記憶の果て の商品レビュー
かなり重いテーマのス…
かなり重いテーマのストーリーだが、すらすら読めた。このシリーズ、一冊で謎がすべて解けるわけでは無いので、順序よく読まなければ、ちんぷんかんぷんになる。得に2冊目からはNG.
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シリーズを重ねるにつ…
シリーズを重ねるにつれて凄味を増す、笑わない男・安藤を主人公にしたシリーズ第一作。好き嫌いは分かれるだろうが、一生浦賀和宏の作品を読み続けようと心に誓わせた作品だ。
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傑作。安藤直樹シリー…
傑作。安藤直樹シリーズの、一作目。作者の浦賀和宏氏は、弱冠19才にして、本書でメフィスト賞を受賞。元・講談社出版部の部長、唐木厚氏に、「編集者生命をかける」とまで言わしめた天才。確かに、この本にはそれだけの価値があります。もう絶版になってしまいましたが、もっともっと広く読まれても...
傑作。安藤直樹シリーズの、一作目。作者の浦賀和宏氏は、弱冠19才にして、本書でメフィスト賞を受賞。元・講談社出版部の部長、唐木厚氏に、「編集者生命をかける」とまで言わしめた天才。確かに、この本にはそれだけの価値があります。もう絶版になってしまいましたが、もっともっと広く読まれてもいいはずです。ぞくぞく来るものがあります。ちなみに、背表紙を飾っている推薦文は、かの京極夏彦氏によるものです。続編の「時の鳥籠」の推薦文は、森博嗣氏。これだけ
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高校時代にはまった「…
高校時代にはまった「自分とは」という哲学かぶれ、社会批判、自己批判などを追体験させられた。どっぷりはまります。
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主人公の父親が自殺す…
主人公の父親が自殺する。その後父の部屋のPCの電源を入れると画面に言葉が表示される。「あなたは誰」と。返事を入力するとまた言葉が表示される。どうもこちらの返答を理解しているような返答を行う。このPCのプログラムは何なのか父はどうして自殺してしまったのかこの2点を軸に話が進みます。...
主人公の父親が自殺する。その後父の部屋のPCの電源を入れると画面に言葉が表示される。「あなたは誰」と。返事を入力するとまた言葉が表示される。どうもこちらの返答を理解しているような返答を行う。このPCのプログラムは何なのか父はどうして自殺してしまったのかこの2点を軸に話が進みます。「時の鳥篭」とリンクしている部分もあるので一緒に読むと少し分かりやすくなると思います。
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文庫版で読みましたが…
文庫版で読みましたが文庫の方がノベルスより高い1000円でした。分厚い作品で上下巻に分冊して欲しかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1998年。第5回。 なんなの、この賞、って思うのよ。 高校卒業して大学入学までの自由な時間にいる10代少年が主人公。父の自殺、自らの出生の秘密。友人との語らい。父のパソコンに住んでいる裕子への恋。痛々しい青春というか、主人公が痛い。 主人公がやたら殴るのがイヤ。挨拶しても無視され続けているお母さんがかわいそう。 終わり方もよくわからん。続編があるらしいけど読まない。
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高三の安藤直樹と、安藤裕子と名乗り直樹の父を父だと言う、脳の研究者で自殺した父のコンピュータ。妹、姉、母と辿る彼女の正体と直樹の出生の秘密。科学議論からのどうしようもない人間模様や友人達。主題が移ろい乖離した感じ。急に読者を意識し思わせ振りな直樹にも戸惑う。もっとSFでAIな裕子...
高三の安藤直樹と、安藤裕子と名乗り直樹の父を父だと言う、脳の研究者で自殺した父のコンピュータ。妹、姉、母と辿る彼女の正体と直樹の出生の秘密。科学議論からのどうしようもない人間模様や友人達。主題が移ろい乖離した感じ。急に読者を意識し思わせ振りな直樹にも戸惑う。もっとSFでAIな裕子に振り切って欲しかった。
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かなりの長編だが、最期まで読んでもなんだか登場人物一人ひとりがイメージとして浮かび上がってこない。ストーリもこれで終わり?と思ったのだがどうやらこれはシリーズ物らしい。伏線の回収はしたいが、あんまり読み進む気にはならないなぁ。
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必要以上に凄惨な殺人現場を書く人、というイメージがあります。まぁまぁ面白いのでデビューからしばらく読んでいましたが、いつの間にか読まなくなっていました。いつの間にか、彼女はそんざいしない、が注目されていて久々に読みました。デビュー当時より読みやすくなっていましたが、やはり凄惨な現...
必要以上に凄惨な殺人現場を書く人、というイメージがあります。まぁまぁ面白いのでデビューからしばらく読んでいましたが、いつの間にか読まなくなっていました。いつの間にか、彼女はそんざいしない、が注目されていて久々に読みました。デビュー当時より読みやすくなっていましたが、やはり凄惨な現場は健在でした。
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