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今夜は眠れない の商品レビュー

3.7

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    4

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2011/08/06

中学1年生が主人公ということで、あまりドロドロせず、殺されたりもなく、サクッと読める。 といいつつ、ポイントポイントではしっかりと驚かせる要素やドキドキさせてくれる。

Posted byブクログ

2009/10/04

1992年の作品。このところ『レベル7(セブン)』、『火車』と、比較的重めのミステリー作品を読んでいたので、今回は中1のサッカー少年(球拾い要員)が主人公のライトな作品を選んでみた。 前の2作品に比べて明らかにページ数も少なく、主人公も中1の少年と見るからにライトなのだが、なか...

1992年の作品。このところ『レベル7(セブン)』、『火車』と、比較的重めのミステリー作品を読んでいたので、今回は中1のサッカー少年(球拾い要員)が主人公のライトな作品を選んでみた。 前の2作品に比べて明らかにページ数も少なく、主人公も中1の少年と見るからにライトなのだが、なかなかどうして、面白かったですよ。主人公の住んでいる舞台が東京深川近辺ということで、私が住んでいる地域とも近かったことが、ストーリーをとても身近に感じられた一因だと思う。 主人公の雅男は、何の変哲もないフツウの中学1年生だが、親友で将棋部のエースの島崎くんは、絶対に年齢を詐称している。と思うくらい大人だ。そういうキャラクターも面白い。しっかりとミステリー的要素もあるので十分楽しめる作品です。

Posted byブクログ

2009/10/07

宮部みゆきの初期に当たる作品だろう。久々に宮部作品を読んだせいか、忘れていたことがある。彼女が描く一行一行、一人一人、一エピソード一エピソード、それぞれに無駄なモノなんてひとつもないのだ。…ある人から5億円を譲り受けた母親(家族)が世間の好奇の目にさらされ、いやがらせを受け、家族...

宮部みゆきの初期に当たる作品だろう。久々に宮部作品を読んだせいか、忘れていたことがある。彼女が描く一行一行、一人一人、一エピソード一エピソード、それぞれに無駄なモノなんてひとつもないのだ。…ある人から5億円を譲り受けた母親(家族)が世間の好奇の目にさらされ、いやがらせを受け、家族は崩壊寸前。なぜその人はそんな大金をプレゼントしたの?中学1年生の主人公は真相の究明に取りかかる。これから読む人には注意深く読んで欲しい。それでもラストは予想できないだろう。でも、すんなりとその過程を受け入れられる。ありえない話では断じて、ない。すべての文字にルビ付きで児童小説としても出版されているが、納得できる。小・中学生も十分楽しめる出来だ。そして、この物語を読んでいる間、僕は、totoBIGで6億円当たったら誰に言おうと考えてしまった。(た)

Posted byブクログ

2009/10/04

描かれている状況は結構重たい辛い状況だと思うのですが、主人公の少年視点でストーリーが進むので、シビアになりすぎずサラッと読めます。 児童文庫にもなっているくらいなので、素直で読みやすいし、終わり方も爽やか。 宮部さんの書く少年は爽やかで良いですね〜。

Posted byブクログ

2009/10/04

「夢にも思わない」の続編。相変わらず主人公の二人は聡明で行動力も抜群。ミステリーとしての謎解きの要素も面白い。今回の事件は、思わずゾクリとするラストが待っています。

Posted byブクログ

2009/10/04

ごくごく普通の中学1年生の僕。そんな僕の母さんに、ある男が5億円の遺産を残した!一体なぜ??僕は親友の島崎と謎の解明に乗り出す!

Posted byブクログ

2009/10/07

・この人に男の子を書かせると、本当にいい男になるなあと想います(笑)・中学生視点なのでとにかく読みやすい。・かつての知人から縁あっていきなり五億円を貰ってしまった母。それに振り回される主人公と父。突飛な冒頭からぐっと引き込まれるのはさすがです。面白かった。

Posted byブクログ

2016/10/08

僕と島崎くんシリーズ。 コメディ要素が強く、さくさくと読めるので息抜きに読むにはちょうど良いかも。 小学生向き? ある日僕の母さんが5億円を相続することになったことから事件が始まる。

Posted byブクログ

2009/10/04

ボクの視点で書かれているのが面白かった。なんとなく子供の日記を読んでいるみたいで。お母さんと澤村さんに、そんな関係があっただなんて!最後はいい意味で裏切られました。

Posted byブクログ

2009/10/04

久しぶりに宮部作品を読みましたー。 いきなり5億円もの大金を手にした親子がたどる運命は?? 大金を手にしたとたん家族がまきこまれる騒動は結構リアル。 近所の人がドアをちょっとあけてのぞいてたり・・・壁に耳をあてて盗み聞きしてたり。うわあいやらしい!かなり生生しく感じました。きっと...

久しぶりに宮部作品を読みましたー。 いきなり5億円もの大金を手にした親子がたどる運命は?? 大金を手にしたとたん家族がまきこまれる騒動は結構リアル。 近所の人がドアをちょっとあけてのぞいてたり・・・壁に耳をあてて盗み聞きしてたり。うわあいやらしい!かなり生生しく感じました。きっと現実もこんなんだよなー。 ああ〜いきなり大金持ちになっちゃったらどうするだろー。 この本とおなじで親戚とかがたかりに来るかな。金がからむと人間本性がむき出しになるものです。 お金は天下の回りもの。たまりなんかするもんかい!と常々淡白なことを言っているうちのおかんも実は毎年宝くじを買ってます。うおお二面性! お金は阿堵物の関係でありたいですね・・・。わし、やりくり下手だし分不相応のものは望まないことですYO・・・・。 でもお話し全体はほのぼのしてて・・・時々修羅場っぽいものもありますが(特に両親 笑)、主人公がタフなので安心して読めます。友達の島崎君がクールすぎっ!そして頼もしいっ。 彼も笑いを提供してくれるキャラです。 最後まで相場師の手のひらでころがされてましたが、家族の絆もふかまっていいかんじ? 軽く読めるしオススメです。

Posted byブクログ