邪馬台国はどこですか? の商品レビュー
解説にもあるように「歴史に詳しくない人」でもさらりと読ませてしまうのは素晴らしい……んだけど、物語性が薄いので「何か歴史について語っているね」という印象しか持てず、残念。 もっと歴史オンチもしくはマニアなら楽しめたんだろうか。
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難しいことはいらない、知識なんてそこらへんにおいておいても大丈夫。 大学生の頃にたまたま見つけ、以来ずっと愛読している本です。 日本史の教科書や通説を頭から信じず、ちょっと考えるようになったきっかけでもあります。 しかし、読むのに苦労するタイプの本ではなく、娯楽の色合いが強いミ...
難しいことはいらない、知識なんてそこらへんにおいておいても大丈夫。 大学生の頃にたまたま見つけ、以来ずっと愛読している本です。 日本史の教科書や通説を頭から信じず、ちょっと考えるようになったきっかけでもあります。 しかし、読むのに苦労するタイプの本ではなく、娯楽の色合いが強いミステリーです。 内容を検証するための知識がなくとも、するりと読めて納得させられてしまう作品です。 ちょっと雑学系に飽きた方へお勧め。
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連作の歴史考証バトル。 仏陀、邪馬台国、聖徳太子、織田信長、勝海舟、イエス。 幅広い分野(時代)の謎を扱っていて、その発想の斬新さには脱帽ものです。 全て、実証かと言われると、推論だと言ってしまう事になりますが、宮田さんの発想の面白さと快活さには思わず頷いてしまいます。 とても...
連作の歴史考証バトル。 仏陀、邪馬台国、聖徳太子、織田信長、勝海舟、イエス。 幅広い分野(時代)の謎を扱っていて、その発想の斬新さには脱帽ものです。 全て、実証かと言われると、推論だと言ってしまう事になりますが、宮田さんの発想の面白さと快活さには思わず頷いてしまいます。 とても、愉快で面白い作品集です。
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私は歴史は好きですがそれほど詳しいわけではないので、この本の内容が学問的にどれだけ信頼できるものであるのかは分かりません。でもそれぞれの話が荒唐無稽でありながら「もしかしたらそうかも!」と思ってしまうような妙な説得力がありおもしろかったです。
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めちゃめちゃ面白いです。中途半端に歴史が好きな人はぜひ。この中途半端というのは、「全然興味がないわけでもなく、学者研究者でもない」という意味で他意はありませんので念のため。 もともと私は、歴史が好きだが知識は中途半端という人なので、とても楽しかったです。読んでいくにつれ、少ない...
めちゃめちゃ面白いです。中途半端に歴史が好きな人はぜひ。この中途半端というのは、「全然興味がないわけでもなく、学者研究者でもない」という意味で他意はありませんので念のため。 もともと私は、歴史が好きだが知識は中途半端という人なので、とても楽しかったです。読んでいくにつれ、少ない知識をすべてひっくりかえされ、宮田の説に洗脳されていく自分を実感できます(笑) 誰か岩手県発掘してくれないかなあ~とか思ってます。ふふふ。
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鯨氏の作品は色々読んだけれど、デビュー作のこれが一番面白いと思うなあ。続編の新世界の七不思議もいいけど、やはりこの作品が一番面白い。 特に表題である邪馬台国の場所が東北とする新説については、ぐいぐいと引き込まれて読みました。 バーで酒を飲みながらの議論、という形をとっている...
鯨氏の作品は色々読んだけれど、デビュー作のこれが一番面白いと思うなあ。続編の新世界の七不思議もいいけど、やはりこの作品が一番面白い。 特に表題である邪馬台国の場所が東北とする新説については、ぐいぐいと引き込まれて読みました。 バーで酒を飲みながらの議論、という形をとっているのも楽しく物語を読み進めていく重要な設定だな、とも。
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……日本史弱い私には痛い。つらい。だって、どこからどこまでがきちんとした史実なのかが分からないじゃないか~。もうこれ一冊まるまる信じ込んじゃいそうだわ。たぶん、最大限に騙されている読者だと思います(笑)。
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一体どこまでが真面目な考察で、どこからがネタなのか? 恐らくこの本を読んだ誰もがそう訝しむだろうが、それと同時にいつの間にやら独特の世界に浸かり切ってしまうこと必至。 トピックの選定からそれぞれの取材・研究量など、実に感嘆すべき一冊だと素直に思う。 この本を楽しむ時に、細かいア...
一体どこまでが真面目な考察で、どこからがネタなのか? 恐らくこの本を読んだ誰もがそう訝しむだろうが、それと同時にいつの間にやら独特の世界に浸かり切ってしまうこと必至。 トピックの選定からそれぞれの取材・研究量など、実に感嘆すべき一冊だと素直に思う。 この本を楽しむ時に、細かいアラ探しなどというマネは極めて無粋。 一つだけ思うところがあるとするならば、章の並べ方、であろうか。 私見に過ぎないが、本書の後半に収められている章になればなるほど、小さな矛盾が目立ったり、有無を言わせぬ説得力が希薄になっているように感じた。 宣伝文句の言うところの“コペルニクス的転回”は、前半の内容によりダイナミックに表れている。
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内容にはさほど面白味を感じなかったけれど(申し訳ない!), 登場人物の考え方に興味を持ちました。 研究者が倣うべき考え方ではないかと。 クリティカルシンキング?
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歴史の定説をひっくり返す雑学系ミステリ(?)前半部分は「すげー」と面白く読ませてもらった。後半に行けば行くほどキャラクターの影が薄くなり、「物語の登場人物」ではなく「作者の主張」「自説に対する反論」みたいになっていくのが惜しい。友人曰く鯨さんにキャラクターを求めるなとのことですが...
歴史の定説をひっくり返す雑学系ミステリ(?)前半部分は「すげー」と面白く読ませてもらった。後半に行けば行くほどキャラクターの影が薄くなり、「物語の登場人物」ではなく「作者の主張」「自説に対する反論」みたいになっていくのが惜しい。友人曰く鯨さんにキャラクターを求めるなとのことですが。いちばん好きなのは織田信長のエピソード。
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