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ループ の商品レビュー

3.6

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    3

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2024/02/05

発想はすごく好き! ただ文系人間としては理解できない単語が多く登場してくるので読み飛ばしてしまう箇所があった。 普段SFを読まないので、読み終わってからみなさんの感想を読んでから、こういうのがSFなんだと妙な感動を覚えてしまいました。

Posted byブクログ

2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「リング」からこの「ループ」という結末に至ると誰が予想しただろう。あとがきにも「次作の構成はなかった」と書いてあったので、作家の脳内と小説の自由度の凄みを感じた。どこまでも羽ばたける。恐怖!呪いのビデオから、世界の謎に迫る物語に変身。 正直なんのこっちゃと思いながら読み進めましたが、面白かった。個人的にはリング>ループ>らせん、です。今作はホラーじゃなくてSF。 今作は貞子が1回も登場せずなのがウケる。彼女にロックしてループ世界を見るシーン欲しかったな。 結局、過去2作は上位存在が創った仮想世界(?)でした、という壮大な世界観のネタバラシがあるせいで個人の問題は最早どうでもよくなっちゃうのだが、貞子やリングウィルスはバグ的な存在だったということ?その辺りの説明はループを創った当人達も分からない、という感じだったような… また、ループと現実は相互関係にあるので、馨こと竜司がループのガン化を阻止しても、馨くんの遺伝子を持つ子が現実世界に生まれたらまたなんやかんやありそうですよね。

Posted byブクログ

2023/08/28

当時読んでたら幻滅してたかもしれんが、色々分かってて読むと面白いSFだった。リングとらせんの背後の出来事。結局これは高山竜司の物語なのだなと。 しかし肝心な「貞子とはなんだったのか」が明かされない。なぜ彼女の念から生み出された映像に停止コードが埋め込まれていたのか。想像するには、...

当時読んでたら幻滅してたかもしれんが、色々分かってて読むと面白いSFだった。リングとらせんの背後の出来事。結局これは高山竜司の物語なのだなと。 しかし肝心な「貞子とはなんだったのか」が明かされない。なぜ彼女の念から生み出された映像に停止コードが埋め込まれていたのか。想像するには、貞子自身がループに仕掛けられたウィルスなのか、自然発生したバグコードなのか。 「エス」はどうなってるんだろう。

Posted byブクログ

2023/07/25

リング三部作完結 読み終わりました…! リング、らせんと一気読みしたんだけど、ループは時間がかかりました。 なんせSF系全般昔から苦手でして、、これはもうホラーではなくSFですね。 だけど面白い。一気にはいけなかったけど完結編、凄すぎて…よく言えば味わってしっかり堪能出来たかな...

リング三部作完結 読み終わりました…! リング、らせんと一気読みしたんだけど、ループは時間がかかりました。 なんせSF系全般昔から苦手でして、、これはもうホラーではなくSFですね。 だけど面白い。一気にはいけなかったけど完結編、凄すぎて…よく言えば味わってしっかり堪能出来たかな。 リングを読むならここまでしっかり読むべき。 楽しかったです。

Posted byブクログ

2023/07/14

いや。まじかぁ……ループすげぇ✨️⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ スケールが壮大すぎて かなり好きなSFのジャンルだけあって めちゃ面白かった〜(•ө•)♡ 主人公は超が付くほどの天才、二見馨(20) 彼は現在、全世界で猛威をふるっている 転移性ヒトガンウイルスに家族、...

いや。まじかぁ……ループすげぇ✨️⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ スケールが壮大すぎて かなり好きなSFのジャンルだけあって めちゃ面白かった〜(•ө•)♡ 主人公は超が付くほどの天才、二見馨(20) 彼は現在、全世界で猛威をふるっている 転移性ヒトガンウイルスに家族、恋人が 罹ってしまい、家族、恋人を救う為、いや 全世界を救う為に立ち上がるだ!!( •̀ᴗ•́ )و リングシリーズ三部作のラストに相応しい今作 もはやホラーのかけらも無くガッツリSFだけあって シリーズ1の壮大な物語でした。ww(๑´ㅂ`๑) 正直、前作「らせん」からのこの展開は 予想だにせず、かなりびっくりした!!( °Д° ) 序盤ではヒトガンウイルスによる 執拗なまでのストーキング ガン部分を切除しても転移し、また切除の繰り返し、一度発症すれば致死率100パー キツすぎる……((((;゜Д゜))) その光景になんともいたたまれない気持ちになる 中盤から一気に真相究明に奮闘する馨 ウイルス遺伝子(またかよ…と正直思った 内容は今回もさっぱり意味不明だが塩基配列と言う言葉だけは覚えた!笑笑) と父、秀幸の助力により真実へと迫る。 終盤は真相があらわに…ループの真相、そして リングシリーズ三部作の全ての真相が明らかに 明らかになった瞬間…マジかよ…と僕はなった。 読み終えてシリーズで1番好きな作品でしたね 映画とは全く別物だった原作 小説の方がだいぶ好きです!! ホラーでは無いにしろ、面白い作品なので かなりおすすめできる! ちなみにシリーズはまだ続いていたので 機会を見て続きを読みたいです!!✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

Posted byブクログ

2023/07/12

3作でひとつの壮大な物語…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ もうね、ホラーじゃなくて、SFですよ.☆.。.:*・°(`•∀•´)✧ 今回はウイルスがメインです。 幼い頃から「生命のしくみを解き明かしたい」と考える主人公、馨。 父親がガンウイルスに侵され入院。 ...

