イコン の商品レビュー
とんがった安積警部補 パソコン通信という言葉も古めかしいが 時代って恐ろしい勢いで進んでいるんですね 生活を変える通信インフラの進化!
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今となっては割とありうる展開の事件なのだが、 この1995年という時期に書かれているのが面白い。 (今だとチャットなりLINEとかになるんだろうけど) 本書のような内容とはまた異なるけれど、 ネットを介した犯罪を今ではたくさん目にする。 そういう意味で、当時これを題材にしたのは...
今となっては割とありうる展開の事件なのだが、 この1995年という時期に書かれているのが面白い。 (今だとチャットなりLINEとかになるんだろうけど) 本書のような内容とはまた異なるけれど、 ネットを介した犯罪を今ではたくさん目にする。 そういう意味で、当時これを題材にしたのは 作者に先見の明(と言っていいのか)があったと思う。
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今は、ネットは当たり前だけど、 この本が書かれた頃は、まだ特殊な世界だったのだろうな。 ネットの走りの時代だろうが、今よんでも 普通に読める。 すごいー
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図書館で。 なんだか登場人物が多いなあとか彼らのバックグラウンドの方が事件そのものより説明が多いなあと思っていたのですが結果、事件そのものより安積さんと部下の関係や宇津木さんの家庭問題とかの方が気になるようになってしまいました。面白かったです。 個人的には有森さんを作り上げたの...
図書館で。 なんだか登場人物が多いなあとか彼らのバックグラウンドの方が事件そのものより説明が多いなあと思っていたのですが結果、事件そのものより安積さんと部下の関係や宇津木さんの家庭問題とかの方が気になるようになってしまいました。面白かったです。 個人的には有森さんを作り上げたのがスゴイ。やろうと思ってできることじゃあ無いですよ。うん。彼女はその才能があるのならそちらに専念した方がよかったんじゃないかなあと思ったり。まあでも有森さんが偶像で中の人がいなくなることによって真にアイドルになったというのは何となくわかるような気がしました。事件そのものは解決したけどえ?それでいいの?と言うような感じでしたが。
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1995年の作品。当時まだパソコンは普及せず値段が高かったもんなー。今ならフェイスブックとかツイッターかな。
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「蓬莱」のキャッチフレーズ「時代が作者に追いついた」は、この本にこそ 、そして2010年代にこそふさわしいのではないかと思いました。 「蓬莱」と、この「イコン」は班長シリーズの番外編的な位置づけにあるの ではないかと勝手に思っていますが、「イコン」の方がシリーズに近くて 読んで...
「蓬莱」のキャッチフレーズ「時代が作者に追いついた」は、この本にこそ 、そして2010年代にこそふさわしいのではないかと思いました。 「蓬莱」と、この「イコン」は班長シリーズの番外編的な位置づけにあるの ではないかと勝手に思っていますが、「イコン」の方がシリーズに近くて 読んでいてホッとしました。 今野敏さんの警察小説は読後に清涼感を味わえるので、いつも、スカッと 気持ちが晴れやかになります!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遅れ馳せながらアイコンの意味をこの本を読んで初めて知りました。 安積班シリーズなんだけど、目線が安積班以外の人で語られてるので 他の作品とは印象が違う。 話自体はボリュームがあって読み応えありでした。 とはいえそのボリュームの多くがアイドル論と薀蓄で占められてるので その辺で突っかかって読む手が止まることがあった。 アイドルにまったく興味のない人にはきつかっただろうなーなんて。
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姿を見せないネットアイドルやらネット上のやりとりやら、95年作品とは思えない面白い設定。 ただ、その説明がやたら多くて少々読みづらく、スピード感にかける。 事件事態は結局ただの復讐劇だったし、クライマックスがなんだか陳腐で緊張感がなかった気がして残念。
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マニアを熱狂させるバーチャル・アイドル、有森恵美。主役が登場しない奇妙なライブで、少年が刺殺された。警視庁生活安全部少年課の宇津木真は、仮想現実の世界で生まれたリアルな殺意の真相を探る。電脳メディアに宿る、現代の「聖画」とは!?若者たちの神々は降臨するのか…。傑作長編ミステリー。...
マニアを熱狂させるバーチャル・アイドル、有森恵美。主役が登場しない奇妙なライブで、少年が刺殺された。警視庁生活安全部少年課の宇津木真は、仮想現実の世界で生まれたリアルな殺意の真相を探る。電脳メディアに宿る、現代の「聖画」とは!?若者たちの神々は降臨するのか…。傑作長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより) いつもながら人物の描写がリアルです。 少しずつ変わっていく宇津木、部下への接し方で(毎度のことながら)迷う安積。 ページ数の多い作品ですが、飽きずに読めました。
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アイドルのイベントで起きた殺人事件。それを捜査する正統派刑事小説。インターネットを題材にしているが、1995年当時のネット事情なので、今からすると懐かしい感じ。サクッと読める。ブックオフで105円で購入したが、値段の割りには楽しめた。
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