坂の上の雲 新装版(四) の商品レビュー
旅順要塞はなかなか落…
旅順要塞はなかなか落ちないまま、バルチック艦隊が迫ってくる。旅順攻略と艦隊到着どちらが先か・・・。目が離せません。
文庫OFF
正岡子規も亡くなり、戦争の色が濃くなる四巻。事実か私見かは謎だがなかなかの分量で乃木希典と伊地知幸介の指揮官としての無能ぶりにページが割かれていた。以前に乃木神社を訪れた時に受けた印象と真逆だったため不思議な感じがした。
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日露戦争の序盤を象徴する海軍の旅順港封鎖と、黄海海戦。本国の応援を待ち、じっと耐えるロシア軍と、日本軍の当時の焦燥が伝わる。そして陸軍については、兵力で劣る中で兵士の忠誠心によってなんとか互角に立ち回っていく遼陽戦と、大将・参謀の愚をこれでもかとこき下ろす旅順戦が対照的。陸軍全体にある過小評価癖や、体質の問題が後の太平洋戦争にも影響していく考察は興味深い。
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日露戦争において、いよいよバルチック艦隊もロシアを出航する中、旅順の戦闘における悲劇がこれでもかと書かれている。これを読んで、旅順での悲劇、惨さを痛感した。 日本陸軍における戦略性の欠如、現実感覚の乏しさは、やがて太平洋戦争での破滅につながる。 精神主義である一方、情報、兵站を顧...
日露戦争において、いよいよバルチック艦隊もロシアを出航する中、旅順の戦闘における悲劇がこれでもかと書かれている。これを読んで、旅順での悲劇、惨さを痛感した。 日本陸軍における戦略性の欠如、現実感覚の乏しさは、やがて太平洋戦争での破滅につながる。 精神主義である一方、情報、兵站を顧みない姿勢の愚かさは変わっていない。 他方で、ロシア側のクロパトキンなどの軍人の心理も書かれ、おもしろい。
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乃木希典さん、伊地知幸介さん、毎月26日に決まって銃剣突撃を繰り返させて、2万人以上の兵を死傷させたとある。しかもロシアにバレバレだったというのも、たまらないな。
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温泉に行く途中に車窓から橘神社を見て、何気なく調べたところ、軍神 橘中佐を祀った神社とのことだった。日露戦争で活躍されたとの事。司馬遼太郎先生の坂の上の雲を読んではいたが、この名前に聞き覚えがなかったので、改めて読んでみた。橘中佐自体は遼陽会戦の章中で一行だけの記載だった...
温泉に行く途中に車窓から橘神社を見て、何気なく調べたところ、軍神 橘中佐を祀った神社とのことだった。日露戦争で活躍されたとの事。司馬遼太郎先生の坂の上の雲を読んではいたが、この名前に聞き覚えがなかったので、改めて読んでみた。橘中佐自体は遼陽会戦の章中で一行だけの記載だったが、改めて司馬先生の淡々とした語り口に触れ、また、その語り口で際立つ先人の苦労に思いを馳せた。 別の機会に橘神社にも寄ってみたい。
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旅順でなかなか苦労していたんだな。 見てきたように描かれる情景に、やはり戦争は いけないと改めて思う。 しかし自分の判断に、何人もの命、 一国の命運が懸かっているなんて、想像するだけでも恐ろしい。
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乃木・伊地知ペアには読んでてもちろん最大級にイライラした。 でも、最大の責任は藩閥政治に拘って乃木を押した山縣有朋にあるのでは?とも思う。それに、Wikipediaによれば、乃木軍への命令系統は曖昧で、混乱が生じたとも。 能力が足りなかった、頭が硬すぎた等確かに一理あるんだろうなと理解したけど、その状態を理解しつつも変えられなかった、そもそもその状態にした組織にも大きな問題があったのでは? 乃木希典は戦争で息子2人亡くし、「国民に申し訳が立つ」みたいなことを言ったらしい。明治帝にも愛されていた。人柄は尊敬される人だったんだろうなと、パパっとググって知り得た少ない情報でも、思う。 でも確かに、203高地から攻めるべきだったよね… 関係ないけど、ゴールデンカムイの登場人物たちは兵卒としてこの旅順で死闘していた(設定)と思うと、勝手に感慨深い。
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ロシアと日本、双方の思惑が理解でき、リーダーの性格のあり様が戦況に影響を及ぼしていること等、興味深かった。ロシア人の国民性も分かった。 恩田陸さんが、「坂の上の雲」全8巻を丸2日間かけて読破されたことをネット上で知り、作家になる人の意欲はすごいなあと思った。私もゆっくりだけど頑...
ロシアと日本、双方の思惑が理解でき、リーダーの性格のあり様が戦況に影響を及ぼしていること等、興味深かった。ロシア人の国民性も分かった。 恩田陸さんが、「坂の上の雲」全8巻を丸2日間かけて読破されたことをネット上で知り、作家になる人の意欲はすごいなあと思った。私もゆっくりだけど頑張るゾ!司馬遼太郎さんの文章のリズム感がよく、歴史に疎い私もここまで読めた。途中途中に入る、「余談」も良かった。
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斜め読みになってしまったが、 日露戦争が、進んでいくさまがよくわかる。薩長がまだ関連していたり、戦いの仕方として、桶狭間の戦いなど、出てくるがすごいと思う。
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