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僕を殺した女 の商品レビュー

2.9

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2010/10/03

うーん。俺の読解能力の低さもあるのかもしれないが、読みづらい。キャラがいまいち頭に入ってこないし、どれが誰の発言なのか、いまいちすっと入ってこない。デビュー作らしいが…。

Posted byブクログ

2010/11/01

主人公が目を覚ますと、身体は女性となっており、さらに五年後へとタイムスリップしていた……というなかなか興味をそそられるストーリー。読み進めていく内に感じたのは、主人公が『自分は誰なのか?』というアイデンティティに訴えかける悩みを、延々と反芻し、咀嚼し続けてそれがループし過ぎている...

主人公が目を覚ますと、身体は女性となっており、さらに五年後へとタイムスリップしていた……というなかなか興味をそそられるストーリー。読み進めていく内に感じたのは、主人公が『自分は誰なのか?』というアイデンティティに訴えかける悩みを、延々と反芻し、咀嚼し続けてそれがループし過ぎているのではないか? ということ。それを鬱陶しいと思うかどうか、で読む人間を選ぶと思う。 よくよく考えれば(この小説は特殊な場合過ぎるが)自己構築の際に不安感や喪失感を伴わせる煩悶が続けば、誰しもが他人に共有できない事柄で幾度となく想い悩むのは致し方ないだろう。そういった側面にリアルを感じるのであれば、この小説は荒唐無稽な設定でも非常に丁寧に描かれているので面白いと感じるだろうと思う。私の場合は、人が悩む過程のひとつ臨界点を見せてもらったような心持ちとなった。【550P】 詳しいレビューは→http://d.hatena.ne.jp/kikinight/20100924/1285311350

Posted byブクログ

2010/02/16

健忘と性転換と半陰陽と同性愛がミックスされた話。 面白いと言えば面白いけど、ナナメ読みしたくなる文体。

Posted byブクログ

2009/10/07

2008/9/22 あれ?ちょっと難しい。 多重人格で双子で性同一障害で親の犯罪の因縁もあって…とかよっぽど集中して読まないとわからないよ。 そこまで集中できるほど面白くもないし。 なのでネタばれの刑。 万一誰か見ておんどりゃーってなったらゴメン。 でもここ見る人ほとんどいないは...

2008/9/22 あれ?ちょっと難しい。 多重人格で双子で性同一障害で親の犯罪の因縁もあって…とかよっぽど集中して読まないとわからないよ。 そこまで集中できるほど面白くもないし。 なのでネタばれの刑。 万一誰か見ておんどりゃーってなったらゴメン。 でもここ見る人ほとんどいないはず。

Posted byブクログ

2009/10/04

氏のデビュー作。 ある朝目覚めたら、大学生で「篠井有一」だった僕は、見知らぬ部屋で若い女になっていた。 しかも昨日から五年後にタイムスリップして?! 驚愕のオープニングから始まり、もう一人の篠井有一の存在など、主人公と読者を惑わす謎の数かすに圧倒されます。 そして驚...

氏のデビュー作。 ある朝目覚めたら、大学生で「篠井有一」だった僕は、見知らぬ部屋で若い女になっていた。 しかも昨日から五年後にタイムスリップして?! 驚愕のオープニングから始まり、もう一人の篠井有一の存在など、主人公と読者を惑わす謎の数かすに圧倒されます。 そして驚愕の事実が?!

Posted byブクログ

2009/10/04

朝目覚めてみたら女の身体になっていた。――確か、そんな感じのお話。読んだのずっと前だけど、でも頭の中に残ってるお話!もっぺん読もうかな…。

Posted byブクログ

2009/10/07

読み始めから、わけがわからない。 人間関係が複雑で、コロコロと変わって行く物語に、イライラしながらも、先が気になって仕方がない・・・そんな本でした。 この作品は、絶対に一気読みすべきです・・・というか、一気に読みきらないと、理解できない!

Posted byブクログ

2011/11/14

 ある朝目覚めると、篠井有一は女の身体になって見知らぬ男・宗像久の家で寝ていた。しかも昨日どころか、この5年間の記憶が全く無い。ただの記憶喪失にしては、自分の性が変わってしまったこと、そしてこの女の肉体を見て「トモコ」と呼ぶ人の存在があることに説明がつかない。しかも、”篠井有一”...

 ある朝目覚めると、篠井有一は女の身体になって見知らぬ男・宗像久の家で寝ていた。しかも昨日どころか、この5年間の記憶が全く無い。ただの記憶喪失にしては、自分の性が変わってしまったこと、そしてこの女の肉体を見て「トモコ」と呼ぶ人の存在があることに説明がつかない。しかも、”篠井有一”は他にちゃんと存在して叔父の会社にいるという。自分は一体誰なのか?  SFかと思っていたが、ちゃんと説明がつくミステリーだった。主人公・篠井雄一があーでもない、こーでもないと考えをめぐらせるのは当然のことだと思うが、的を外れているものが延々と述べられる箇所が多く、余計にややこしくなってしまって少々うっとおしく感じた。主人公より、宗像の方が魅力的に書かれていたなぁと思う。ラストは良かった。評価としては3.5くらい。

Posted byブクログ

2009/10/04

物凄い謎が冒頭から。目が覚めると五年もタイムスリップしてい田うえに、なんと体が女性になってしまっていたというSFとしか思えないこの設定なのに最後には現実の世界の論理で解き明かされてしまう。ちょっと部分的には?なとこもあるけどそれでも最後まで引っ張り続ける謎とどんでん返しの繰り返し...

物凄い謎が冒頭から。目が覚めると五年もタイムスリップしてい田うえに、なんと体が女性になってしまっていたというSFとしか思えないこの設定なのに最後には現実の世界の論理で解き明かされてしまう。ちょっと部分的には?なとこもあるけどそれでも最後まで引っ張り続ける謎とどんでん返しの繰り返しは見もの。

Posted byブクログ