す話。酔いつぶれた主人公のためにリンゴを買いに行った恋人が朝になったも戻らなかった。男は気にかけながらも朝一の飛行機での出張に出かける。帰ってから恋人の行方を捜すが一ヵ月後彼女は突然引っ越してしまう。男以外の関係者にだけ連絡して。 最初に仕事を選んでしまった。帰っても真っ先に彼女のアパートに駆けつけなかった。彼女を心配し探して歩く割に男は不誠実だ。だが気づいていない。出張に行ったことは気にしても彼女以外の女性と会っている。彼女のことを考えながら。謎解きに夢中になっていくにつれ彼女が去った不可解さが増す。 まんまと鈴乃木早苗にしてやられたようでいて、結局この男は何もなくてもいずれ彼女とは別れたんだろうな。5年後彼女が颯爽としていたことにほっとすべきだよ。 なんか男はずるいな。美化していたいんだな。05・4・7
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