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ハチ公の最後の恋人 の商品レビュー

3.9

184件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小さな場所で少ない人間が繰り広げる平凡だけれど時にちょっぴり奇抜な人間模様が美しく描かれている。お風呂に入りながら読んでいたのだが、のめり込みすぎて危うくのぼせるところだった。あたしはこの物語で初めて登場人物の本人自身が死に近づく場面に出くわした気がする。そんなシーンでさえも、どこかでほっとなれるような表現が使われていて救われる。読んでいる人を追い詰めない綺麗な物語だ。「この人が最後の恋人だ」と思っていても本当にそうなることは実はあまりないという事実を、前向きに受け入れられると思う、これを読んだら。

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2010/12/01

せつないよー。ハチがダイナミックに泣くとこが可愛い。でも単なる恋愛って感じじゃなくていい! 第3章冒頭のあたり。恋愛について思い返す。他人同士なのに、確かに不思議だ。てか、恋愛って単語使ってしまうとなんかもう違うイメージになっちゃうんだなぁ…そもそも恋と愛ってだいぶ違うものを一緒...

せつないよー。ハチがダイナミックに泣くとこが可愛い。でも単なる恋愛って感じじゃなくていい! 第3章冒頭のあたり。恋愛について思い返す。他人同士なのに、確かに不思議だ。てか、恋愛って単語使ってしまうとなんかもう違うイメージになっちゃうんだなぁ…そもそも恋と愛ってだいぶ違うものを一緒くたにしたからわけわかんないのか(脱線)

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2010/11/13

…泣いちゃった。 ほんわか系の話ではない。むしろ、少しハード。 忘れてしまうけど、ちゃんと人生の記録に残るんだよね。そうだと信じたいなぁ。

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2010/10/08

恋をして、夢中になって、冷静になって、辛くなって、落ち着いた。 苦しかった恋も辛かった恋も、夢中になれる時間が増えれば、きっと笑って話せるようになると思う。

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2010/09/23

運命の最後の恋人 あたたかくてやさしい恋人 自由な恋人 ハチの絶妙なバランスがいとおしくてせつない

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2010/07/29

生き別れを描いた作品。 ばなな氏らしく、やっぱり、スローな作品。 別れなければいけない二人の、別れを悲しく感じるタイミングの違いに共感。 やっぱり。ラストが一番素敵です☆ いま、こうしている間にも、大切なあの人もどこかで生きている。 遠い空で繋がっている、嬉しさ。

Posted byブクログ

2010/07/15

ばななさんの本も大好きで、なかなかたくさん作品を出す人ではないから、 新刊と出会えると、読むのがもったいなくてもったいなくて、 1ページづつ1行づつ、大事に読むのがいつもの読み方。 図書館でふいに出会って即借りました。 他の作品に比べると、性の描写が激しかった気がする…(笑) け...

ばななさんの本も大好きで、なかなかたくさん作品を出す人ではないから、 新刊と出会えると、読むのがもったいなくてもったいなくて、 1ページづつ1行づつ、大事に読むのがいつもの読み方。 図書館でふいに出会って即借りました。 他の作品に比べると、性の描写が激しかった気がする…(笑) けど、日常の生活(いや、主人公は普通の環境にそだったわけではないかもしれないけど) の中で、絶望したり、希望を見出したり、死にたくなったり、でも生きようと決めたり。 そういう感情が読むと心にビシビシ伝わってきます。 今回はなおさら、主人公が「前をむこう」ってキモチになった時に、 すごく光が見えたきがしました。 宗教とか超能力とかおばあちゃんの幽霊とか予言とか。 日常っぽくない要素がたくさんあるのに、なんで自分と重ねられちゃうのか不思議(笑) それがばななさんパワーなのかしら。ほほほ。 本の表紙も素敵な写真でした。奇麗な色だったな。 一緒にいられるけど、いられない。 恋の辛さも味わえました…(笑)

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2010/07/11

内容(「BOOK」データベースより) 霊能者の祖母が遺した予言通りに、インドから来た青年「ハチ」と巡り会った私は、彼の「最後の恋人」になった…。運命に導かれて出会い、別れの予感の中で過ごす二人だけの時間―求め合う魂の邂逅を描く愛の物語。

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2010/05/12

「おかあさん」の教えがとてもすてきだなあ。 運命というかなるようになるんだから取り越し苦労はいけないですね。

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2010/05/12

吉本ばななは好きだけど、カルトっぽいところがあまり好きではなかったが、この本は超能力とかを全面に出してなくてよかった。透明感がある感じ。最後の高校に復学ってくだりはいらないかな。いきなり現実感が出る。

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