絶対泣かない の商品レビュー

山本文緒(著者)

2011/06/22

何のために働いているんだろう。

この問いに対して即答できるかできないかってかなり違う。

様々な職種の様々な女性たちが主役の短篇集。

更々読めるし、読み心地がよくあっという間に読了。

あとがきまで読んでほしい作品。

2011/06/03

みんなそれぞれいろんな思いを抱えて生きている。
絶対弱みを見せたくない気持ち、なんの得にもならないのに、張り合ったり、強がったり。

そんなに頑張らなくてもいいんだって思えた。

2011/05/29

この本けっこう好きなんです。
中学生の頃に読んだきり忘れていたけど、ふと卒論に使えるかもと思って読み返してみた。

15の短編は主人公が全員働く女。
あとがきに
つまらない仕事でもそれで生計を立てているあなたは、扶養されている人より何倍も自由ですよ。
という主旨のことが書かれてて、自立を目指す女性のイメージが伺えた。

一編一編はかなり短いけど、働く女性の心理だけは正確に描かれてるから感情移入できちゃう。
去年読んだ奥田さんの「ガール」よりリアルだと思いました。

2011/05/18

さらりと軽い短編集。
1つ1つが本当に短くて、少し物足りなさを感じた。
でも、前向きになれる、日常の一部分たち。

お気に入りは
・今年はじめての半袖
・話を聞かせて
・アフターファイブ
・気持ちを計る
・卒業式まで(眠れるラプンツェルときらきら星をあげようを混ぜた感じ)

大人になって、働いたらまた読みたい。

2011/05/09

短編で読みやすい
自分の職業もあった。
仕事ってストレスいっぱいで、自分を無理させてるもの。

でもお金もらって食べてけてる。

なんだかなぁ

2011/09/10

働く女の人たちの心情を垣間見る短編集。
「アフター・ファイブ(派遣・ファイリング)」派遣される会社側の一部にびっくり。そうか。はりきっちゃいけなかったのか。うーん。面白い。
「愛の奇跡(専業主婦)」。理解不能だから面白かったのかも。こういう生き方してる人周りには多いよなあ。人のためだけに生きるって立派。出来ない。面白いなあ。

2011/04/28

短編集。
働く女性は強くかっこいい。

誰もみんな感情を持っていて
大変なのは、自分だけじゃないって。
十人十色、そんな作品です。

2011/03/30

2010/04/19読了

仕事の数だけ人の気持ちがある。社会って甘く無いんだよね。けど、自分と、それに折り合いをつけようとひたすら走る人もいる。
将来きっと悩むこともあるだろうが…多分大丈夫だと思うのだ。

2011/06/02

爽やかな短編集。どのお話もそのあとが気になる！っていいところで終わっていて、その後を色々想像するのも楽しい。完全に女性向き。仕事がやめたくなった日に読んでくださいとのキャッチコピーですが、ちょっと行き詰ったときなんか読んでもいいかと。
以下覚書。
○アフターファイブ
○＋女神の職業
◎女に生まれてきたからには
○－話を聞かせて

2011/02/26

１５の職業につく１５人の女の人の短編集。
山本文緒にしては前向きな気がした。
忘れていた”なにか”を自分で見つけられるようなお話たち。
１つ１つが短すぎてちょっと物足りなさも感じた。
だから簡単に読めてしまいます。
表題の、「絶対泣かない」は好きだな。