ループ の商品レビュー
「リング」、「らせん」、そして今回の「ループ」に至る。ホラー小説というよりSF小説の印象。現実世界と仮想世界の境界線がなくなったら⁇後半から面白くなる。主人公は実は⁈
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アプローチは違えど、連3作品の共通項は「もしも」「もしかしたら」。普遍的な題材を大胆に構築していて好感が持てる。
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リングシリーズの第三作である 時間軸的には「らせん」との同時進行と考えてもらっていい 「リング」に登場して死んだと思われたある重要人物の もうひとつの人生が描かれる 変則的な教養小説としての体裁をとっているが そこにあるのは「外部」との対面ではなく 「内部」への撞着だ 地上のフ...
リングシリーズの第三作である 時間軸的には「らせん」との同時進行と考えてもらっていい 「リング」に登場して死んだと思われたある重要人物の もうひとつの人生が描かれる 変則的な教養小説としての体裁をとっているが そこにあるのは「外部」との対面ではなく 「内部」への撞着だ 地上のフロンティアがもはや開拓されつくした今 仮想・空想の世界にそれを見いだそうとするのも自然なことであろう そして、そこでは我々が神ということになる …もちろん錯覚にすぎないが この錯覚が、結果的に大きな災厄を呼び寄せたと言える しかしなによりも、問題は予算だ 当然、次は人工知能の反乱を想像してしかるべきだろう シリーズの続編としては構成に問題があって、やや退屈
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こう来るか!という結末。恐怖はない。我々は誰かに創造された箱庭世界を生かされているのでは、誰しも考えた事がある漠然とした世界感を上手く表現。
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個人的には大好きな作品だが、ホラーではない。 最後にSFになると知ってこのシリーズを読んだので、このオチは非常に好印象だったのだが、かなり評価がわかれそう。 ホラーとして出してしまったことや、映画の貞子のイメージが一般化したのは大きなミスだったと思う。
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実は2周目。 『リング』シリーズの一応、最終巻。 『リング』『らせん』の世界観をさらに広げている。 とにかく最後にきれいにまとまっている。 ちょっと長いけど、最後まで読むとこの『リング』シリーズを僕が気に入る理由もわかると思う。 世界観のつくりかたも半端じゃないので、ぜひ!
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もはやSF小説です。話の辻褄をあわせるためどこか説明くさいし、何より主人公の影が薄ずきます。リングシリーズにループを作る必要性が感じられない。こじつけ感があり、読者置いてけぼりです。
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新種のガンウイルスによって世界は存亡の危機に立たされた。 主人公の少年が運命に引き寄せられるようにそのガンウイルスの起源を探しに行く。 「リング」「らせん」を読んだのが10年くらい前だったので、少し記憶が曖昧でしたが全く問題なく読めました。 ホラーというよりSFの小説です。 スト...
新種のガンウイルスによって世界は存亡の危機に立たされた。 主人公の少年が運命に引き寄せられるようにそのガンウイルスの起源を探しに行く。 「リング」「らせん」を読んだのが10年くらい前だったので、少し記憶が曖昧でしたが全く問題なく読めました。 ホラーというよりSFの小説です。 ストーリーが壮大で楽しめます。
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まさか、こんな結末になるなんて!?って思いました。『リング』から『らせん』につながり、そしてこの『ループ』になりますが、ループを読んでリング、らせんで起こったことが何だったのか判明するんですが、見事に騙されました!! ここまで読んで、リング読んだよって言える感じですね。 ただ、ル...
まさか、こんな結末になるなんて!?って思いました。『リング』から『らせん』につながり、そしてこの『ループ』になりますが、ループを読んでリング、らせんで起こったことが何だったのか判明するんですが、見事に騙されました!! ここまで読んで、リング読んだよって言える感じですね。 ただ、ループは完全にホラーではなくSFですね^^;
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世界が原因不明の癌化に侵されるなか それを追う一人の男と謎を描いた作品。 リング、ループに続く、完結編といっていい作品。 この作品の世の中の評価はどうなのだろうか。 僕としては結構よかったのだが。 リング、らせんの恐怖感は半減するから この2作品が好きな方は読まないほうがよい...
世界が原因不明の癌化に侵されるなか それを追う一人の男と謎を描いた作品。 リング、ループに続く、完結編といっていい作品。 この作品の世の中の評価はどうなのだろうか。 僕としては結構よかったのだが。 リング、らせんの恐怖感は半減するから この2作品が好きな方は読まないほうがよいだろう。 読めばわかるが、映像化も不可能。 この作品に出てくるネタは今やふつう(言い過ぎ?)になっているが 当時は衝撃で、あと、ああそういうことね。という納得がありました。 ちなみに 短編「バースデイ」はループの後日譚です。
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