うろんな客 の商品レビュー
カギ鼻頭のヘンな生き物がやってきたのはヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に突然入り込んできてそして、それから…。(アマゾン紹介文) 後書きを読んでなるほどと得心。解釈は色々あるだろうけど、私はそれでよい。 テンポの良さと最後の一文の切れ味が凄まじい。他のも次々と…といきた...
カギ鼻頭のヘンな生き物がやってきたのはヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に突然入り込んできてそして、それから…。(アマゾン紹介文) 後書きを読んでなるほどと得心。解釈は色々あるだろうけど、私はそれでよい。 テンポの良さと最後の一文の切れ味が凄まじい。他のも次々と…といきたいところだけど、ゴーリーだから痛い目に合うんだろうなぁ。
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あとがきの解釈も、なるほどと思ったけど、昨年の講演で聴かせていただいた、マフラーが真横になびくほどの強風のなか、家の中をのぞく「うろんくん」の妄想なのではないかという柴田さんの解釈のほうが、切なくて好き。
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2019年6月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2019/0601-7886.html
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なるほど!としか言いようがない。 この独特な世界観が大好き。 歩き方や立ち方など、絵を見ればみるほどツボ。
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よく分からない話だけど面白い。 翻訳も、英文と比べられるのもいい。 うろんくん、ビジュアルがどこか可愛く思えてくる。 解説を読んで納得。
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寓話的な絵本。 うろんな客が人間の造形をとってないからか、 不思議な愛嬌がある。 メッセージ性は感じられないのに、不思議な余韻を 残すラストだ。
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本文が五七五調でリズムが良かったというのもありますが、謎の生き物の謎の行動が自分みたいと言って大ウケ。 解説に、うろんな客は、全ての子供の比喩、とあり納得。 好き嫌いは分かれる気がします。
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ゴーリーの作品の中で一番好きな絵本。「うろんな客」の愛嬌ある姿が可愛らしい。もっとも一緒に暮らしたいとは思わないけれど。
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〈うろんな客〉とは誰か、まで読んだら、この本に対する愛おしさが止まらない。淡々としているのに、冷たくなくて、むしろ温かい。〈うろんな客〉への憧れ。
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