邪馬台国はどこですか? の商品レビュー
歴史ミステリと呼ぶには流石に無理があるというか、そもそもジャンル分け自体が無粋ではないかとも思われるような、あえていうならそれこそ宮田のサイトに倣って歴史エンタメ小説である。読後の第一印象は、「かなりギスギスしたゆっくり解説動画だったな」というもの。二人のやりとりはかなり激しく、...
歴史ミステリと呼ぶには流石に無理があるというか、そもそもジャンル分け自体が無粋ではないかとも思われるような、あえていうならそれこそ宮田のサイトに倣って歴史エンタメ小説である。読後の第一印象は、「かなりギスギスしたゆっくり解説動画だったな」というもの。二人のやりとりはかなり激しく、今の時勢に読むと若干ミソジニーっぽさも感じるが、きほには登場人物の質疑応答の中で歴史の珍解釈が語られており、この形はやはり一定の説得力を生み出すものである。 内容の是非を言うのは無粋であろうし、またそれを否定する史料も持ち合わせていないのでそこは「異なる見方を楽しむ」本として読んだ。
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- ネタバレ
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再読。 90年代の本なので仕方ないんですかね。 登場人物の一人も静香の口撃が酷いなと思いました。 聖徳太子とキリストの話が面白かったです。 代表作の邪馬台国はちょっと眠くなった。
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バーでの常連客の会話、それが逸れに逸れていつの間にやら歴史の話に……。 歴史のミステリーに推理を駆使して挑む作品なのだが、これが目から鱗、いやはや楽しめた。 様々な知識がてんこ盛りだが、衒学趣味ではないので気楽に楽しめる。 歴史上の人物の本当の姿、謎……目から鱗の短編集だ。実に楽...
バーでの常連客の会話、それが逸れに逸れていつの間にやら歴史の話に……。 歴史のミステリーに推理を駆使して挑む作品なのだが、これが目から鱗、いやはや楽しめた。 様々な知識がてんこ盛りだが、衒学趣味ではないので気楽に楽しめる。 歴史上の人物の本当の姿、謎……目から鱗の短編集だ。実に楽しい一冊である。
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ずっと気になってはいたけど、こういう感じの本だったのか(笑)! ミステリのランキングとかに入っていたので、タイトルはともかく普通に殺人の話だと思い込んでいたので、ビックリした。 面白かったのは冒頭のお釈迦様の話かなぁ。
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歴史ミステリという、あまり馴染みのないジャンルに初めて手を出してみた。 宮田六郎の論理展開と発想の豊かさに取り憑かれ、さくっと読んでしまった。
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おおおおおおもしろかったあ!!!! 説としては本当に突飛なのに、しっかり説得されてしまい、読み進めるうちにそうとしか思えなくなってくる。夢中で読んだ!
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邪馬台国岩手県説、これはかなり痺れた。 そのほかの章と突飛と言えば突飛だけど、うんうんと納得しまくりで読み応えがあった。 嘘本当はともかく、歴史に浪漫を感じる最高の一冊だった。
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歴史をほとんど知らない自分にとっては難しいところもあったが、宮田と静香の舌戦により気楽に楽しく読めた。毎回宮田に言い負かされる静香というテンプレに乗ってたため、人によっては退屈だったかもしれないですが… ブッダ、明治維新、キリストの話は面白かった
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トンデモ説で遊んでいる本. 邪馬台国東北説はともかく明治維新催眠術説だなんて巫山戯過ぎている.大好き. 歴史の知識がないので危うく信じかけた. 空飛ぶスパゲッティモンスター教の聖書を思い出す.
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「ぼくはね、ブッダの本当の悩みは、人生とか生とか死とかじゃなくて、奥さんの浮気だったと思ってる」 ブッダは悟りを開いていなかった、邪馬台国は東北にあった、聖徳太子は実在しなかった…… 夜な夜な繰り広げられる歴史談義で、雑誌ライター・宮田六郎は突飛な仮説を披露する。 「そんな、...
「ぼくはね、ブッダの本当の悩みは、人生とか生とか死とかじゃなくて、奥さんの浮気だったと思ってる」 ブッダは悟りを開いていなかった、邪馬台国は東北にあった、聖徳太子は実在しなかった…… 夜な夜な繰り広げられる歴史談義で、雑誌ライター・宮田六郎は突飛な仮説を披露する。 「そんな、まさか」と思いながらも、読み進めてみると「たしかにそうかも」と思えてくる。あくまでエンターテイメントとして書かれた小説ではあるけれど、近年、教科書から「聖徳太子」表記が消えるの復活するのと話題にもなったので、ひょっとするといつか東北で卑弥呼の墓が見つかったりするのかも……
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