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心にとどく英語 の商品レビュー

4.2

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

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2023/01/21

この本では状況に応じた英語らしい英語とはどういうものかを映画の中のセリフを紹介しながら、うまく伝えてくれます。 例えば日本人が「分かる」という状況を英語で伝えるときunderstandを使うことがほとんどかと思います。しかし映画のワンシーンで彼女が自分の心を離れて誰か他の男にな...

この本では状況に応じた英語らしい英語とはどういうものかを映画の中のセリフを紹介しながら、うまく伝えてくれます。 例えば日本人が「分かる」という状況を英語で伝えるときunderstandを使うことがほとんどかと思います。しかし映画のワンシーンで彼女が自分の心を離れて誰か他の男になびいてしまったことに気づいてしまったといった場合、realizeが適当です。 I never realized that she was getting tired of me and had started seeing someone else. understandは意味を理解する状態、realizeはある意義について気づいている状態を表します。このような心の機微を適切に表す英語が紹介されています。

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2020/09/25

心にとどく英語 (和書)2009年05月05日 17:54 1999 岩波書店 マーク ピーターセン, Mark Petersen 母国語としての英語の感覚が日本語を母国語とするときの日本語の感覚とどういう違いがあるのかを丁寧に分かり易く簡潔に書かれている。母国語とする場合の...

心にとどく英語 (和書)2009年05月05日 17:54 1999 岩波書店 マーク ピーターセン, Mark Petersen 母国語としての英語の感覚が日本語を母国語とするときの日本語の感覚とどういう違いがあるのかを丁寧に分かり易く簡潔に書かれている。母国語とする場合の言語の使い方の意識レベルの感覚がとてもよく指摘されている。 この本は何年も前に学生を何となくしていた頃、講義で紹介されて購入しました。でもその当時はなんだか読む気がしなかった。でも読み終わってみてもっと早く読めば良かったと感じる。

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2017/01/10

・英語を勉強していても、ネイティヴスピーカーのようにはなれない。ただ第二言語の学習は文法や単語を掘り下げて学ぶ面白さがあると思う。 ・この本はその英語の些細な用法の違いを映画のセリフを交えながら丁寧に解説している。 ・例えばchallenge は「挑戦すること」ではなく「挑戦へ誘...

・英語を勉強していても、ネイティヴスピーカーのようにはなれない。ただ第二言語の学習は文法や単語を掘り下げて学ぶ面白さがあると思う。 ・この本はその英語の些細な用法の違いを映画のセリフを交えながら丁寧に解説している。 ・例えばchallenge は「挑戦すること」ではなく「挑戦へ誘いかけること、煽ること」になるので日本語感覚で使うと変になってしまう。 「I challenged the Tokyo Marathon 私は東京マラソンを煽った」といったことに。 challenger はチャンピオンに対し、煽ってるから用途は間違っていない、など。 ・解説のどれも分かりやすく興味深いので、英語を勉強していない人にもおすすめ。合コンで博識ぶりを自慢してもよい。 ・著者のマーク・ピーターセンは生粋のアメリカ人だが、日本語について日本人よりも深く把握している。本書内で唯一、邦画として小津安二郎を取り上げているが、英訳の 難しさも取り上げていて興味深い。 「すみません」「いえ」というやり取りが劇中有るのだが、それを「I'm sorry」「No」ではなく「Thank you 」「You're welcome」に訳す必要がある、など。

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2014/10/31

例えば,日本人の苦手な時制の違い,ちょっとしたことでニュアンスが全然変ってしまう例をいろいろと挙げてくれる.こういう,「ネイティブなら当たり前だけど,非ネイティブには分かりづらい」ところを映画のせりふを例に解説してくれる. プロの翻訳の映画の字幕でもおかしいところが多いというこ...

例えば,日本人の苦手な時制の違い,ちょっとしたことでニュアンスが全然変ってしまう例をいろいろと挙げてくれる.こういう,「ネイティブなら当たり前だけど,非ネイティブには分かりづらい」ところを映画のせりふを例に解説してくれる. プロの翻訳の映画の字幕でもおかしいところが多いということだ.やっぱり英語は難しい.

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2013/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マーク・ピーターセンの本。 多分これで全部読破。 どれも6割くらいは似てるけど、他の英語の真面目な文法本に比べて圧倒的に面白い。 以下少しだけメモ I wouldn't go とI won't goでは両方とも行かないのだが、I wouldn't goの方が(そのパーティーに)誘われない可能性が高い(誘われても行かないというい仮定法)という意味が込められている。 I couldn't agree with you. = I agree with you completely. 迷惑のon Don't give up on me. あなたが諦めたら私が困る。 ひと目をはばからないaway snoozing away 授業なので眠りこける talk away 授業中なのに生徒が話している様子。 ~でも(~か何か、のように少し表現を薄める) Was she married or something? 彼女は結婚でもしていたの?

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2012/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本人にありがちが細かな英語のニュアンスのミスをマイク・ピーターセンが書いた本。『日本人の英語』の続編だけど、自然な英語を書くにはどうすればいいかというエッセンスが感じられる。

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2012/09/07

名言っぽい英文が紹介されています。ほとんど映画で言われているセリフですが、座右の銘を探しているならこの本を読んでみてもいいかもしれません。

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2013/03/26

ネイティブの感覚を教えてもらって凄い勉強になる。細かいニュアンスとかってのは日本語の達者な英語ネイティブに解説してもらうしかないもんね。

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2011/10/14

言語の感覚をつかむこと。これがなかなか難しい。辞書に書いてあることを覚える段階から、このレベルに達するのにはわりと時間ががかかる。 例えば今回、am going toとwillの使い方の微妙な差を、この著作でもって肚に落ちた。中学時代に学んで以来、10年の時を経て。 気づくの...

言語の感覚をつかむこと。これがなかなか難しい。辞書に書いてあることを覚える段階から、このレベルに達するのにはわりと時間ががかかる。 例えば今回、am going toとwillの使い方の微妙な差を、この著作でもって肚に落ちた。中学時代に学んで以来、10年の時を経て。 気づくのすら難しい英語と日本語のズレまで文章にしてくれる、筆者の感覚の鋭さに感謝。

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2011/05/14

[ 内容 ] 上司の指示への応じ方として、I’ll do it.とI’m going to do it.とでは、相手の心証はどう違ってくるのか。 人間関係の基本ツールとしての英語にスポットをあて、映画や戯曲の場面も引きながら、さりげない気遣いや拒絶など、微妙なニュアンスを豊かに伝...

[ 内容 ] 上司の指示への応じ方として、I’ll do it.とI’m going to do it.とでは、相手の心証はどう違ってくるのか。 人間関係の基本ツールとしての英語にスポットをあて、映画や戯曲の場面も引きながら、さりげない気遣いや拒絶など、微妙なニュアンスを豊かに伝える英語表現の世界を案内する。 『日本人の英語』(正・続)につづく話題作。 [ 目次 ] 1 英語の発想(マラソンが彼にチャレンジする;時制はドラマをつくる ほか) 2 日常もドラマだ(頼れるレトリック;宿題は「haveの世界」 ほか) 3 会話にスパイスを(excuseで世渡り上手;youはyouでも「あなた」じゃない ほか) 4 意思貫徹の会話術(隠された「つもり」;女を侮辱する表現あれこれ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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