3作でひとつの壮大な物語…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ もうね、ホラーじゃなくて、SFですよ.☆.。.:*・°(`•∀•´)✧ 今回はウイルスがメインです。 幼い頃から「生命のしくみを解き明かしたい」と考える主人公、馨。 父親がガンウイルスに侵され入院。 そこで同じように入院生活を送る親子に出会う。 シングルマザーの美しい母親に惹かれる馨。 彼女の息子もまた、ガンウイルスに侵されていた。 父親は元人工生命開発プロジェクト研究員の教授。 彼が昔携わっていたプロジェクトの関係者にガン患者が多い。 馨は父親と彼女の為に、ガンウイルス発生の真相を探る。 この転移性ヒトガンウイルス、性交や輸血、母乳などで感染するんです。 しかも、発病すると、間違いなく転移するらしい…(-_-;) あと、宿主が死なない限り生き続けるらしいし、かなりやばいですね。 馨が10歳のシーンから始まるのですが、これがまた天才児。 日常で両親と重力異常の分布図を見て議論する。(-_-;) 見どころとしては、話が貞子や高山に徐々につながっていく流れと、高山が今際に何をしようとしたのかが解明されるシーン。 2000年前後は、この類のSFブームだったのかも…♡ 全てにおいて化学的な理論を紐づけていますが、この展開はちょっと…という私の好みではなかった箇所もあります…(^▽^;) しかし、この3作、細部まできちんと結びついて納得できる。 ラストは『らせん』以上に衝撃です。 1作品でも完成度が高いのに、3作通してそれを上回る素晴らしさ。 『リング』だけで終わらせるの、勿体無いですよ! 実は全部で6作あるリングシリーズ。 続きの『バースデイ』も読みたい(〃´-`〃)

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2023/05/27

鈴木光司による「リング」シリーズ、第3作。「リング」シリーズは、この後『バースデイ』、『エス』、『タイド』と刊行されているが、本作『ループ』が一応の完結作となっている(「リング」三部作)。 科学者である父親と優しい母親の下、平穏な生活を送る小学生の馨。「自分の存在を含めた世界の...

鈴木光司による「リング」シリーズ、第3作。「リング」シリーズは、この後『バースデイ』、『エス』、『タイド』と刊行されているが、本作『ループ』が一応の完結作となっている(「リング」三部作)。 科学者である父親と優しい母親の下、平穏な生活を送る小学生の馨。「自分の存在を含めた世界の仕組みをどうにか解明したい」と夢見て、科学者である父親と自然科学について語り合う日々を送っていた。ある日、地球上のマイナスの重力異常地域と"長寿村"が存在する地域が一致していることに気付く。そのことを両親に話した馨は、その一つであるニューメキシコに家族で旅行することを約束する。しかしその直後、馨の父親が「転移性ヒトガンウイルス」に罹患したことで、その旅行は「約束」のまま履行されることがなかった。 月日が経ち医学生となった馨。ある日、父親の入院先で、入院生活を送る息子に付き添うシングルマザーの礼子と出会う。馨と恋仲になり、馨の子を身籠った礼子だが、彼女もまた「転移性ヒトガンウイルス」に罹患していた。父親、礼子、そしてこれから生まれてくる我が子を救うため、「転移性ヒトガンウイルス」を克服したと噂される地域に赴くことを決意する馨。そこは、かつて両親と旅行を約束していた、ニューメキシコの"長寿村"がある地域であった―――。 『リング』、『らせん』の流れからまさかこんな展開になるとは・・・。ジャンル付けするなら、『リング』→「(バイオ)ホラー」、『らせん』→「バイオホラー」、『ループ』→「SF(ホラー)」といった感じ。1作目を読んだ時点で、誰がこの3作目を予想出来ただろうか。(オカルト要素を全面に出した映画版『リング』と並べたら、もはや「他人」と言えるレベル。)この「とんでも展開」には賛否あるだろうが、個人的には非常に楽しむことが出来た。 あと、『らせん』を読んで違和感のあった、「何でもあり」な強すぎる"ウイルス"の理由が、まさかこのような形で説明されるとは予想だにしなかった。私と同じような違和感を持っている人は、是非とも本作『ループ』まで読んで欲しい。きっとその違和感は解消されるはず。(納得できるどうかは別のお話。) 果たして著者は、『リング』を執筆していた時点でこの三部作を構想していたのかどうかだが、著者あとがきを読む限り、さすがに当初からの構想ではなかったようで。いや、さすがにね・・・。

Posted byブクログ

2023/02/27
  • ネタバレ

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前2作読んでないけどまさか貞子がループの世界のバグとは。 それよりも仮想空間の世界は現実と全く同じ様になるのに、最初の生命だけはこちらでつくらないといけない ってのがこの世界もループなんだと思わせる

Posted byブクログ

2023/02/19

前作二作はそういうことだったのー!! あのひたすら怖いだけだった貞子がまさかこんな壮大な話になっていくとは…!

Posted byブクログ

2023/02/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

前二作をこんなふうに使うとは、すごい思い切りですね! ただ仕掛けは面白かったけど、ストーリーの展開が遅くて……。 参考文献がとっても多い!なので、たしかに読み応えのある考察がいっぱいなんだけど、ストーリーの推進力になってないような…… エリオットのはぐらかしも、キツかったですね……サムライ8じゃないんですよ!?馨といっしょにイライラを共有しようていう訳じゃないですよね… あとがきに、リング→らせん→ループ、最初から全体の構想があったわけじゃない、ということがあとがきに書いてありました。そこから、ここまで膨らませて書き上げられるのは、すごいなと思いました。 (細かい齟齬はある気もしますが…山村貞子は安藤とエッチしてた気がするから、処女懐胎じゃないとか…)

Posted byブクログ