心にとどく英語 の商品レビュー
英語の発想、レトリックの使い方、現在形の本当の意味など大変ためになる内容。特に「あなたではないyou」というのを読んでから、youを英文で使うのが怖くなくなった。なんとなく今までは、でもこれ「あなた」と勘違いされたらいややしなあ、youは使わんとこ。なーんて思ってたけど、まったく...
英語の発想、レトリックの使い方、現在形の本当の意味など大変ためになる内容。特に「あなたではないyou」というのを読んでから、youを英文で使うのが怖くなくなった。なんとなく今までは、でもこれ「あなた」と勘違いされたらいややしなあ、youは使わんとこ。なーんて思ってたけど、まったくの勘違い。そう思っているのは自分だけということに気づかせてくれた本。迷惑のonや人目をはばからないawayなど、分かりやすく、目からうろこです。このシリーズは買うべきです。
Posted by
著者名で検索したら、『ロイヤル英文法』が出てきました。それとこの人の略歴には、「東工大で正宗白鳥を研究」とあるけど、どういうことなんだ。映画からの引用が多いので、ちょっとした映画案内にもなる。有名なハリウッド映画ばかりだけど、小津安二郎も。そういえば高校の教科書に、小津安二郎が好...
著者名で検索したら、『ロイヤル英文法』が出てきました。それとこの人の略歴には、「東工大で正宗白鳥を研究」とあるけど、どういうことなんだ。映画からの引用が多いので、ちょっとした映画案内にもなる。有名なハリウッド映画ばかりだけど、小津安二郎も。そういえば高校の教科書に、小津安二郎が好きな外国人のはなしがあったな。「ペテン師と詐欺師―だまされてリヴィエラ」っていう映画については、明石家さんまがなんか言ってたような。各章の冒頭にオスカー・ワイルドが引用されていて、本文の中でもワイルドは「英語圏史上最も優れたウィットの持ち主だった」とか「reparteeの巨匠」とか書いてあるので、英語で読みたくなるなあ。幸福な王子くらいなら読めるだろうか。最後の方、If〜, would〜.というような文で、英語ではif節のほう、日本語では後半を省略するっていうのはなるほど、と。日本語は「主題」の言語だということとも関連しそうだけど。
Posted by
映画のセリフを中心に、ひたすら「いい感じ」 の英文を紹介していて、英語を学ぶというより、語感を「楽しむ」ためのかるーい内容。具体例たっぷりなので、クラシックな洋画好きならけっこう楽しめるのではないだろうか。自分はそのへん全然だけど、すんなり読めてなるほど感がなかなかよかった。
Posted by
数々の過去の名作から台詞を引用することにより、英語らしい表現を数多く伝えている。過去の同シリーズ本と同様、非常に有用。
Posted by
マーク・ピーターセン氏の第3弾。内容は高度になっているが、英語を機械的に訳していてはわからないニュアンスの違いが楽しめる。
Posted by
口語表現の微妙な感覚をわかりやすく説明。名画のワンシーンから文例を引用しているので、映画のセリフの良さを再認識した。
Posted by
高校生の時に同じ作者の日本人の英語、続日本人の英語を読み、感銘を受けたので購入。と、いっても5年以上前に読んだのだが。私の持論として、中級以上の英語学習者は日本人の持つ癖を徹底的に理解して、よくおかす間違いや発音の癖を克服していくことで上級に近づくというのがある。そういう意味にお...
高校生の時に同じ作者の日本人の英語、続日本人の英語を読み、感銘を受けたので購入。と、いっても5年以上前に読んだのだが。私の持論として、中級以上の英語学習者は日本人の持つ癖を徹底的に理解して、よくおかす間違いや発音の癖を克服していくことで上級に近づくというのがある。そういう意味において、この類の本は非常に役立つ。有名な映画や本、そして著者自身の経験に基づくフレーズはまさしく「生きた英語」であり、即効性の強いものだ。
Posted by
マーク・ピーターセン三部作の3つ目。少し上級編で、より vivid な英語表現のための指南書になっている「日本人の英語」「続・日本人の英語」に次いで読んで欲しい一冊
Posted by
- 1
- 2