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時の旅人 の商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

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2025/10/17
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時の境目に、一行開けとかがなく、本当にひとつづきで物語が流れていく。え?いつ、そっちに行ったの?と、何度も遡ったりして、その感じもまた、リアルに感じた。 また、描写が素晴らしい。

Posted byブクログ

2025/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昔の本だし、なかなか読みにくくて進みは遅かったんですけど、(さら〜っと読んでたらいつの間にか過去に行ってて(笑))でも、前半は読みにくいからこその調度品や自然の美しさが際立って想像できるなあと癒されながら読みました。 そして、バビントン事件に関わりだしてからが、ハラハラしつつ傍観者としかいられない虚しさもあり… そもそもバビントン事件のことを実は知らなくて、時の旅人の途中で一旦調べました(笑) 今の日本で言うと、女子中学生が戦国時代にタイムスリップして本能寺後の家康の伊賀越えを手伝った的な感じでしょうか?(笑)そういやアシガールもタイムスリップもおもしろいですもんね! なんか、取っ付きにくかったのがもったいない内容でした。現代語訳をもっとライトな感じにしたらだいぶ好きな人が増えるんじゃないかなあ… 英語が出来たら原書でよめたらきっととてもニュアンスとかよりイメージで入ってきて面白いんでしょうね。 あー、なんか読んでしまって、ペネロピーの成長とともにもうフランシス達には会えないんだという爽やかなビターエンドがじんわり響いてます

Posted byブクログ

2025/08/28

伝統的なタイムファンタジー。過去へ行けても未来は変えられない。でも心の持ちようは変えられると感じることができた。タイムトリップ、してみたい!

Posted byブクログ

2024/12/23
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『農場に暮らして』を読んだ後なので、舞台がアトリーの故郷であるダービシャーであり、描写がとてもよく合致しているのがわかる。 物語は、ロンドンに近いチェルシーに暮らすペネロピーは、療養のため、姉のアリソン、兄のイアンと共にサッカーズ農場の親戚のところで暮らすことになる。農場はとても古くからあって、古風なものが引き出しから出てきたり、もう使われない昔の調理道具が台所の奥にしまわれていたりする。そこは300年前、荘園の領主、バビントンの屋敷だった・・・。 メアリー・スチュアート王女の悲劇と、バビントン家の当主、アンソニーとの関わりが、解き明かされる。 物語は古風ではあるが、農場と荘園の描写や、自然の豊かさは細やかに描かれ、アトリーらしい。タイムスリップものは突然という設定が多いが、ここでは慎重に伏線が張られ、注意深く過去に滑り込んでいて、その仕掛けは自然で見事なものだった。 行こうと思わなくても出会うし、行きたいと思っても行くことができるとは限らない、ペネロピーにとって、まるで夢か幻のような体験なのだが、幾度となく過去と未来を行き交ううちに、どちらも現実のようなリアリティを感じるようになる。(読み手もそうなっていくところがすごい)歴史の事実は容赦無く、物語が進むにつれ、ペネロピーの悲しみが増していく。 ペネロピーは絶体絶命のピンチにも陥るし、儚げなロマンスもある。メアリー王女をめぐる画策もスリリングで、物語はラストに向けて、なかなかの盛り上がりを見せるのだ。 そして、静かなラストを迎える。

Posted byブクログ

2024/09/05

『トムは真夜中の庭で』のお姉さん版の印象。 登場人物が神様に、自分の希望と神様の思し召しが違う場合、それを正しく乗り換える勇気をくれという祈りが印象に残った。

Posted byブクログ

2024/07/03

現在東京宝塚劇場で上演中の月組「Eternal Voice」の背景をより知りたいと思って、読んだ一冊。 芝居自体は19世紀後半のイギリスが舞台だけれど、1587年2月8日にエリザベス1世によって処刑されたメアリー・スチュアートがキーになっていて、メアリー・スチュアートについてざっ...

