坂の上の雲 新装版(四) の商品レビュー
合言葉は「砲弾がない」 最後のほうは…児玉かわいそうすぎて…。 バルチック艦隊も、喜劇なのか悲劇なのか…。
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乃木と伊地知の無能っぷりが後半は続いたので読むのが辛かった。戦争ってすごい。「たった300人の死傷者で済んだ」とかいう感覚だからな。人を駒と思わなければ戦争はできないのかもしれない。僕にはわからない。
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黄海海戦、遼陽・沙河会戦、本格化する日露戦争。その中でも最大の激戦となる旅順総攻撃の描写が凄惨かつ凄まじい。歴史小説でありながら、下手な戦争映画を凌駕する迫力。無能な上層部と無駄に増えていく死傷者が冷徹に描かれています。
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四巻。陸軍の乃木大将と伊地知参謀が旅順攻略で何千何万もの兵隊を無駄に死なせてしまったところ。何とも憤りを感じた。 ちなみに小説では、伊地知やその作戦を推し進めた乃木大将がどうしようもない無能のように書かれてるけど、ウィキペディアをみると諸説あるみたい。
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当時は軍隊、軍人といえどもそれは血税によって組織されているという意識が国民にあり指揮官が無能とあれば国民が批判出来たというような文章がとても印象に残りました。 第二次世界大戦期でもそうであれば戦争犠牲者を幾らか減らすことが出来たような
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旅順攻略は、戦争という命をかけた場でさえも組織というものの難しさを教えてくれる。まして、現代の命をかけないような場で無能者を組織の長に据えることがなんとまかりとおることか。。 比較的近い戦争だったからか組織や人について具体的な描写があって、恐らく現実に近いことだろうから、現代の我々の生活、特に企業の中での考え方にも参考になることが多いと思う。 東郷が射手の名人名手を主砲の砲員にしたという、射撃の才能はうまれつきであり、凡庸なものに訓練をくわえてもたかが知れている、そういう考え方も、それが実際に大きな効果を得たことも、考えさせられることがらだった。
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乃木将軍の無能さ、 ロシア海軍の無能さ、 失敗から何も学ばない姿が 司馬遼太郎の考察を交えて描かれる。 しかし、その無能な上官でも 兵卒は愚直に戦い死んでいく。 それは日本がロシアに勝てると信じてのことなのだろう。
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乃木って教科書ではほんと英雄的な感じの雰囲気漂う記述だけど ところがどっこい!乃木・伊地知、あんたらないわ~!まじで!! 無能な人特有の頑固さ、ってか頑固な人は無能なのか。 勉強になりました。
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三人の人物のあとを追う・・・ としたはずだったが??? 子規は既に亡く 秋山兄弟もほとんど出てこない・・・
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陸軍の話が中心だった。戦場の狂気がひしひしと伝わってくる。日露戦争はまさにギリギリの戦いで、少しでも間違えば歴史は大きく変わっていたのだと感じる。 日露戦争に限らず、戦争とはそういったギリギリの連続なのかもしれない。児玉源太郎、大山巌、乃木希典…その行動の1つ1つが歴史を変えた...
陸軍の話が中心だった。戦場の狂気がひしひしと伝わってくる。日露戦争はまさにギリギリの戦いで、少しでも間違えば歴史は大きく変わっていたのだと感じる。 日露戦争に限らず、戦争とはそういったギリギリの連続なのかもしれない。児玉源太郎、大山巌、乃木希典…その行動の1つ1つが歴史を変えたかもしれない。そのくらい軍指令部というものは大きな存在なのだろう。
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