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坂の上の雲 新装版(四) の商品レビュー

4.1

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    58

  3. 3つ

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旅順要塞はなかなか落…

旅順要塞はなかなか落ちないまま、バルチック艦隊が迫ってくる。旅順攻略と艦隊到着どちらが先か・・・。目が離せません。

文庫OFF

2024/05/11

日露戦争、旅順総攻撃まで。いや、本当に乃木大将、伊知地参謀長の二人が世界戦類を見ない糞司令部で、どうしようもないくらいバカだ。上の命令に従わずただ闇雲に数少ない貴重な兵士を犬死にさせただけ。作戦実行日もなんの根拠もなく毎回二十六日とか、ロシア側にもバレてて無能のことこの上ない。コ...

日露戦争、旅順総攻撃まで。いや、本当に乃木大将、伊知地参謀長の二人が世界戦類を見ない糞司令部で、どうしようもないくらいバカだ。上の命令に従わずただ闇雲に数少ない貴重な兵士を犬死にさせただけ。作戦実行日もなんの根拠もなく毎回二十六日とか、ロシア側にもバレてて無能のことこの上ない。コイツらがもう少しまともだったらなぁと、只々呆れ果てました…。乃木のどこが軍神なんだよと、嗤っちまうよwww ただの人間どころかゴミカス以下だ!?(;−_−+ (※後日知人に教えていただきましたが、司馬史観というもので史実とは異なるようです。乃木大将、申し訳ありません…。)

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2024/02/29

自分は乃木さんに関する知識をまったく持っていないですが、地名になったり神社まである人が本当にこんなふうに無能だったのかなというのは疑問に思った。乃木さんの他の評価も知ってみたいという思いと、司馬さんの評価の背景(エビデンスが何かということではなく考え方とか感じ方のパーソナリティ)...

自分は乃木さんに関する知識をまったく持っていないですが、地名になったり神社まである人が本当にこんなふうに無能だったのかなというのは疑問に思った。乃木さんの他の評価も知ってみたいという思いと、司馬さんの評価の背景(エビデンスが何かということではなく考え方とか感じ方のパーソナリティ)も興味深いなと思った。

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2024/02/13

巻全体を通して、組織の上に立ち、統率する立場にある人間の資質とは?について考えさせられる内容でした。 司馬遼太郎がこき下ろす、乃木希典と伊地知幸介という人物。終始モヤモヤしながら読み進めましたが、本作だけでなく、他の書籍も読んで、多角的に二人のことをもっと知りたいと思いました(...

巻全体を通して、組織の上に立ち、統率する立場にある人間の資質とは?について考えさせられる内容でした。 司馬遼太郎がこき下ろす、乃木希典と伊地知幸介という人物。終始モヤモヤしながら読み進めましたが、本作だけでなく、他の書籍も読んで、多角的に二人のことをもっと知りたいと思いました(それでも結果的にモヤモヤで終わるかもしれないけど)。

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2023/11/26

▼日露戦争開戦。司馬さんは戦争が好きだ。ちょっと言い方が雑だけれど、司馬さんは戦争の細部や人間臭さが好きであろう。司馬さんは人間の明るさとか賢さとか合理性とか機能性とか合目的性とかが好きだし、そういうリーダーに率いられる人間の集団について、汲めども尽きない興味を持っておられる。▼...

▼日露戦争開戦。司馬さんは戦争が好きだ。ちょっと言い方が雑だけれど、司馬さんは戦争の細部や人間臭さが好きであろう。司馬さんは人間の明るさとか賢さとか合理性とか機能性とか合目的性とかが好きだし、そういうリーダーに率いられる人間の集団について、汲めども尽きない興味を持っておられる。▼そういうわけで、機械好きの子供がラジオを解体して仕組みを発見して喜び、そしてまた組み立てるように、司馬さんなりに明治日本と日露戦争を解体して検証しておられる。そして、司馬さんのような意では多くの人が戦争が好きであろう。「ガンダム」だって「銀河英雄伝説」だって「大河ドラマ」だって同じくでしょう。戦争が好きなのは男子が多いと思われる。自分もその意では、好きである。

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2023/10/11

戦争禍において無能な上司の下に配属されることほど悔やまれる事はないとわかる。また派閥に基づく人事も碌でもない。令和の今となってもその悪しき習慣はある。残念すぎる。 無能無策な上に頑迷で、多くの日本兵を殺すことになった乃木という人間の描写が耐えられなかった。が、どうにか読み切った...

戦争禍において無能な上司の下に配属されることほど悔やまれる事はないとわかる。また派閥に基づく人事も碌でもない。令和の今となってもその悪しき習慣はある。残念すぎる。 無能無策な上に頑迷で、多くの日本兵を殺すことになった乃木という人間の描写が耐えられなかった。が、どうにか読み切った。次号に期待。

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2023/09/17

203高地の戦いを経て佳境に入りつつある日露戦争の描写。その戦争のプロセスが生々しくも、日本に対し残念な描かれ方をしているのも、教育として学んだ以上の戦争の側面を、いつになっても戦争の終わらない現代に生きる自分たちに問われていると感じる。

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2023/07/31

日本史としてしか知り得ていなかった日露戦争。 その結果と背景しか知らなかったが、そのプロセスにはここまでも凄惨な生々しい戦争が繰り広げられていたとは。また、その上に自分たちの生活があることをありありと感じさせられる。 日本人として読むべき一冊。

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2023/04/06

この巻の物語の中で乃木将軍を表すことば、エピソード、白襷隊のこと、これらの語られ方から乃木将軍を好まない人がいる理由を少しだけ理解しました。 明治帝に気に入られて、昭和天皇の教育も務められ、乃木坂駅に乃木神社がある。一般的に嫌われる訳以外のことがあるのでしょうね。 私はどちらかと...

この巻の物語の中で乃木将軍を表すことば、エピソード、白襷隊のこと、これらの語られ方から乃木将軍を好まない人がいる理由を少しだけ理解しました。 明治帝に気に入られて、昭和天皇の教育も務められ、乃木坂駅に乃木神社がある。一般的に嫌われる訳以外のことがあるのでしょうね。 私はどちらかと言えば好きな方ですが(^^ゞ

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2023/03/30

日露戦争の旅順、203高地の攻略でいよいよ佳境に入る。 今まで、乃木将軍ってとても凄い人だと思ってたんだけど、この本では能無しの馬鹿呼ばわりなんだね。 歴史も政治も見方によっては180度異なるって事だ。 偏った情報に惑わされてはいかんよ。 SNSなんかで、政治関連の情報を書き込...

日露戦争の旅順、203高地の攻略でいよいよ佳境に入る。 今まで、乃木将軍ってとても凄い人だと思ってたんだけど、この本では能無しの馬鹿呼ばわりなんだね。 歴史も政治も見方によっては180度異なるって事だ。 偏った情報に惑わされてはいかんよ。 SNSなんかで、政治関連の情報を書き込んだり、シェアしたり、批判したりしてる人居るけど、あれは如何なもんかねぇ。 そういう人とは、ちょっと距離を置きたい。

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