現在東京宝塚劇場で上演中の月組「Eternal Voice」の背景をより知りたいと思って、読んだ一冊。 芝居自体は19世紀後半のイギリスが舞台だけれど、1587年2月8日にエリザベス1世によって処刑されたメアリー・スチュアートがキーになっていて、メアリー・スチュアートについてざっくりとした知識しかなかったので、メアリー・スチュアート存命時の時代背景や、芝居中に出てくる「バビントン一族」や「アンソニー・バビントン」とは何者か、知りたくなったのだ。 この小説自体は、19世紀末にロンドンに生まれた、バビントン家に仕えていた一族の末裔である体の弱い女の子が、かつてバビントン家の住んでいた田舎(ダービー付近)の屋敷(彼女の一族が引継ぎ、現在は大伯母たちが住んでいる)に療養に行き、アンソニー・バビントンが幽閉されていたメアリー・スチュアートを脱出させようと画策している約300年前の時代にタイムスリップを繰り返す話で、少年・少女向けの小説らしいのだけれど、大人の私が読んでもとても面白かった。イングランドの田舎の暮らしぶりや自然の描写も素敵で、気持ちが良かった。 正直、メアリー・スチュアート処刑に至る背景についてはそれほど深い知識は得られなかったものの、ヨーロッパのように古くから使い続けられている家や物に囲まれていれば確かに、古い時代をより身近に感じるだろうと思ったし、お話の中にもそして月組の芝居にも出てくるように、『モノや場所は記憶をとどめる』ということもあるかもしれないと思った。

Posted byブクログ

2024/06/02

自然のなかでの日々がとても美しく描かれていた。 特別面白いわけでも、つまらないわけでもない。自分は読むのに時間がかかりすぎて、わざわざ人にオススメはしないと思う。 日を改めて読んだらまた印象が変わるのかな?

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2024/04/21

掛け値なしの傑作。 じつは20年以上前に一度読んだのだけど(別バージョンのほう)、そのときはぴんとこなくて、歴史がわからないせいかなと思っていた。 でも、そもそも本国でも歴史を知らない子どもたちに向けてわかりやすく書かれているし、ていねいな注もついているので、そこらへんの心配はま...

掛け値なしの傑作。 じつは20年以上前に一度読んだのだけど(別バージョンのほう)、そのときはぴんとこなくて、歴史がわからないせいかなと思っていた。 でも、そもそも本国でも歴史を知らない子どもたちに向けてわかりやすく書かれているし、ていねいな注もついているので、そこらへんの心配はまったくなかった。 タイムトラベルやタイムスリップの物語にはいろんな仕掛けがあるものが多い。タイムマシン、薬品(『時をかける少女』)、きまった場所(『すずめの戸締まり』?)などなどなど。ほかにジャック・フィニイの『ふりだしに戻る』のように、その時代のことをありありと思いえがくことによってタイムスリップするというのがあって、本作はそれに近いような気がする。 もっともサッカーズ農場の血を引く「ペネロピー」のなかにはときどきそういう能力を持った子が現れるとおばさんが話しているから、そういう魔法的な要素も少しはあるのかも。でも、今のサッカーズと昔のバビントン屋敷両方のありさまが、五感に訴えるようにありありと描かれていることで、読者もペネロピーといっしょに過去への旅を繰りかえしている気分になる。 そうして味わうアンソニーのメアリー・スチュアートへの憧憬。シスリーおばさんをはじめとする農場の人たちの地に足のついた働きぶり、フランシスとの淡い恋(:_;) さいごにはペネロピーの心情と同化して、涙とともに読みおえた。

Posted byブクログ

2023/07/09

先輩司書さんおすすめ。 時を超える話は混乱しやすく苦手意識がありましたが、もともと外国の田舎暮らしへの憧れがあるせいか、暮らしの様子が生き生きと丁寧に描かれているだけでも十分でした。 歴史を知らなくてもフィクションとして読んでもいいと思いますし、これを読んで歴史に興味を持つのも...

先輩司書さんおすすめ。 時を超える話は混乱しやすく苦手意識がありましたが、もともと外国の田舎暮らしへの憧れがあるせいか、暮らしの様子が生き生きと丁寧に描かれているだけでも十分でした。 歴史を知らなくてもフィクションとして読んでもいいと思いますし、これを読んで歴史に興味を持つのもありかと思います。 読書好きの子なら、小学校5年生ぐらいから手にとってほしいです。

Posted byブクログ

2023/04/28

設定がつくりこまれていて世界観に没入しやすいが、少々難解。よく分からないまま最後まで読んだので、もやもやが残った。

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