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竜馬がゆく 新装版(二) の商品レビュー

4.3

180件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    69

  3. 3つ

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2010/02/12

自分の命を懸けたり、家族に迷惑がかかったりとリスクを背負って日本のために脱藩した竜馬をはじめとした当時の志士たちの覚悟や揺るがない決意には尊敬する。現代の日本で竜馬たちのように日本のために働ける若者はいないと思う。それだけ当時の世情が差し迫ったものだったのだろうけど・・・。

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2010/02/25

竜馬が脱藩することで、姉が自害し、離縁した。 家族・親族は職を奪われ、身分を奪われ、苦しんだ。 それでも竜馬は天命を信じてやまなかった。 そして家族も応援した。 何か大きなこと、心に決めたことがあるのならば、 どんなことがあろうとも貫くという覚悟が必要なのだ。 それだけ、夢...

竜馬が脱藩することで、姉が自害し、離縁した。 家族・親族は職を奪われ、身分を奪われ、苦しんだ。 それでも竜馬は天命を信じてやまなかった。 そして家族も応援した。 何か大きなこと、心に決めたことがあるのならば、 どんなことがあろうとも貫くという覚悟が必要なのだ。 それだけ、夢をかなえること、やりたいことをやるということは、苦労が伴うということ。 その覚悟があるのか。 色んなものを犠牲にしても進むべき道なのか。 自分に問いたいと思った。

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2010/01/15

益々はまってきました。竜馬の人間性、影響力、やはり魅力的です。さあ、いよいよ脱藩し、今後の展開が楽しみ!

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2010/01/12

竜馬が江戸の留学を終えて、土佐に帰って脱藩するまで。 やっと「何かやるぞ!」ってとこまで決めた感じ。 のんびりやさんです。 wikiを見つつ読み進みました。 次の3巻で勝海舟に出会うので、楽しみ。

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2009/11/09

修行の期限が切れて土佐へ戻る。その少し前に安政の大獄が起こるが、まだ竜馬は歴史の表には現れず。 土佐では、上士と郷士の諍いが起きる。土佐藩では同じ武士でも上士と郷士の格差がひどく、それぞれの思想も左幕派と尊王攘夷派とで対立している。そんな自藩では事を成し遂げられないと見切りをつけ...

修行の期限が切れて土佐へ戻る。その少し前に安政の大獄が起こるが、まだ竜馬は歴史の表には現れず。 土佐では、上士と郷士の諍いが起きる。土佐藩では同じ武士でも上士と郷士の格差がひどく、それぞれの思想も左幕派と尊王攘夷派とで対立している。そんな自藩では事を成し遂げられないと見切りをつけて、竜馬は脱藩することにした。勤王党で幼馴染の武市半平太は吉田東洋暗殺を計画し、土佐藩をまとめようとするが、同じ時期に竜馬は全く違う道を選んだ。

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2009/10/04

よみやすいなぁ。 ちょっと古語が引用されると雰囲気でしか分からないけど、大丈夫。司馬先生が説明してくれるから。 竜馬が学問をし始める。 すごいのは、蘭学の授業を聞いてただけなのに、先生に「それは間違っちょる」とかそんなことを指摘して、本当に間違っていたところ。 我流で漢...

よみやすいなぁ。 ちょっと古語が引用されると雰囲気でしか分からないけど、大丈夫。司馬先生が説明してくれるから。 竜馬が学問をし始める。 すごいのは、蘭学の授業を聞いてただけなのに、先生に「それは間違っちょる」とかそんなことを指摘して、本当に間違っていたところ。 我流で漢文も蘭学も理解してしまう。 (まぁ小説だから、誇張しているところも大いにあるんだろうな。) で、頭もよくなって、薩摩や長州の状況を見て回り、脱藩。 ------- 「あんた、きっとえらくなるわ」 「えらくはならん。しかし百年後に、竜馬という男はこういう仕事をした、と想いだしてくれる人がいるだろう。そんな男になる。」 -------

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2009/10/07

ついに竜馬脱藩。竜馬は剣のみに生きるのではなく、勤王・攘夷を目指し動き出す。武市は土佐を一藩勤王にすると吉田東洋を暗殺。道は分かれたが二人は同じ目的で始動。大きな幕末のうねりがおそってくる中、益々面白くなる。

Posted byブクログ

2009/10/04

面白いですねー! 小説の形なのに、司馬氏が語っているように書かれているのが不思議な感じです。 人物の感情を追いながらも、史実であることも忘れずに読めるのはその所為ですね。

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2009/10/04

この巻では竜馬が脱藩に至るまでが書かれている。 脱藩は当時重罪であり、脱藩者が出た家系には厳しい処分が下された。 竜馬が脱藩を決断した裏には様々な人の犠牲がある。姉の乙女は離縁し、お栄は自殺してしまっている。 だが竜馬は決して周りの迷惑というものを考えなかったわけではないだろ...

この巻では竜馬が脱藩に至るまでが書かれている。 脱藩は当時重罪であり、脱藩者が出た家系には厳しい処分が下された。 竜馬が脱藩を決断した裏には様々な人の犠牲がある。姉の乙女は離縁し、お栄は自殺してしまっている。 だが竜馬は決して周りの迷惑というものを考えなかったわけではないだろう。周囲をその気にさせる才気を彼はもっていたから逆に周囲が知らず知らずのうちに巻き込まれていったのだろう。  それが結局、国を動かす男を生むことになったのだし。 ここでもやはり脱藩という道を選んだ竜馬。藩内勤王一党に染めようとした武市とは生き方を選んでいる。 先の先まで考えて、自分にとって一番動きやすく、自分らしさを存分に発揮できる立場をとったのだろう。 今の世の中ではどうだろう。 多様化が叫ばれて一見すると確かにバラエティに富んだ人材がいるように思える。 でも思考、言葉という人としての根本を成すものは画一化されていっているのではないか。 どうしてもそう思ってしまう。 だって誰とでも共通する話題があるんだもん。どこにいっても同じなんよ。 ということは新しい価値観が生まれにくい社会になってしまっているのかもしれない。 竜馬は土佐に育まれ土佐を背負って戦った。では自分は何を背負って何をなさんか。

Posted byブクログ

2009/10/04

ついに坂本くんは故郷・土佐藩を脱藩します。 様々な自由が許されていなかった時代には、故郷を捨てるということは重罪になります。 日本が新時代へ向けて動き出しました。

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