朱色の研究 の商品レビュー
作家アリス 長編です。 ゼミの生徒から依頼を受けた火村。否応なしに巻き込まれて行く二人。 夕日を怖がり、悪夢にうなされる朱美。 悪夢に悩まされ続ける火村は彼女を救えるのか…。 火村が悪夢を見なくなる日が早く来るといいと、心から思う。
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“2年前の未解決殺人事件を、再調査してほしい。これが先生のゼミに入った本当の目的です”臨床犯罪学者・火村英生が、過去の体験から毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子・貴島朱美から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。さっそく火村は友人で推理作家の有栖川有...
“2年前の未解決殺人事件を、再調査してほしい。これが先生のゼミに入った本当の目的です”臨床犯罪学者・火村英生が、過去の体験から毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子・貴島朱美から突然の依頼を受けたのは、一面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった――。さっそく火村は友人で推理作家の有栖川有栖とともに当時の関係者から事情を聴取しようとするが、その矢先、火村宛に新たな殺人を示唆する様な電話が入った。2人はその関係者宅に急行すると、そこには予告通り新たなる死体が……!現代のホームズ&ワトソンが解き明かす本格ミステリの金字塔。
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有栖川…というか火村シリーズはこれが最初でしたっけ。 御手洗シリーズからミステリにはまり、次に手にしたのがこれ。 シャーロック・ホームズの流れをくんでか、男子ペアのミステリ多くないですか? 男女だと恋仲になるからダメなのか。 火村イケメンかつ、相方?がありすって名前の男。 設定ま...
有栖川…というか火村シリーズはこれが最初でしたっけ。 御手洗シリーズからミステリにはまり、次に手にしたのがこれ。 シャーロック・ホームズの流れをくんでか、男子ペアのミステリ多くないですか? 男女だと恋仲になるからダメなのか。 火村イケメンかつ、相方?がありすって名前の男。 設定まんがすぎ、と思ったけど、この話は面白かった。ミステリ系はネタバレ書きませんが、後から出てくる国名シリーズよりはるかによかった。 (国名シリーズもかなり読んだけど記憶に残らず、登録しなかった) キャラがたちすぎてもダメなのかな…
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図書館より。 トリックを考えるのももどかしく、一気にばーーっと読んでしまった。読んだというよりも、喰いあらした、とでもいうような粗暴な目の通し方をして、有栖川先生には非常に失礼なことをしてしまったと、反省してます… というのもこの本を手に取った主眼目が、 火村の過去語りが含ま...
図書館より。 トリックを考えるのももどかしく、一気にばーーっと読んでしまった。読んだというよりも、喰いあらした、とでもいうような粗暴な目の通し方をして、有栖川先生には非常に失礼なことをしてしまったと、反省してます… というのもこの本を手に取った主眼目が、 火村の過去語りが含まれていると知ったゆえにて。 アリス+火村コンビについては作品ごとに過去や思い出話なんかをいい感じに散らして混ぜ込んでくれているので、こちらはその情報を拾うのに少し手間がかかる(ちょっとずつ知っていくのも、勿論楽しいのですが)。
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常に鮮やかな朱色が印象的で、ミステリーというより、短い悲恋映画を観ているような心地でした。 犯人とアリスの会話が印象的です。
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火村先生のシリーズ。 火村先生が出てくるだけで価値があるのに・・・良いです♪ 他の作品より情景の見えるお話でした。
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やっぱりアリスは安心します。動機だけ抽出するときっと納得しないけど、物語の中で聞くとなんとなく納得。
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初読の有栖川作品。 要所要所に出てくる朱色の描写が秀逸で眩しい。 今後別の作品も読んでみようと思う。
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作家シリーズの長編。 終始に渡り朱色が色鮮やかに思い浮かぶ一作。 表紙の朱色といい、プロローグの夕日といい、実に強烈に心に焼きつく。 特筆すべきはトリックよりも動機でしょうか。 動機に至っては凄く分る様な気がしました。 これについて賛否両論あるとは思いますが、個人的には最後読んで...
作家シリーズの長編。 終始に渡り朱色が色鮮やかに思い浮かぶ一作。 表紙の朱色といい、プロローグの夕日といい、実に強烈に心に焼きつく。 特筆すべきはトリックよりも動機でしょうか。 動機に至っては凄く分る様な気がしました。 これについて賛否両論あるとは思いますが、個人的には最後読んでいてストンと納得する所があります。 動機が薄いとは思わず逆に重いなぁと思ったほど。 この作の犯人が案外私は好きでした。
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火村すきーとしては甲乙つけがたい作家アリスの作品の中で、印象深いひとつ。 多分、火村先生の夢について語られたから。
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