ハイペリオン(下) の商品レビュー
だんだん謎がハッキリしてきて、面白くなってきたかな、と思ったところで唐突に終了。後書きで「ハイペリオンの没落」まで読まないと謎が解決されないと知る。名作といわれているが、イマイチ実感できないでいる。
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下巻では、学者・探偵・領事の物語が明かされる。 ハイペリオンという辺境惑星に巡礼に向かう人々が各々の人生を語るという回想形式で背景が綴らていくメタSF。 それぞれの抱える問題はどれも趣向の異なる切なさを持ったもので、あっという間に引きこまれてしまう。 レイチェルを巡る学者の物語...
下巻では、学者・探偵・領事の物語が明かされる。 ハイペリオンという辺境惑星に巡礼に向かう人々が各々の人生を語るという回想形式で背景が綴らていくメタSF。 それぞれの抱える問題はどれも趣向の異なる切なさを持ったもので、あっという間に引きこまれてしまう。 レイチェルを巡る学者の物語が一番好みだった。 続くハイペリオンの没落で各物語の決着がつくと聞いて、とても楽しみ。
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高級ホテルのバイキングのように食べ応えのある短編が並ぶ贅沢な作品。 しかし贅沢すぎるために以下のようなことが起こる。 「没落」が実家にあるので、帰省のたびに「お、まだ読んでなかった。読もう。しかしハイペリオンはどんな話だったかな」と言って再読、そして満足というルートをもう4巡くら...
高級ホテルのバイキングのように食べ応えのある短編が並ぶ贅沢な作品。 しかし贅沢すぎるために以下のようなことが起こる。 「没落」が実家にあるので、帰省のたびに「お、まだ読んでなかった。読もう。しかしハイペリオンはどんな話だったかな」と言って再読、そして満足というルートをもう4巡くらいしているわけです。いつ「没落」に進めるのか。
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いわゆるメタSF。いろいろな文体とジャンル。作者の芸風の広さを感じる。はたしてどういう結末を迎えるのか(1人ずつ死んでいったら楽しいな)。続編を待つ。
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巡礼たちの物語は続く。 下巻の物語はだんだん複雑になってきて、しばしばついて行けないことも(^_^;)
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学生時代に読みかけだったのをやっと読み終えた。感無量。 ボリュームたっぷりのハードSF。 最後のエピソードは結構しんみりする。 そして、没落へ続いていくのか・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほぼ、巡礼団全員の物語が語られ、とうとう目的地に到着した一行。そこに待ち受けるのは、人間には及びもつかない事象、世界。 果たしてその先に待ち構えている結末は・・・というところで終了。続きは「ハイペリオンの没落」へ
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超大作。SFのあらゆる要素がつまっている。登場人物も多く、設定もSF独特なので慣れていない人には最初理解しづらいかもしれない。しかし読み進めていくうちにどんどんつながっていく。没落→エンディミオン→覚醒と続いていくが、ハイペリオンだけでも楽しめる。けれど読んでしまえばきっと覚醒ま...
超大作。SFのあらゆる要素がつまっている。登場人物も多く、設定もSF独特なので慣れていない人には最初理解しづらいかもしれない。しかし読み進めていくうちにどんどんつながっていく。没落→エンディミオン→覚醒と続いていくが、ハイペリオンだけでも楽しめる。けれど読んでしまえばきっと覚醒まで読んでしまうでしょう。
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ここ終わりですか??!!話はこれからです。 それぞれのエピソードに全く違った味の切なさ哀しさがあってよかった。女探偵ブローン・レイミアのエピソードが素敵。
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お酒飲みながら読んだせいか、学者の話にはガン泣き。 それにしても訳者(酒井昭伸さん!)が凄い、神がかってる! ハードボイルドはハードボイルドっぽいし。
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