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竜馬がゆく 新装版(五) の商品レビュー

4.3

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    18

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2013/10/30

おすすめ度:85点 “勤皇派”長州が失脚するひとつの転換点となった「池田屋の変」、「蛤御門の変」。 新しい時代を夢見た若者たちが次々と死んでいく場面には、絶句せざろうえない。 一方、竜馬は師・勝海舟の導きで薩摩の西郷と出会う。 勝海舟が西郷の印象を尋ねた時の竜馬の返答、「ち...

おすすめ度:85点 “勤皇派”長州が失脚するひとつの転換点となった「池田屋の変」、「蛤御門の変」。 新しい時代を夢見た若者たちが次々と死んでいく場面には、絶句せざろうえない。 一方、竜馬は師・勝海舟の導きで薩摩の西郷と出会う。 勝海舟が西郷の印象を尋ねた時の竜馬の返答、「ちょうど大鐘のごとし。小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」。 勝、知見なり、と大いに感嘆し、「評するも人、評せらるるも人」と、その日記に書きとめた。

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2010/05/30

元治元年1年間の竜馬を描く。池田屋事件、蛤御門の変、海軍塾の閉鎖。来島又五郎の描写は生き生きとしている。巻を追うごとに、ますます面白くなる。

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2010/04/14

~内容(「BOOK」データベースより)~ 池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で...

~内容(「BOOK」データベースより)~ 池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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2010/04/10

蛤御門の変や池田屋の変で多くの志士達の血が流れ、神戸の海軍塾は解散し、竜馬も心を痛めた。しかし、これらの苦境にもめげず、独自の発想でこれからの日本を変えていくのだから、竜馬はやっぱりすごい。この巻は重い内容が多かったけど、おりょうとのことや西郷との出会いの場面にはホッとできた。

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2010/03/26

西郷隆盛など、歴史上の有名人が次々とあらわれる第5巻。有名だけれども何をやった人なのかは知らなかった。しかし、竜馬がゆくを読みながら、その人となりや仕事がみえてきて面白い。それにしても興味深いのは、竜馬とおりょうの関係。おりょうという女に魅かれるというのは、うーん、納得がいく気が...

西郷隆盛など、歴史上の有名人が次々とあらわれる第5巻。有名だけれども何をやった人なのかは知らなかった。しかし、竜馬がゆくを読みながら、その人となりや仕事がみえてきて面白い。それにしても興味深いのは、竜馬とおりょうの関係。おりょうという女に魅かれるというのは、うーん、納得がいく気がするけど、ちょっとイヤな気分もある。

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2010/03/16

少年たちが憧れるのがすっごくわかる。かっこいい、生き様が。だけど、「愛される女の秘訣」的なハウトゥー本を読んで学ぶようじゃソレにはなれないように(たぶん)、着るもの・持ち物・しぐさをいくら真似ても竜馬にはなれない。こうすればOK!ってもんはないと思う。と、「坂雲」で活躍する幼い偉...

少年たちが憧れるのがすっごくわかる。かっこいい、生き様が。だけど、「愛される女の秘訣」的なハウトゥー本を読んで学ぶようじゃソレにはなれないように(たぶん)、着るもの・持ち物・しぐさをいくら真似ても竜馬にはなれない。こうすればOK!ってもんはないと思う。と、「坂雲」で活躍する幼い偉人たちも出てきたりして、やっぱり偉人は何か違うんだとその行動力に圧倒されます。多少脚色されているとはいえ、この時代は凄い。そして竜馬、はやく誰か一人に決めて。次巻で奥さんが決まることを期待。

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2010/03/11

池田屋ノ変、蛤御門ノ変が起きて、長州藩がとうとう”朝敵”になる。 武家と公家の関係を、男性と女性の関係にたとえているのは、なるほどと思った。 「長州が天皇に狂ったように恋をしていたのだけど、このころになると天皇がその愛情をうとましく感じるどころか憎みはじめられた」、だとか、「長...

池田屋ノ変、蛤御門ノ変が起きて、長州藩がとうとう”朝敵”になる。 武家と公家の関係を、男性と女性の関係にたとえているのは、なるほどと思った。 「長州が天皇に狂ったように恋をしていたのだけど、このころになると天皇がその愛情をうとましく感じるどころか憎みはじめられた」、だとか、「長州が兵を率いて朝廷に「復縁」をせまっていた」、だとか書いてある。 高校で習う歴史とはちがって、人間味がある。おもしろい。

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2010/03/02

<感想> 全巻を通して、面白かった。 竜馬はあたりまえだが、その他にも多くの登場人物の描写が素晴らしく、惚れ惚れする。 <要点> ■事を成す者の西郷と竜馬の考え方 西郷「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末にこまるものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にし...

<感想> 全巻を通して、面白かった。 竜馬はあたりまえだが、その他にも多くの登場人物の描写が素晴らしく、惚れ惚れする。 <要点> ■事を成す者の西郷と竜馬の考え方 西郷「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末にこまるものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり。」 竜馬「世に生を得るは事をなすにあり。人のあとを慕い人の真似をすることなかれ。」 ■竜馬と西郷の鈴虫の話。この一件で竜馬は西郷を信用するようになった。p309

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2010/02/25

西郷隆盛が気になってきた。 竜馬と似ていて、ただ人間的な魅力は、竜馬より勝るという説も。 いっぱしの下流武士が、幕府の指揮をとるほどまでになった。 それほどの男が、気になる。 竜馬はいう 「大事を成すのに大事なのは金より評判。評判があるところには勝手に金が集まってくる」

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2010/06/16

池田屋ノ変、蛤御門ノ変とたくさんの志士たちの血が流れる事件が立て続けに起こります。そして、幕府により神戸海軍塾も解散になり、勝も去っていく。 海軍塾を失った竜馬は西郷と出会い、船を手に入れるため、幕府をたおすために新たな計画を思いつき、動き出す。 そして、歴史はいよいよ薩長同盟に...

池田屋ノ変、蛤御門ノ変とたくさんの志士たちの血が流れる事件が立て続けに起こります。そして、幕府により神戸海軍塾も解散になり、勝も去っていく。 海軍塾を失った竜馬は西郷と出会い、船を手に入れるため、幕府をたおすために新たな計画を思いつき、動き出す。 そして、歴史はいよいよ薩長同盟に…。 しかし、こんな時代に株式会社の前進ともいうべき海運業を考えるとは、竜馬はスゴイ人だなぁ~と思いました。

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