1,800円以上の注文で送料無料

ハイペリオン(下) の商品レビュー

4

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

下巻では、涙なしでは…

下巻では、涙なしでは読めない学者の話しと、青春と革命の領事の話しがよい。没落あってのハイペリオンであるが、この魅力的な世界観だけでも一級品。

文庫OFF

下巻に進むもストーリ…

下巻に進むもストーリー展開のテンポは変わらないが話は核心に迫っていく!しかし話は完結せずに「ハイペリオンの没落」に続く。しかしまだこの世界を旅できると思うと完結しないことが逆に嬉しい。

文庫OFF

ヒューゴー賞・ローカ…

ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。SFファンならたまらない一冊。これはシリーズになっているので、読んで面白かったら続きも読んで下さい。

文庫OFF

2022/09/10

 一体どんな終わり方するんだろう。ワクワクしてたら、なんと、お話はまだまだ続くらしい。最後まで読み切れるのか自信ないけど、引き続き『ハイペリオンの没落』、いくしかないっしょ!

Posted byブクログ

2021/10/13

宇宙の広がりのあちこちに人類が住んでいる28世紀。 そんななか、連邦に属さない星にある謎の遺跡を巡る七人のグループが、それぞれに語るストーリー。 なかなか壮大で、いろいろな物語が繰り広げられるが、個人的にはブローン・レイミアの「探偵の物語」が気に入った。 本書の最後が、なんとなく...

宇宙の広がりのあちこちに人類が住んでいる28世紀。 そんななか、連邦に属さない星にある謎の遺跡を巡る七人のグループが、それぞれに語るストーリー。 なかなか壮大で、いろいろな物語が繰り広げられるが、個人的にはブローン・レイミアの「探偵の物語」が気に入った。 本書の最後が、なんとなく尻切れ感で終わるのだが、続編「ハイペリオンの没落」があるとのこと。 そのうち読むとしよう。

Posted byブクログ

2021/07/11

基本的に上巻と同じ構成。 『ハイペリオン巡礼』に加わることになったメンバーの過去と経緯が明らかにされていく。 SFなのでなんでもありだが、そこには切ない事情が6人6様ににあり、それがハイペリオンでの”シュライク”との邂逅に繋がる…と思いきや、2巻かけてハイペリオンに到着したとこ...

基本的に上巻と同じ構成。 『ハイペリオン巡礼』に加わることになったメンバーの過去と経緯が明らかにされていく。 SFなのでなんでもありだが、そこには切ない事情が6人6様ににあり、それがハイペリオンでの”シュライク”との邂逅に繋がる…と思いきや、2巻かけてハイペリオンに到着したところで終わり! 壮大なドラマであり奇想天外な物語展開なので全く飽きることはないが、オリジナル?のSF用語や、この世界の設定に戸惑いながらもじっくり虚構世界を堪能できた。 果たしてここからどう展開する?

Posted byブクログ

2021/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思い切り続く。時間をめぐる話。女探偵とAI。 時間差の恋愛。多彩な内容で飽きさせない。 続編も続けて読む。

Posted byブクログ

2020/10/25

小説として非常にカロリーが高い。これでもかというてんこ盛り。 辺境の惑星ハイペリオンへ「巡礼」の一団として集まった構成員たちが順番に自らの物語を語っていく。それぞれのまったく異なる目的で集まった彼らだが語りが一つずつ進んでいく中で、惑星ハイペリオンやその惑星の謎や秘密が少しずつ...

小説として非常にカロリーが高い。これでもかというてんこ盛り。 辺境の惑星ハイペリオンへ「巡礼」の一団として集まった構成員たちが順番に自らの物語を語っていく。それぞれのまったく異なる目的で集まった彼らだが語りが一つずつ進んでいく中で、惑星ハイペリオンやその惑星の謎や秘密が少しずつ明らかになり、彼らの物語が複雑に絡まり合っていることが徐々に明らかになっていく…。 司祭、軍人、詩人、学者、探偵、領事と職業がバラバラの各人の物語それぞれに代表的なSFテーマが織り込まれていたり、一人称もあれば三人称もあり、文化人類学的アプローチの物語も、ハードボイルドなラブストーリーも、ハードな戦闘描写も、もうなんでもあり。 上下巻苦労しながら読み進めてきて、いやこれどう伏線回収するんだろと思っていたらまさかの回収はすべて続編だった。この作品はこの作品でそれなりの結末を用意するのかと思ってので若干肩透かしを食らった気分ではあるけど、その分すべてが明らかになった時の気持ちよさを楽しみにして続編にも進んでいきたい。

Posted byブクログ

2019/12/25

ー 人間の経験の本質は、華々しい経験、たとえば結婚式がそのいい例だが、カレンダーの日付につけた赤丸のように、記憶にくっきりと残る華やかなできごとにではなく、明確に意識されない瑣末事の連続のほうにあるのであり、一例をあげれば、家族のひとりひとりが各自の関心事に夢中になっている週末の...

ー 人間の経験の本質は、華々しい経験、たとえば結婚式がそのいい例だが、カレンダーの日付につけた赤丸のように、記憶にくっきりと残る華やかなできごとにではなく、明確に意識されない瑣末事の連続のほうにあるのであり、一例をあげれば、家族のひとりひとりが各自の関心事に夢中になっている週末の午後の、さりげない接触や交流、すぐにわすれられてしまう他愛ない会話.…というよりも、そういう時間の集積が創りだす共同作用こそが重要であり、永遠のものなのだ。 ー まじか!こんないいところで終わってしまうのか! というのも、『ハイペリオン(上)(下)』はほんの序章に過ぎず、全体の四部の一でしかないのだからしょうがないのだが、それにしてもある程度この作品だけで完結してくれると思ったら、一番いいところで終わってしまうなんて…。 とある事情でハイペリオン巡礼に参加した7人の男女。 旅の道中、到着するまでに各自、自己紹介がてらこの巡礼の背景と目的を順番に語り合うのだが、まさに自己紹介が終わったところで物語終了だなんて(笑) とにかく各自の自己紹介エピソードが面白く、あらゆるSFの要素を盛り込んだ非常に贅沢な作品。 こんな傑作を今まで知らなかったなんて!! とにかく面白い。早く続きが読みたいなぁ〜。

Posted byブクログ

2019/12/07

上巻より飽きがきやすい 物語の形式にも慣れてくるのもあるが、伏線が回収されないことが薄々わかってくる 次作を読まないとスッキリしない終わり方だった

Posted byブクログ