風の万里 黎明の空(上) の商品レビュー
三人の少女がそれぞ…
三人の少女がそれぞれに旅をし、地方での革命に身を投じてゆく「十二国記」シリーズ第四作。慶国の運命がうねってゆく。私はシリーズ中、これか次の『図南の翼』が一番好きだ。
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3人の少女の視点から…
3人の少女の視点から話が進みます。3人ともある種の弱さを抱えていて、前半はひねていたりします。けど、それぞれが出会った人によって成長していくストーリー。出会った人物からの心に堪える痛烈な言葉に、自分もはっとさせられました。小野不由美さんてほんとすごいです!
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3人の少女の成長ぶり…
3人の少女の成長ぶりが見ものです。
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3人個々の苦しみがあ…
3人個々の苦しみがあって出会い、大切な心を見つけられたような気がします。気付かなくてはいけない事を台詞で訴えられたような気持ちになりました。
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何も知らない女王、同…
何も知らない女王、同じく知らなかった王女、また被害妄想の激しい少女(?)の三人の少女が中心となって進んでいくお話です。三人の成長が目覚しく、いい感じです。
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供王珠晶初登場の巻。…
供王珠晶初登場の巻。「私は何もしていない。何も知らなかったのよ」と、自分の責任を全く自覚せず、何もしなかったことこそが罪なのだと気づかない祥瓊。あげくには、温情を与えてくれた相手を逆恨みし、毒づく始末。そんなお姫様にかなりイライラしている所に、供王珠晶の強烈な一声。あれこそ女王様...
供王珠晶初登場の巻。「私は何もしていない。何も知らなかったのよ」と、自分の責任を全く自覚せず、何もしなかったことこそが罪なのだと気づかない祥瓊。あげくには、温情を与えてくれた相手を逆恨みし、毒づく始末。そんなお姫様にかなりイライラしている所に、供王珠晶の強烈な一声。あれこそ女王様の理想像!責任を果たさず慈悲だけ請い、当り前のことを蔑むことがどれほど醜いか。この作品は、祥瓊を通してそれを教えてくれている気がします。それにしても楽俊はすごいですね。甘やかすのではなく、押し付けるのではなく、静かにものの道理を説
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玉座に就くが知識不足…
玉座に就くが知識不足が故に、官との不仲に苦悩する陽子。芳国の王である父を殺された、世間を知らない祥瓊。日本から虚海に流され、仙のもとで辛い毎日をおくり、涙する鈴。三人は出会い、そして・・・。
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景王となったものの自…
景王となったものの自分の不甲斐無さに悩む陽子。反乱で芳国公主の座を奪われた祥瓊。蓬莱から流されて来た鈴。今回はこの三人の少女たちが主人公の物語。それぞれ三者三様の悩みを抱えているのですが、国を豊かにし立派な王になろうと自ら一歩を踏み出す陽子はさすがと言ったところ。それに比べて祥瓊...
景王となったものの自分の不甲斐無さに悩む陽子。反乱で芳国公主の座を奪われた祥瓊。蓬莱から流されて来た鈴。今回はこの三人の少女たちが主人公の物語。それぞれ三者三様の悩みを抱えているのですが、国を豊かにし立派な王になろうと自ら一歩を踏み出す陽子はさすがと言ったところ。それに比べて祥瓊と鈴には読んでいてイライラ…。けれど物語後半、祥瓊は楽俊と、鈴は清秀と出会ったことによって少しずつ成長していきます。楽俊は相変わらず良いことを言いますね。大好きなキャラです。清秀も子供なのにすごい。彼らの言葉に思わずハッとさせられ
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月の影~の主人公・陽…
月の影~の主人公・陽子のその後の話。何も知らずに国を任され、頼れる臣下も信頼も得られない。唯一の味方である麒麟(ケイキ)とも旨くいかない。そんなとき、追放された元王女が、日本から流れてきてずっと孤独だった少女が陽子を目指してくる。三人の弱さと葛藤がすごく良くかかれています。
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失脚した王の娘の祥瓊…
失脚した王の娘の祥瓊、蓬莱から流され言葉が通じず苦労する鈴、そして王になり戸惑う景王の陽子。彼女達がおのおのの場所で悩み、自らを自覚し成長していく。
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